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第五章38 【12月23日/初等部4年生活動中】3/【内田 愛幸(うちだ あせち)】の仕事2

 【万能識のフィナレエンデ】と【化門】の【抜狐】と【祟狸】は【内田 愛幸】に呼び出されて少々不機嫌だった。

 とりあえず、仕事を2つ頼みたいとの事だったので、目の前にある1つ目、【寄生タイプの侵略者】の始末をする事になった。

 【寄生タイプ】の【エイリアン】は地球上の生物に寄生して、化学変化を起こし、【異形の怪物】と化して、襲ってきた。

 【内田 愛幸】は、

『おいら達を敵視しているみたいだね。今にも襲ってきそうだよ』

 と言った。

 【フィナレエンデ】は冷静に、

『ちょっと待って。今、正確に解析してるから・・・』

 と言った。

 【抜狐】は、

『【抜狐】が倒すふぉ』

 と言い、【祟狸】も、

『【祟狸】もやるたぬ』

 と言った。

 【フィナレエンデ】は、

『ちょっと待って、貴女達。貴女達はまだ幼いから、もうちょっと力加減を覚えてからにして。

 宿主になった生物には罪がないわ。

 出来れば生きて元に戻したい。

 もうちょっとで終わるから少し待ってて』

 と言った瞬間、

『がぁぁぁっぁぁぁあぁぁぁっぁ』

『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ』

『ぎゃぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁぁぁぁ』

『うばぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあああ』

 と次々と叫ぶ【異形の怪物】達。

 だが、誰も慌てない。

 【フィナレエンデ】が解決してくれると信じているからだ。

 そして、襲ってきた瞬間に、

『【万能識呪文】/【たしょうもわれいせせておでがおそうせおがもせがもせたおうらここうたおうおすおうおがもうほおこおおおおこおじょのこおほおこもほおおおこほんこおおおもじょほこうぞほこだえもだもおほうもほあさがえたたもあろ】』

 と唱えた。

 【たしょうもわれいせせておでがおそうせおがもせがもせたおうらここうたおうおすおうおがもうほおこおおおおこおじょのこおほおこもほおおおこほんこおおおもじょほこうぞほこだえもだもおほうもほあさがえたたもあろ】とは何か?

 これは本来意味のない【100文字】の言葉だ。

 実際には使わない適当な言葉。

 それに対して、【フィナレエンデ】は【術式】を編み、効果、現象を発生させる様にしている。

 この【たしょうもわれいせせておでがおそうせおがもせがもせたおうらここうたおうおすおうおがもうほおこおおおおこおじょのこおほおこもほおおおこほんこおおおもじょほこうぞほこだえもだもおほうもほあさがえたたもあろ】は【寄生】されてしまった宿主から【寄生タイプ】を除去するために用意された【言葉】である。

 これを唱えた瞬間に、【寄生タイプのエイリアン】は、【生物】から、取り除かれて更に【外気】に触れると拒絶反応を起こす様に体を作り替えられて、【生物】から出た瞬間に死滅した。

 それを見た【内田 愛幸】は、

『見事だね。実に手放すのが惜しい才能だよ』

 と言った。

 【フィナレエンデ】は、

『褒めても何も出ないよ。私は間違いなく彼(【芳一】)が覇王になると確信している。

 彼は凄いわ。彼自身が思っているよりもずっとね。

 だから彼に付く。それだけの事よ。それより、もう一つあるんでしょ?

 とっとと教えて。私、もう、帰りたいんだから』

 と連れない態度だった。

 【内田 愛幸】は、

『はいはい。次の場所に転移しますよ』

 と言って、別の場所に転移した。

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