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同窓会での悲劇

作者: 南風 リン

今日は同窓会があり、私は都内のレストランにいた。午後の7時頃、厨房から耳をつんざくような悲鳴が聞こえた。と同時に真っ赤な炎があがった。みんなはドアや窓に駆け寄っている。そうこうしているうちに炎が迫ってきた。みんなが次々に倒れていく。目の前がかすみ、足下がフラフラしてきた。もうダメだとあきらめたとき、入院しているはずのお父さんがレストランの入り口にに立ち、手招きしている。私は必死にお父さんのところへ向かった。やっとの思いで外に出て、うしろを振り返るとお父さんがレストランとともに炎につつまれていくのが見えた。私は気を失ってしまった。気がつくと病院だった。お父さんの入院している病院。お母さんの声がした。

「明子!生きていて良かった。生き残っていたのはあなただけだったのよ。」

「お父さんっ!」

「お父さんがどうしたの?」

私はあの夜起こった事を全てお母さんに話した。するとお母さんが

「お父さんはあの夜私と一緒に病院にいたのよ。もちろん火傷なんかしてないわ。なんならお父さんに会ってみる?」

私はお父さんの顔をみてゾッとした。お父さんの顔は真っ赤にただれていた。まるで火傷したみたいに。

-END-

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