第二十九話 狂子の不気味な笑み
夜になった。
一方その頃、特別捜査官達は。
紀彦は体力も復活し、事件について色々と調べていた。
狂子「私、上がりま〜す。」
紀彦「狂子まて、お前最近やけに帰るのが早いな、別に疑っている訳じゃないが何をしている?」
狂子「いやー大した事ないですよ〜それにプライバシーの侵害ですよ〜」
狂子は何をしてるか言いたくないようだ。
紀彦「まあ、それはそうだが...俺にも教えれない事なのか?」
狂子「う〜ん、紀彦さんは信用できますけど、これは紀彦にも話したくない事ですね〜」
紀彦「そうか、まあそれはそれでいいが、珍しいなお前が俺にも言えない隠し事なんてな。まあ気をつけて帰れよ、お前も犯人に狙われる可能性だってあるんだしな。」
紀彦がそう言い狂子は帰った。
狂子「ふっふっふ、いや〜これからが楽しみです〜」
狂子は不気味な笑みを浮かべていた。
数時間前、暁達は男性が挙げた名前の人達の事を、警察の協力で、直接会い事件について話し合っていた。
しかし、誰一人もそれらしき証言は吐かなかった。
翔「いや〜ここまでやって手掛かり0とは、犯人巧妙すぎだろ。式島さんの言う通り回りくどく聞いても無駄だったしな〜いやー困った。」
暁達は犯人の尻尾が掴めず困っていた。
暁「とりあいず、今日はもう暗くなるし、また明日別の方法を考えよう。」
翔「まあそうだな、暁の言う通りもう暗いし、今日は帰るか。」
翔がそう言い、暁達は解散した。




