第十三話 中間テスト
翌日。
ホームルームが終わり暁達が話ていた。
翔「なあ、事件の事で頭いっぱいだけどさ、俺らもうそろ中間テストじゃね?」
翔が絶望した声で言った。
衣舞「あっ!本当じゃん...現実を教えないでよ...。」
衣舞も絶望していた。
翔「はぁ、これから勉強か...なぁ、お前も今日から一緒に勉強するか?」
翔が暁を勉強に誘った。
暁「事件の事も大事だけど、今は勉強が大事か...あぁ分かった勉強するか。」
暁も大人しく勉強をするつもりらしい。
衣舞「ねぇ九堂、なんでいつも暁しか誘わないのよ、私も誘ってよ。」
衣舞は少し寂しがっている。
翔「だって、お前このメンツの中で一番賢いし、何でもできるじゃん。」
衣舞「いやいや、そんな事ないし...でも普通に酷くない?私だけ仲間外れは嫌だよ。それに分からない所があったら、教えてあげるしさ!」
衣舞も翔達と勉強するつもりだ。
それから時が流れ、中間テスト当日。
翔「いよいよだな、中間テスト。やべ~自身ねぇー。」
衣舞「大丈夫よ、皆であんだけ勉強したんだもん。少なくとも赤点は回避できるでしょ。」
翔「それ、慰めになってねぇぞ...。」
そしてテスト1日目が終了した。
先生「今日は速やかに帰宅し、テスト勉強をしてください。ではさようなら。」
ホームルームが終わり暁達は帰宅した。
それから時は流れ、中間テスト最終日。
テストが終わった。
翔「よっしゃ!やっとテスト終わった~。」
衣舞「ん~~!やっと終わった~。」
暁「ふぅ、とりあいず山場は越えたな。」
翔「まあ、次は期末があるがな。」
翔の何気ない一言は暁達に大ダメージだった。




