第四十八話 『武芸百般』LV3
第四十八話!!今回はまた鑑定回です。
ダンジョン『アークトゥルス』の称号系スキルを全て獲得した僕は、『鑑定屋シルク』に向かっていた。今日も昨日と同じ時間帯なので、結構混んでいるんじゃ……
そう思っていた時期が、僕にもありました。いざ『鑑定屋シルク』に着くと、誰も人がいなかった。…なんでだろう?
「ラルクくん、どうしたんだい?」
「わっ!シルクさんっ!?」
背後からシルクさんの声が急に聞こえてきて、つい驚いてしまう。ルキアさんに話しかけられるのは慣れたのに…じゃなくて!なんで後ろに?店の中にいるはずでは…
「今日は定休日だよ?ラルクくん」
あ、そうだったのか…だったら帰るしかないか。……当たり前のようにシルクさんに心を読まれたことはもう気にしないことにしよう。
「そうですか…じゃあまた明日よろしくお願いしま「鑑ていくかい?」……はい?」
「だから、鑑定していくかい?君のことだ、また面白いことになっているんだろう?」
「え…いいんですか?」
「ああ、君は鑑定していて楽しいからね」
どういう基準なんだ?でも、シルクさんがみてくれるっていうなら…
「それじゃあ……お願いします、シルクさん」
「じゃあ、入った入った!準備をするから、少し待ってておくれ!」
そう促され、僕は『鑑定屋シルク』の中に入っていったのだった。
「ねえラルクくん、これはなんだい?」
「シルクさん、それはステータスですよ」
「ハハハ、こんなスキル欄ほとんど見たことないんだけどなぁ?」
「シルクさん、一応現実ですよ。安心してください」
「ラルクくん、そういえば私、思ったことがあるんだ」
「僕もですよ、シルクさん。多分…」
「「このくだり、前もやってる」」
「ハハハ、面白いね」 「ハハ、そうですね」
「「ハハハハハハハハ」」
……はっ!僕たちは今まで一体何を……確か鑑定されて、ステータスがまた壊れてて…そう!それだ!僕のステータスがとんでもないことになっていたんだ!!
ラルクのステータス(特訓後)
ラルク LV.61
職業:冒険者
HP 61000(73600)
魔力 61000(73600)
力 61000(235520)
器用 61000(141320)
敏捷 61000(282600)
運 49
固有スキル 『武芸百般』LV3
ノーマルスキル
基礎スキル
『剛力』LV10『頑丈』LV10『精密動作』LV10
『神速』LV10『魔力操作』LV10
通常スキル
LV1
『火炎耐性』『突進』『突撃』『瞬足』『空中歩行』『擬態』『アスレチック』
LV4
『当身』『ステータス鑑定耐性』『剣術』『体術』『見切り』『フェイント』
LV5
『粉砕』『影分身』『跳躍』『受け流し』『鋼の心』『鋼の肉体』『不屈の精神』『縮地』『分身』
LV6
『思考加速』『覚醒』『身体強化』『威圧』『衝撃』『索敵』『魔法強化』『投擲』『体力回復』『気絶耐性』『渾身の一撃』『魔力回復』
派生スキル
『陽炎』『第六感』『応用』『刺突』『反撃』『防御の型』
『一本投げ』『足払い』『袈裟固め』『意思を継ぐ者』
称号系スキル
『チャージゴートの覇気』『ホーンラビットの覇気』
『タックルウールの覇気』『リザードマンの覇気』
『レッサーフレアリザードの覇気』『マグマスライムの覇気』
『レッサーフレアリッチの覇気』『ゴブリンの覇気』
『ウィンドウルフの覇気』『バトルコングの覇気』
『ボクサーカンガルーの覇気』『オーガの覇気』
『ワイルドウルフの覇気』『レッサーアースリザードの覇気』
『レッサーアースリッチの覇気』『ブロックロックの覇気』
『アスレチックモンキーの覇気』『エアモモンガの覇気』
『レインボーバードの覇気』『コンシールカメレオンの覇気』『アーマービートルの覇気』
『キラースタグビートルの覇気』『ジャンプスクオロルの覇気』『センスバタフライの覇気』
『レッサートレントの覇気』『インテリエイプの覇気』『ミノタウロスの覇気』
『ビックオークの覇気』『ロックリザードの覇気』
統合スキル
『初級魔法・全属性』LV-
『中級魔法・全属性』LV-
『上級魔法・全属性』LV-
『無詠唱・初級魔法』LV-
『無詠唱・中級魔法』LV-
『無詠唱・上級魔法』LV-
なんだこれ。もう、ノーマルスキルの数が50を超えていることはよしとしよう。なんとなく予想はついていた。問題はステータスだ。全部レベルの限界値まで届いてしまっている!流石にこれはおかしいんじゃ…やっぱり『武芸百般』って壊れてるな…いつの間にかレベル3になってるし……
「え、えぇぇぇ!武芸百般のレベルが上がってる!!??」
ルキアさん、いつの間に言ってたんだ!?多分聞き逃してたんだろうな…と驚いていると、シルクさんも意識を取り戻した。
「……っは!ラルクくん、私は夢をみていたようだよ!あはは…たった4日で称号系スキルを30個くらい手に入れてたんだ、笑っちゃうよね!」
「だからシルクさん、現実です…」
その後、シルクさんに現実を認めさせるのにまた時間がかかったのは、言うまでもないことだった………
20分後
「ごめんよ…ラルクくん、取り乱していたよ…本当に君おかしいよね?なんで4日でこんなことになるんだい?」
「もう考えないことにしましたよ」
「そうなのかぁ。」
シルクさんが諦めた顔をしながら呆れたように言う。ルキアさん、あなたが正しかったです……。
という話は置いといて…問題はレベルアップした『武芸百般』の能力だ。僕は『武芸百般』の能力を見たいと念じる……するとそこには……!
『武芸百般』LV3
状況に合わせた使用すべきノーマルスキルが自身の経験に基づいて理解できるようになる。
………『第六感』と能力被ってないか、これ?
次回から大幅に物語が動き始めます!!そろそろ王都に……!?
間違いを修正しました。 応用→第六感




