第六話 作戦会議
暁達は事件に関する手掛かりを探っていた。
翔「一旦状況を整理しよう。まず最初に行方不明になったのは冴島勇?だったけか、この人が狙われた。」
翔「そして、その翌日また一人行方不明者が現れた。更にその翌日暁の親父さんと...。」
翔「それでだが、この事件の詳細に人が関わっているのか、それとも霊的な別のなにかなのか、そこを見極める必要があるな。」
衣舞「だよね~それにしても、仮にこれを人がやってるんだとしたら動機は何?霊的なものだとしたらどんな現象?あ~んもうぜんっぜん分かんない!」
翔「今どんだけ考えたって、手掛かりがないんだ、無駄だと思うぜ。」
翔「多分この調子だと、もうすぐに行方不明者が出るんじゃないか?」
翔の考えは恐らく当たっているだろう。
翔「つまりだ。俺たちは次の行方不明者を出さずに事件の尻尾を掴むあわよくば人を助ける。これで決まりだろ。」
翔は目標を決めた。
「了解。」
二人とも承諾した。
翔「じゃあ早速だが、今日の夜に作戦開始なんてどうだ。こんな不気味な事件早く終わらせるに越したことないだろ。それに事件に足を踏み入れる以上俺たちだって安全じゃねぇ。最善の注意を払って行くぞ。」
翔がそう言い、二人とも納得して今日の夜に作戦を開始する事にした。