11 使用人選定!前編
「リリスって、侍女とか護衛って決まってるの?」
「侍女に、する人は1人だけきまったよ!」
「護衛とかは、まだ・・・」
「連れて行く、メイドもまだですねー!」
正直な話、私に護衛とかいらない・・・
ジゼルが、私の事を守ってくれるから
けど、そろそろ選ばなきゃなー
公爵の、地位が底に落ちるからね!
「今日、選ぶ事にします!」
だけど、1人はもう決まってる!
それは!
私が、伯爵家に居た時・・・
一回だけ、違法だった奴隷を売っている
競馬に、連れて行かれて
その時に、居た人たちを引き取ろうと思う
その時は、何も出来なかったけどいまなら!
そのためには、まず・・・
「セシル様、私今日出かけてもいいですか?」
「え?何言ってるの?リリス?」
「行きたい所が、あるので!」
「1人は、ダメだ!」
「大丈夫です!私の侍女と行くので!」
「ね!ジゼル?」
「はい!リリス様!」
だけど、侍女だけじゃ・・・
「大丈夫!だって、私強いから!」
「何かあったら、守ります!
なので安心して下さい!」
こうして、許可をもらった・・・
ジゼルには、最初に言っておいたからね!
こんな事も見据えて!
「リリス様、行きますか?」
「え、もちろんよ」
「今は、夕方6時ごろ・・・」
「後、2時間で始まるわ・・・」
「作戦は、リリス様が囮として・・・」
「私は、従順な侍女ですが」
「今は、友達としてパートナーとして」
「言わせて下さい!」
「パートナーとしては、
慎重に、そして!死ぬな!リリス!」
ドストレートー
「友達としては一緒に生きて家に帰ろ!」
「もちろんじゃない!私は、負けない!」
「ここで死ぬなんて、私自身も許せないから!」
「では、行くよ!私の腹心!たる、友よ!」
「はい!友たる、世界で1人だけの相棒!」
「おじさんたちだーれ?」
「なんだお前!」
「こいつ!顔が整ってるなー」
「おい、こいつも出さないか?」
「たしかに、いいかもな!」
「天才じゃないか!」
「そうだろ?」
よし!かかった!
「おいで、お嬢ちゃん〜」
「分かったー」
私は、上手くいったけど
ジゼルは、大丈夫かな?
「お前、貴族じゃないだろ?帰れ!」
このやろー、やったろっかなー
「お金は、あるので大丈夫です・・・」
「はあ?ウソつくな!」
「コレみても、そう言えます?」
「こんなに!これで、いいですか?」
「すまなかった・・・とーっていいぞ!」
「ありがとうございます、」
「もう、始まる!」
「商品番号、1番!黒髪にルビーのような目の男!
年齢7才!1000銀貨から開始いたします」
はー違った・・・
「1500、2000、3000でました!
他に、居ませんか?」
「落札!」
「後で、お渡しいたします!」
「商品番号、2番!雪のような髪に、真っ白な瞳
8才3000より開始します!」
!!!!!
「リリス様!」
さあ!使用人選定の始まりよ!
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