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第二十話 暁と光里の異能力

魔物達がだんだん近づいて来た。

光里「暁...準備はいい?行くよ!」

光里は手を掲げた。

光里「これが私の異能力。来て!”輝射カグヤ”」

すると無数の閃光弾が魔物達に降り注いだ。

魔物「グアアアアアアア!!!」

魔物達は消滅した。

光里「暁!そっちは任せたよ!」

暁「了解。」

光里は暁に期待している。

暁「”光龍コウリュウ”」

暁の後ろに大きな龍が現れた。

精神が強くなったのか、前に比べて龍がハッキリ見えるようになった。

暁が手を振りかざすと黄龍が魔物達に嚙みつき、高密度のエネルギーをお見舞いした。

魔物「グオオオオオオオ!!!」

暁達を囲んでいた魔物は消滅した。

翔「す、すげえ。」

紀彦「これが異能力か...。」

光里「暁やるじゃん!やっぱ私の見込んだ通り !」

光里は感心している。

暁「光里の異能力もまさか、ここまでの強さだとは。」

暁も光里を賞賛している。

翔「それにしても今の魔物、一体何なんだ?」

紀彦「あぁ、私も気になっていた。こんなもの見せられたら、異能力も魔物もこの空間も信じるしかない。」

光里「う~ん私もここは、何回か来た事あるけど、異能力は分かっても、魔物はいまいち分かんないんだよね~まああくまで仮説だけど、この空間も異能力って事ならあの魔物も異能力の一部って考えるのが妥当じゃないかな?」

光里もあんまよく分からないそうだ。

翔「そう考えるとこの空間の事といい犯人、化物級に強くね?」

翔は犯人の強さを図った。

すると衣舞が何かを感知した。

衣舞「ねぇ、話を遮るようで悪いけど、何か嫌な感じしない?魔物ではあると思うけど今までとは何か違うような...。」

衣舞の悪い予感は的中した。

奥から禍々しいオーラを放った魔物が現れた。

光里「何コイツ...始めて見た...。」

光里は戸惑っていた。

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