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私がそれでも足りうる理由

作者: 甘味処 雨

有名になりたいと焦がれるのは

誰しもが考える。


誰かの心のうちに

住めたならそれは

私の身が朽ちてもそれは消えない。


いつ死ぬか分からぬ

この身で焦るのも仕方のないこと。


いっそ100年後も生きられたらと

想わぬ日はない。


だけれどそんなことは無理だから


こうやって刻むのだ。

私が生きた痕跡を

そして歩むのだ

悲しきこの世に

迷ってるあなたの側まで


自惚れて、うちひしがれて、

救われて、何も返せない。

そんな自分に嫌気が刺す。


変えたらとおもう。

生き様を、文章を、言葉を、

だけれど誰かの所為でなく

自分なりの書き痕で、


変えられない、生き様を

これは私があなたに贈りたいものだから、

私でしか贈れないものだから、


変わったとて、改心したとして、

改竄したとして、

それで私は残れるだろうか。


誰かの真似で、誰かの模倣で、

それは果たして私なのだろうか。


私はまだ先がある。


今は不甲斐なくても

どうか待っててほしい。


いつか、いつの日か、

うちひしがれてるあなたを

今、途方もない道に迷ってる

あなたのそばにいってみせるから、


それが私の生き様だと

笑ってあなたに誇れるまで







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