第九話 異能力の覚醒
???「グオオオオオオ!!!!」
謎の空間の中には、死体以外にもゲームで見るような魔物がたくさん生息していた。
翔「おいおいおい!?!?なんだよこれ!?現実かよ!?」
謎の空間を受け入れていた翔も、流石に魔物には動揺を隠しきれない。
魔物は勢い良く暁達に襲い掛かってきた。
翔「危ねぇ!マジで死ぬぞ!?きっとこの死体も魔物に食い殺さた後なんだよ!」
女性「もういやああああああ!」
女性「はぁはぁ。」
女性「ああ、私ここで死ぬんだ。」
暁「あなたは死なない!いや死なない!」
暁が女性を抱きしめた。
暁「言ったじゃないですか、僕達が居るって...。」
暁「(だがどうする...俺は何の力もないただの人間。戦って勝てるはずがない...くっ!どうすれば...)」
暁「俺はこの事件の真実を暴くと胸に誓った。こんな所で死ぬ訳にはいかねぇんだよおおおおおお!!」
暁に小さな光が集まり始めた。暁の心の中の何かが覚醒した。
”光龍”
これが暁の異能力
光エネルギーを一つに集中させ、解き放つ。
その威力は核弾頭に匹敵する。
暁が手を掲げると魔物を一掃し、周辺が光を取り戻した。
しかし暁本人にも何がどうなっているのかが、理解できていなかった。
翔「す、すげぇ...。」
女性「凄い...。」
その謎の空間からは光龍の力により、出口が現れた。
翔「おっ!なんかよう分かんねぇけど、脱出するぞ!外に出たら状況整理だ。」
翔がそう言い全員で謎の空間から、脱出した。