第四十四話 皆の力
暁がマガツヒノカミの攻撃で殺されそうになった時、突然暁の目の前が真っ白になった。
暁「ん?な、何だこれは....。」
すると突然暁が出会った人達の影を見た。
翔の声が聞こえて来た。
翔「暁....すまねぇ、俺結局何がしたかったんだろうな。お前は俺の相棒、でもお前はから見たら俺は何なんだ?」
暁「何言ってる、お前は俺の相棒だ。」
すると翔の影は笑ったように消え、次は衣舞の影を見た。
衣舞「暁、ごめんね。私暁の力にずっとなりたかった、けど何もしてあげられなかった...。」
暁「衣舞、お前は誰よりも俺達の事を心配してくれた、他に事件の事や日常面でも助けられてるよ、ありがとう。」
すると衣舞の影は笑ったように消え、次は光里の影を見た。
光里「ねぇ暁、私が何で君を気に入ったか?分かる?私が君を気に入った理由はね、君苗字が、"朝霧"でしょ、で私が"雨夜"。なんか素敵じゃない?暁が朝で私が夜、私が覆って暁が照らす。この事件もずっと私が真相を隠していたのかも知れないと思う。けど暁にあってその体から希望が見えたの。お願い暁、もうこの事件を終わりにしよう。」
そう言い光里の影は消えた。
次は紀彦の影を見た。
紀彦「朝霧君、それに他の皆や町の方々に迷惑をかけて本体に申し訳ない。本当は俺も参戦したかったが、どうにも体が動かなくて...捜査官なのに私は、出来損ないだ。この事件が終わったら、俺は捜査官を辞める事にする。だから頼む!世界を救ってくれ!!」
紀彦の影は消えた。
次は狂子の影を見た。
狂子「朝霧君、あの時は本当にごめんなさい。貴方が善意でやってるの分からなくて...というか私が一人で解決して、手柄を独り占めにしょうと考えたせいで...これを言うのもアレだけど、頑張って。」
狂子の影は消えた。
次は式島の影を見た。
式島「何やってるんだよ君は、正義がどうこう言ってたの噓だったの?やっぱガキの綺麗事だねぇ、ほら立てよヒーロー、俺が”闇”でお前らは”光”なんだろう?」
式島の影は消えた。
暁「皆...そうだな。俺が全て終わらせる。」
すると暁の心に沢山の力と勇気が集まり、暁の異能力が進化した。
「”龍神”」
異能力”龍神”、正義の力で悪を裁く。最強の異能力。
すると暁の意識が元に戻った。




