第五話 九羅探偵団
関ヶ原紀彦 37歳
特別捜査官のリーダー。
坂本狂子 23歳
紀彦の助手で勘が鋭い。少し癖がある。
次の日
三日連続で、行方不明者が現れたので町は大混乱。警察も動く大事件だ。
さらに他の地域からも特別捜査官も派遣されるほどだ。
前までは何もなかった町とは思えないほどに、賑やかになった。
暁達は公園に集まった。
翔「しっかし、騒がしいなあ。」
衣舞「でもさあ、事件の真実を暴くって言ってもどうやるの?警察に任せておけばよくない?」
暁「うん。そりゃ警察にも任せるけどさ、だからと言って何もしない訳にはいかないよ。」
暁は強い意志を持っている。
翔「じゃあさ!俺らで事件を解決するチーム作らね?」
衣舞「お~いいね!!」
翔「じゃあ、無難に九羅市の事件を解決する九羅探偵団!とかどうだ?」
衣舞「それ賛成!!暁はどう?」
暁「あぁ、別に構わない。」
翔「じゃ!決まりだな!」
こうして、九羅探偵団が結成された。
一方そのころ、派遣された特別捜査官達は。
紀彦「何か手掛かりになる物は掴めたか?」
特別捜査官のリーダー紀彦は動揺している。
警察「いえ、特に何も...。」
紀彦「狂子!狂子はどうした!!」
狂子「はいは~い狂子です~」
紀彦「お前は頼むから少しは緊張感を持ってくれ...。」
狂子「ごめんなさ~い」
紀彦「なあ、狂子お前の鋭い勘は反応しないか?」
狂子「う~ん残念ですがまったくです...。」
紀彦「クソッ、お前の勘でも分からないか、お前の勘はよく当たって信頼できるのだがな...
しかし、何故三日連続の行方不明事件で証拠の一つも見当たらないのだ。」
特別捜査官達も手も足も出ないようだ。




