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精霊王の庭   作者: 葉月秋子


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13 古い諍い


「渡り人の方々は、皆、獣人に興味がおありなのね」


「そりゃあ、俺たちの世界にはいないからなぁ。

 もふもふ愛と動物変身談と言えば、むこうではおとぎ話の定番だ。

 こっちに来て一番わくわくしたファンタジーだ」


 うさ耳のバニーちゃんや猫耳少女がいないのはちょっと残念だったけどな。

 ありゃ、いかん、つい口調が戻っちまった。

 

「おとぎ話ではありません。

 こちらでは、長い戦いの歴史があるのです。

 人族がこの大陸の覇権を勝ち取ったのはそれほど古い話ではありません。

 獣人族は敗者、戦に負け、敗退した、劣った者たちです」


 それで、この貴族制社会の、底辺の者となったわけか。


「この国はノアルダームのように人間至上主義を貫き、徹底して他者を排斥しているわけではありませんわ。

 獣人族の権利も認め、法に従うものには、きちんと国民としての扱いをしているのです」


 お貴族様にゃ、なれないがな。

 

「俺は長い事グレイたちと冒険者をやっていたからなぁ。

 その頃、いろいろな獣人の種族と知り合った。

 彼らの昔話は、こう始まるんだ。

『昔々、まだ人族がこの世界に現れなかった頃』とな」


 マリッサはきょとん、とハルトを見上げた。








 

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