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第十二話 レッツ、レベルアップ!

総合評価ポイント、50ポイント達成いたしました!読んでくださった方、評価をして頂いた方、本当にありがとうございます!これからもよろしければ読んで頂いて、できれば評価を貰えると幸いです!

 その日も合わせて僕は5日間、ダンジョンへと潜った。

これも話のネタになるよう、手帳に記しておく。


 1日目


 初めてゴブリンを倒した後、僕はダンジョンの中を歩き回って合計18体のゴブリンを倒した。主に奇襲で。

すると、頭の中に声が響く。


『レベルが上がりました』


 やった!初レベルアップだ!なんかちょっとだけ体軽くなった気がする!そう思った僕は、さらにゴブリンを10体ほど狩った。


 そうしたら体に変な感じがしたので、スキルを取得したのだろうと思い、その日は帰って教会に向かった。


 すると、なんとスキル「隠密」LV1を獲得していた。

詳細は省くが、奇襲を繰り返し行うことで得られたのだろう。これでさらに奇襲しやすくなるな!


 あと、教会で鑑定してもらうと僕自身のレベルがちゃんと1上がっていた。これによりステータスが、



ラルク LV.2

職業:冒険者


HP 24

魔力 24

力  30

器用 18

敏捷 36

運  31


固有スキル 『武芸百般』



となった。ノーマルスキルは書くと長くなるので割愛する。ステータスはまだまだ弱いが、それでもやっていけそうな気がした。



  2日目


 今日は昨日取得したスキル、「隠密」を使おうと思う。

 これは、常に発動を意識し続けなければならないスキルであるが、発動中は他者から自分が認識されづらくなる。


 実際、ゴブリン相手だと目があったりしない限りバレなかった。なので、僕は34体ほどゴブリンを狩った。


 レベルも1上がった。


 そんな感じで狩りを続けていると、レアモンスターのホブゴブリンを見つけた。このモンスター、普通のゴブリンの10倍以上の力を持つので、絶対近づかれてはならない。


 僕は立ち去ろうとしたが…みつかってしまった。


(これはっ…まずい!来るっ!)


 僕はホブゴブリンに咄嗟に向き直り、足を構える。そして近づいてきたところに…


「くらえ…『投擲』っ!!」


 思いっきり石を投げつけた。その石はホブゴブリンに着弾し、腹に風穴を開けた。


「グギャェ!」


 そう言ってホブゴブリンは吹き飛んで絶命した。


『レベルが上がりました』


 うん、経験値美味しい。そう思いつつ魔石を取り出す。ゴブリンよりも少し大きい、丸いドアノブくらいの大きさの紫色の魔石だ。


 その後ゴブリンを22体、ホブゴブリンを2体倒し、レベルがさらに2上がったところで帰った。

 

教会でステータスを確認すると、運が84もあった。明日はいいことあるかも。


 3日目


 今日は階層ボスに挑んだ。

 第一層のボスは「ゴブリンファイター」という魔物で、討伐推奨レベルは5だ。

 僕のレベルも5なので丁度いいはずだ。


 ということでゴブリン13体とホブゴブリンを2体ほど屠りつつ、階層ボス部屋の前に着いた。さすが運80。めっちゃレアモンスター出るね。

 

 階層ボスの部屋に続く僕の背丈の2倍ほどの大きさのある扉を開け、中に入る。

 

 すると目の前には円形のフロアがあり、その真ん中にはゴブリンファイターが立って…ん?何か違くない?そう思って僕はよくそのモンスターを見た。


 すると、そこに立っていたのはレアのボスモンスター…推奨レベル12の、ホブゴブリンファイターだった。


「運が良いのか悪いのか解らねぇ!」


 よし逃げよう。そう思って振り返るが…ボス部屋の扉は閉まっている。一度入ると5分は開かない仕組みなのだ。これで僕はもう逃げることができなくなってしまった…


 僕はどうやら、とんでもない格上とやりあわねばならないようだ…!そう、覚悟を決めた。

第一層は、基本自分のことで精一杯なダンジョン初心者が挑むところなので、他の冒険者との掛け合いとかはまだありません!ごめんなさい!

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