第五章56 【12月23日/初等部4年生活動中】21/クリスマス記念祭初日の夜
さて、色々と脱線を繰り返してしまったが、本日は、【ゲーム制作部】では、【クリスマス記念祭】である。
本日は、何でもありの無礼講。
【ゲーム制作部】であっても【ゲーム】をしなくても良いとされる3日間の初日である。
ルールはただ1つ。
【プレゼント】を用意する事。
【プレゼント】を【ゲーム制作部】の方で用意した魔法の巨大ドームの中に入れると【プレゼント】は【カード】に変わり、巨大ドームの中を3日間舞い続ける。
【12月23日】を初日とし、【12月24日】と【12月25日】も参加料として、【プレゼント】を1つ用意する事がルールで決まっている。
そして、最終日に【プレゼント】を持ってきた数だけ巨大ドームの中に舞っているカードを手にする事が出来て、手に取るとカードが【プレゼント】に変わると言う演出がある。
これが、【クリスマス記念祭】名物となる【プレゼント交換】のイベントとなる。
プレゼントを貰う権利があるのは最終日となる【12月25日】にプレゼントを持って参加した者のみである。
当然、何らかの理由で【12月25日】に参加出来ない者も居るだろう。
その場合、余った【プレゼントに変わるカード】は、【運営】の方で、相応しいと思われる者に【12月26日】になった時点で追加で配られる事になる。
つまり、場合によっては【12月25日】に参加した者は自分が用意した【プレゼント】の数以上のプレゼントを貰うチャンスがあると言う楽しみもある。
また、【プレゼント交換】ではありがちな事だが、プレゼントは何が当たるか解らないのでドキドキ感も感じられるイベントとなるだろう。
また、好きな相手が居れば誰から貰えるかも気になる所だ。
当たる可能性はほとんど無いが、もしも好きな相手からのプレゼントを貰えるかも知れないと期待する気持ちも出てくるイベントになる。
【芳一】は、【初日】の【プレゼント】として、【おもちゃ福袋ボックス】を用意した。
これはお店の人にお願いして、【箱】に入るだけの【各種おもちゃ/ゲーム】をチョイスして入れてもらうというものだった。
予算として、【3万円分のプレゼント】がお店の人のお薦めおもちゃ/ゲームが入っていると言うものになる。
つまり、【芳一自身】もこれに何が入っているのか解らないが、無難なチョイスと言えるだろう。
ちなみに、【芳一】は2日目と3日目の【プレゼント】も選んでいるが、残り2日のプレゼントは【おもちゃ福袋ボックス】では無いという事を付け加えておく。
また、言葉を繰り返す様だがこの日は各自自由に過ごして良い事になっている。
【ゲーム制作部】らしく【ゲーム】をしたり【ゲーム制作】をしても良いしそれ以外の事をしても良い。
【芳一】は、【祈清】と会う約束をしていたので、どうせだから【クリスマス記念祭】で会わないかと言うことになって、彼女を誘った。
【祈清】の方も、【芳一】と色々と話したかったので、この日は、【トークタイム】と化したのだった。
後日、【芳一】は、【2次眷属】達や【桔梗】や【瑠璃】達などからまたほったらかしにしたと散々文句を言われる事になる。
だが、朝から、火曜日なので仕事はあったし、戻ってからも姪っ子や色んな関係者、知り合い、友達、仲間などに会ってプレゼントなどを渡したりちょっと話したり本当に色々あって、【ゲーム制作部】での活動の事まで頭が回らなかったのだ。
とりあえず、やっておかなければならない事だけを優先してやった結果、もの凄く慌ただしい一日になっていたと言う事だけは彼の代わりに弁明させていただこう。
あまりマメ過ぎるというのも考え物である。
やることが多すぎて、一日では足りないのである。
ましてや、【芳一】は何でも引き受けたりする。
それをこなしていく内に超人的な力を得てそれが当たり前の様に行動出来る様になったのだが、やはり、やり続けると疲れてしまう。
【心療内科】の先生から、【セーブ】する事を覚えましょうと言われているのに、彼はそれが出来ていない。
何でもやり過ぎてしまうのだ。
3つアイディアを出せば済む所を100も200も出して相手を混乱させる事が当たり前の様にやってしまう男。
それが、【唯野 芳一】と言う男なのだった。
彼の行動については、きりがないのでこれ以上、この日を紹介すると後、2日の紹介が出来無くなるのでこれ以上の事柄についてはは割愛させていただく事にする。




