14 自分を大切に、しようと思いました
学園に行くまで後一ヶ月に、なりました
使用人を連れて、行く子達も無事決まり
セシルは、精霊獣を使役し
私は?と言うと
社交ダンスに、苦戦中
社交ダンスは、前の人生で使わないと言われ
教えてもらえなかった・・・
「リリスさん!余計な事を考えては、ダメです」
「足を、出しなさい!」
「はい、ごめんなさい」
「うっ!」
痛い、
鞭で、叩かれるのって普通なのかな?
わからない、前の人生でもされていたから
「次は、礼儀作法ですお茶を飲んでみて?」
礼儀作法は、完璧なのに・・・
「ここ、間違っています!」
「パンッ!」
「今日は、終わりです」
「・・・直しさなきゃ」
「リリス!社交ダンスの練習しない?」
「いいですよ!」
「リリス、上手いね!」
「そんな事ないよ!いつも叩かれてばっかだし」
「叩かれる?何で」
「明日、僕にもみせて!」
「授業」
「別に、いいですよ?」
「今日は、ぼくも一緒に受けるよ!」
「いっ一緒に!」
「ダメ?かな」
「いいですよ」
「リリスさん始めましょうか、」
「すみません!足、踏んじゃいました」
私は、いつものように足を出しました
ですが、セシルはびっくりした顔で・・・
「なんで、リリスは"足"を出してるの?」
「え?ミスを、したら鞭で叩かれるんじゃないの」
「先生!リリスに、何をしたんですか!」
「私は、何も!」
「ウソじゃない!何回も体を!」
「黙りなさい!リリス!」
「はっ!しまっ!」
「リリスに、いつもそんな言葉遣い
それにそんな態度を!」
「この、外道を鞭打ちにし追い出せ」
「セシル様すみません、そこし間違えただけです」
「どうか、もう一度チャンスを!」
「何が、どうなったら間違えるのかな?」
「二度と公爵邸に、足を踏み入れるな!」
「そして、リリスに二度と近づくな!」
「リリスの、ばか!」
「どうして、早く言ってくれなかったの?」
「鞭で、叩かれるのって普通なのかなって
分からなかったんです。本当に、すみません」
「こんな事されたって知られたら、
公爵家の評価が下がってしまいますよね、」
「リリス、そう言うわけじゃないよ」
「リリスの、事が心配だから怒ってたんだ」
「評価とか、そんなものじゃない」
「リリス、君自身を大切に思ってるからだよ?」
「だから、自分の事もこれからは
考えて欲しいんだ」
そんなに、私の事を
「セシル様、その 改めてすみません」
「自分の、事を考えていませんでした」
「そっ、それでいいよリリス」
「お腹、空いたよね12時だし」
「ご飯、食べに行こ!」
「リリス!」
「分かりました!セシル様!」
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