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精霊王の庭   作者: 葉月秋子


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2 『精霊のいとし子』2


 黒い狼の人は、『風』の「ぐぇい」

 黄色い狼の人は、「あーゆ」

 猫さんの人は「えんな」で、熊さんの人は「りんろー」

 お唄の下手な大きな声の「あるとー」は『明るいの』で大きく。

 お歌でお話してくれる「いっさ」は良い匂いで柔らか。


 お耳で聞く音と違うけど、お口がうまく動いてくれないの。


 もっといろんな人たちがいるけど、おなまえおぼえなきゃいけないんだけど、すぐになんだかわかんなくなっちゃう。


『みんな』に聞いても、むずかしいねって笑うだけ。

『みんな』も、『王しゃま』のおうちにいたときより、少なくて。

 まえみたいにいっぱいあそんでくれない。


 お歌をいっぱい歌ったのに。

『みんな』といっぱい歌ったのに。

『王しゃま』のために歌ったのに。


『もう、人の世界にお戻り』って。

『嫌なことはみんな忘れて、やり直そうね』って。


 でも、『王しゃま』が大好きなお歌は、忘れないから。

 もっといっぱい、歌うから。

『みんな』といっぱい歌うから。


 聞いててね、『王しゃま』

 大好きな『王しゃま』


 いっぱい、いっぱい、歌ってあげるね。

 

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