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第十四話 魔石を売りに行こう

タイトル変更いたしました!


そして…なんと総合評価ポイント100突破です!!!

本当に…本っっっ当にありがとうございます!

今度は500ポイント目指して頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!

4日目


 今日も第一層でゴブリン46体、ホブゴブリンを15体倒した。運はまだ続いているようだ。ホブゴブリンファイターとの戦いでレベルアップしたおかげか、ホブゴブリンも瞬殺できるようになった。


 しかし、スキル「投擲」が使えなくなってしまった!理由は簡単だ。今の僕のレベルは8。力が強くなってしまったので、ゴブリンに対して「投擲」を使用すると、体が吹き飛んで魔石が何処かへと行ってしまうのだ…

 

 ということで、スキル「隠密」の練習がてら、出来る限り近づいて「渾身の一撃」を叩き込む戦法に変えた。


 なぜわざわざ「渾身の一撃」を使用するかというと、このスキル、レベル5になってからはレベルアップに必要な条件が変わるのだ。その条件とは、


「『渾身の一撃』で500回トドメを刺す」


 というものだ。なので僕はこれを使って100回くらいトドメをささなければならない計算だ。


 明日から、頑張らないとな…




 5日目


 今日はダンジョンでゴブリンを30体ほど倒した後、何か変な感じがした後頭の中に声が響いてきた。


「レベルアップしました」

「スキル『渾身の一撃』がLV6にアップしました」


 …なる程。スキルの成長条件が変わったノーマルスキルは、レベルアップ時に頭の中に声が響くようになるのか。親切設計だな。


 ということで少し狩った数は少ない気もするが、ダンジョンから出て今日は貯めていた魔石を冒険者ギルドに持っていくことにした。


 ということでやってきました冒険者ギルド。今日は昼間に来たからみんな依頼に出ているのであまり人がおらず、受付は空いていた。

 僕は前に受付をしてもらった人に依頼の分の魔石を出した。ちなみに全部ゴブリンの魔石である。

 

 ホブゴブリンの魔石や、ホブゴブリンファイターの魔石は別の受付で買い取ってもらうからだ。


 ということで達成料の銀貨二枚をもらった後、僕は魔石買取の受付に移る。


 「魔石を売りに来ました」


 そう受付嬢さんに言う。


 「分かりました。それでは、ギルドカードをご提示下さい…ああ、Fランク冒険者のラルクさんですね?確認いたしました。魔石をお出しください」


 そう言われたので、家から持ってきたおよそ140個のゴブリンの魔石を入れた袋、20個ほどのホブゴブリンの魔石の袋、そして一番大きなホブゴブリンファイターの魔石をカウンターに置いた。


 「お願いします」


 そう言っても、受付嬢さんはなぜか動かない。何かおかしかっただろうか?


 「どうかしましたか?」


 「…!?し、少々お待ちください…」


 受付嬢さんが何か驚いているようだ。なんでだ?一人前のEランク冒険者ならこのくらいわけないのに。


 「…すみませんでした。少し多いなと驚いてしまい…えっと、買取ですね。ゴブリンの魔石が136個×鉄貨5枚、ホブゴブリンの魔石が20個×銅貨8枚、ホブゴブリンファイターの魔石が銀貨5枚で、金貨2枚と銀貨7枚、そして銅貨8枚となります」


 結構高く売れたんだな。これとさっきの依頼の達成料と合わせて、金貨3枚以上になる。


 (よし、明日鑑定士の店に行こう)


 いっぱい稼げてよかったな…そう思いながら、僕は帰路につくのだった。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 少し違和感が。 ラルクの居る所から王都って近いの? 仮に王都まで1週間かかったとして、10歳の女の子が環境変わった状態で着いて即訓練してダンジョン潜る? また王命で呼ばれてるのだから着…
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