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第1話 事件発覚(1日目)

 中谷はこの日、レストランで食事をしていた。食べ終わってから外に出ると晴れ予報になっていたが、小雨が降ったり止んだりしていた。すると、電話が鳴る。"中谷、事件だ。" 係長からの電話だった。


 事件は岡山県倉敷の雰囲気のある古民家で起きた。殺されたのは老人の夫婦で、有村和也さん(67歳)と有村文野さん(65歳)だ。2人とも背後から心臓をひと突きだった。しかし、他に外傷はなく抵抗して物が散乱した様子もないことから、顔見知りの犯行で被害者が油断している隙に背後から襲い、殺害したと考えられる。だが、家の中を物色した痕跡はあり、被害者の財布とスマートフォンがなくなっていたことから、強盗を装った被害者の顔見知りの犯行なのか、それとも被害者の家に入った強盗による事件なのかわからない。


 また、鑑識によると死因は出血性ショックで、死亡推定時刻は朝の4時ということだった。


 しかし、中谷は知っていた。あまり公にされていないが、同じ中国地方でもう一件老夫婦の強盗殺人事件が起こっていたことを。中谷は、その事件を捜査するためにこの中国地方に派遣されていた。


 この事件は倉敷署に特別捜査本部が設置された。


管理官 「えー、この中で数日前同じ中国地方で同じような殺人事件があったのを知っているものも多いだろう。数日前の事件との関係性はわかっていないが、おそらく同一犯であると思われる。被害者の周りを徹底的に調べて数日前の事件との繋がりを調べろ。」


一同 「はっ!」


 中谷はまず被害者の周辺を調べてみることにした。有村夫妻は2人子供がおり有村宗一、家入(有村)宮子という2人の子供がおり2人とも結婚している。また、被害者の男性の方の父親が生きていることがわかった。


 また、中谷は数字前の事件とこの事件は手口が一致しているため同じ事件だと確信した上で捜査を進めていた。今回の事件はヒモのようなもので首を絞め気絶させてから包丁でばつ印を書き、その真ん中に包丁が突き刺してあった。前回の事件は、睡眠薬で眠らされた状態でまず、マジックペンで丸を描きその中に包丁でばつ印を書きその真ん中に包丁が刺してあった。なぜ、包丁を刺す前に丸とばつ印をつけるのかわからない。


 また、盗まれている物も同じで財布とスマートフォンが無くなっていた。


 この2点を含めて考えると、数日前の事件と今日の事件は同じ事件だとみて捜査をすることにした。

中谷はふと時計を見た時にはすでに11時を回っていた。中谷は少し仮眠を取ろうと思い固い机にうつ伏せになった。中谷はこの事件は複雑なことになる気がした。

 

 

どうだったでしょうか?2週間後に2話を公開するので、わからなくならないようにブックマーク。いいね、ポイント評価お願いします。感想もお待ちしております。

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