ポーカーフェイス
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:ポーカーフェイス
僕は今、学校でいじめられている。
力自慢な奴が1人いやがって、そいつが仲間を連れて
僕のところにいつも来るんだ。
力自慢「おい、今日は金ちゃんと持ってきたか?」
「僕、そんなお金持ってないよ、もうやめてよ」
力自慢「うるせえ!」
「ぐわあっ!」
そんな感じでいつもやられてる。
先生に相談したところで…
先生「それは確かに気の毒だけど、やられる側にも問題があるんじゃないのか?」
なんて先生の役割は全然果たしてくれず、結局は知らぬ存ぜぬ。
何の対処もしてくれず、
僕のその暗黒のような時代はずっと続いていたんだ。
周りのクラスメートにしても
みんな見て見ぬふりをきめこんで、
助けてくれるやつなんか誰1人いない。
「…そっか、結局、友達なんか俺には誰もいなかったんだ。もういいよ。疲れた」
そんな感じである日、登校拒否を始めようとした。
でもその時、インターホンがピンポーンとなった。
父さんも母さんも今日は出かけていたので家には僕1人。
「はい…」と出ると、そこには黒ずくめの男が1人立っていた。
そしてその男は僕を見るやいなや、
「今日は学校だろ?どうして行かないの?」
と聞いてきた。
心の友達が欲しかったので、僕は一部始終を説明してやった。
するとその男はウルトラセブンに出てくる
ウルトラアイのようなメガネを僕に渡して…
「それで人を見ると良い。君の周りにいる人間が実際どんな正体だったのか?…それがわかると思うから」
「は?」
よくわからない事を言ってきたけど、
男はまた付け加えるように…
「あそれとね、その正体がわかったら『みんな人形だ』って言うんだ。それで君の悩みは解消される」
と言ってその場を立ち去った。
「ちょっと待って!」
と男を追いかけてみたけど、
角を曲がったところで男の姿はどこにもない。
「なんなんだろう…」
と思いながらも、僕はその男の言う通りにしてみた。
そして翌日。
学校へ行き、僕は渡されたメガネをかけて周りを見てみた。すると、
「うわっ…なにこれ…」
周りにいるクラスメイトの顔がみんな能面のような顔をしている。そして…
力自慢「おい、今日は金持ってきたか?」
といつものように、あの力自慢が
仲間を連れて僕のところにやってきたが、
その力自慢とツレ達の顔も全部、能面のようになっていた。
そこで僕はあの男が言った事を思い出す。
そうだ、あのセリフ言わないと…
「みんな人形だ…」
言った途端、目の前にいた力自慢とそのツレ達は
みんなバタ!バタ!バタ!と倒れ始め、
周りにいたクラスメイトもみんな同じように
バタ!バタ!バタ!と床に倒れてしまった。
「えっ!?」
と驚いてよくよく彼らを見ると、
「こ…これって…」
そう、今度はパーマンに出てくるコピーロボットのように
みんな人形になっていたのだ。
僕はその場からすぐ逃げ出した。
幸い先生が来る前だったし、誰も僕に気づいてなかったからか、
僕がその場にいた証拠を誰も知らない。
僕は今、別の中学校に転校した。
そこでとりあえず、学生生活を続けてる。
今んところは問題ない。
でも時が経って、人間関係が深まるにつれ、
トラブルというのは出てくるものだ。
その時こそ又あのメガネの出番かもしれないね。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=d0w9uRbJ9WQ&t=125s
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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