表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/49

♯3 悪魔の取り分 6

警視庁捜査一課から退職し探偵社を立ち上げ、その後引退した男が血なまぐさい生活から切り離された落ち着くBARを見つけたところから始まるストーリー。


縁を切ったはずの世界から舞い込む事件がまとわりつく……


BARから出ずに推理するテレワーク探偵のミステリー。

 

「きた!大技出ますよ先生!」

 

「大技って?」

 

「この曲の後半でイービル小倉がマイクスタンドを両手で水平に持ち上げてグルグル回すんですよ、そういうパフォーマンスをするんです!」


相当興奮しているのだろう。説明が早口になる河口君の話を聞きながら画面を観る。すると男は一度掴んだスタンドをパッと離して両手を広げて歌い続けた。

 

「あれ?おかしいな、やらないな、『エデンのプロペラ』。」 


首を傾げる河口君。

 

「技名だっさいな」


魔界のセンスについていけない人間界の私は冷静にツッコミながらも画面のライブを見続けた。


その数十秒後にイービル小倉はマイクスタンドを持ち上げ例のパフォーマンスをしだし


「あ、ほらほら先生これこれ!これですよ『エデンのプロペラ』」 

 

 グルグルと回すためスタンドに括りつけていた蛇のレプリカのいくつかが遠心力で外れ飛び、ステージや客席の最前列付近にバラバラと落ちていく。そのうちの一つが蠢いたように見えたが激しく打ち付けられ地面でバウンドしたようにも思えた。

 

それから十数分間。苦行の時間、いやライブは続いていた。


「…おかしいな」


河口君が首を傾げ始める。


次回へ続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ