とある馬鹿の挑戦
掲載日:2026/05/01
小説家になろうにおいてよく見掛ける出版社主催のコンテスト。入賞すれば賞金が、それ以上に書籍化という確約が待っている。ジャンル不問で文字数不問、完結していなくても問題なし?
ならばダメ元、挑まない理由はないですよね?
──というわけで、ささっと作品を書き上げて……って、文字数がちょっと厳しいな……。
でも、そんなもの水増しすればなんとでもなる。
この時点で169文字だからもうちょっと書き足せばいいだけだ。
ほら、これであっさり最低の200文字突破。これで投稿も可能になった。
あとは応募キーワードを設定して投稿すれば出来上がり。チョロいもんだ。
というわけで、果報は寝て待て。
人事を尽くして天命を待つ。結果は神のみぞ知るところ。
さて、それじゃあ寝るとするか。
──だが、この時の私は肝心なことを忘れていた。
これは『小説大賞』だということを。
つまり“小説”でない“エッセイ”で応募しても意味がないということだ。
こんな初歩的な不文律に気づいたの応募締め切りを過ぎた翌日。
いかに基本的な常識なとはいえ、ちゃんと明記していてほしかった……。
念のためですがフィクションです。
いかにお馬鹿な私といえど、さすがにこんな馬鹿はしません。(笑)




