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♯2 甲州 7

警視庁捜査一課から退職し探偵社を立ち上げ、その後引退した男が血なまぐさい生活から切り離された落ち着くBARを見つけたところから始まるストーリー。


縁を切ったはずの世界から舞い込む事件がまとわりつく……


BARから出ずに推理するテレワーク探偵のミステリー。

「…この家に…?」

 

「かもって段階だよ今は。両親以外に誰が住んでるの?または出入りしてるの?」

 

「…奥さんにきいてみます」


数分経って返事が返ってきた。

 



「もしもし先生?わかりました。メイドさんと専属の料理人がほぼ毎日、誘拐された御子息の家庭教師が週一、庭師が隔週でこの家は来るそうです」


「なるほどね。申し訳ないけど彼らに当日の行動を聞いてきてくれないかな。その場にいない人は電話でいいから」

 

「はい、わかりました。聞いてきます」

 

「で、必ずレコーダーで全員の会話のやりとり録音してきてね。終わったら再生して聞かせて。それじゃ」 

 

そう言い切ってふたたび電話を切った私は甲州を追加で頼んでいた。 

次回へ続く

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