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The input to output  作者: ビーデシオン


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5/6

5 迅速な対応

インプット元:とある冷笑的なショートショート

===


「こんにちは。私は応答の悪魔です。あなたが望むなら、どんな質問にも答えますよ」


 とある企業経営者の部屋に、突然黒スーツの女が現れた。男は少し動揺したが、それを顔には出さなかった。


「ふん、悪魔と言うからには、契約でも結びたいのか?」

「はい。契約は結びたいと思っていますよ」


 なるほど、こいつは何かしらの交渉に来たらしい。男は目の前の女に少し興味が出てきたが、立場上、冗談に思えることでも、確認を怠ってはいけないとよく理解していた。


「当然、代償もあるんじゃないのか?」

「はい。一週間後に魂を頂きますよ」


 しかし男にはとても、女が真面目なようには見えなかった。


「相手をするのも馬鹿馬鹿しい。お帰り頂けるだろうか」

「はい。では帰りますね」


 男がそう吐き捨てると、女はやけに素直に答えた。

 直後、女の体が床に吸い込まれるように消える。

 男はしばらく呆然としていたが、少しして、先程自分が発した言葉が、全て質問だったことを思い出した。

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