第79話 バタフライ
レオノールの耳が小さく動いた。
あの仕草は何かを聞き取った合図だ。
「お兄ちゃん、あっち!」
薄闇の通路の先に白い影が揺れている。
アンニが斧の柄をぎゅっと握り、声を上げた。
「見つけた! ケイリーだ。アイニェータ、いくぞっ!」
「ちょっ、ちょっと待ってよ、アンニ」
急に走り出したアンニに、アイニェータとカーリナが続く。
自分とレオノールも慌てて後を追った。
石畳を踏む音が重なり、息が少し上がる。
先を走るアンニの前に別の人影が通路脇から現れた。
アンニが振り返りざまに叫ぶ。
「カリスマ!」
その瞬間、黒づくめの人影が飛ぶように近づき、アンニの顎を鋭く蹴り上げた。
硬い音が響き、アンニの身体がゆっくりと後ろへ倒れていく。
一瞬の出来事に理解が追いつかない。
なんだ? あの黒いのはAランク魔物か? カリスマという名前なのか?
状況を飲み込めないのは自分だけだった。
カーリナが素早くアンニの下に滑り込み、
腕を伸ばして後頭部が石床に打ちつけられるのを防いだ。
間髪を入れず、アイニェータが細身の剣で斬りかかるが、
黒い魔物は腕で受け止め、右足に重心を乗せた蹴りを出した。
アイニェータが肩を押さえながら後方へと転がった。
「師匠、援護お願いします!」
叫んだカーリナが走り出し、自分はワンドを構えた。
「レオノールちゃん、アンニさんを回収」
水弾を連続で放ちながら、
視界の隅でレオノールがアンニの腕を抱えて後方へ引きずる姿を確認した。
水弾を受けた魔物が動きを止めた隙に、
カーリナとアイニェータが前に出て突きと薙ぎを重ねる。
さらに、二人の間を縫って追撃の水弾を魔物に打ち込む。
残念なことに、ほんの一瞬動きが止まるだけで、
水魔法が効いている様子はない。
だが、目くらまし程度にはなっているようで、
水弾が飛沫を上げた直後、二人の攻撃は通りやすくなっている。
そこにきてレオノールの矢も加わる。
このまま、前衛二人に頑張ってもらおう。
しかし、相手も33階層のAランク魔物。
二人の足元や脇腹へ次々と突き刺さるような蹴りを容赦なく浴びせる。
そのうちに、アイニェータの左肘が蹴り抜かれ、力なく剣を落としてしまった。
だが、カウンターとばかりに、アイニェータは残った右手の剣を振り下ろす。
ダムッ!
肩口に剣撃を受けた魔物が奇怪な鳴き声を上げると、その場で片膝をついた。
その背後からカーリナが槍を振り抜く。
ガッデムッ!
腰に一撃をくらうと、魔物は胸を突き出し、
肘を引きながらまたしても奇妙な鳴き声を発した。
ここまで追い込めたなら、勝ちが見えて来たな。
この隙にアンニの回復をレオノールに頼もうと、
視線を魔物から外した瞬間――
「うあっ」「うわー」
カーリナが後方に吹き飛ばされ、壁に背中を打ちつけてそのまま崩れ落ちた。
アイニェータは……仰向けに倒れている。
魔物は倒れたカーリナに近づくと、
カーリナの腹を繰り返し踏みつけ始めた。
「うっ! うぐっ! ぐぐぅ……、ぐっ……っ、…………」
「お姉ちゃん! お姉ちゃーん!!」
目の前の光景にレオノールが叫ぶ中、考えるよりも先に魔法を放っていた。
頭に浮かぶのはアンニの言葉――こいつらの弱点は土。
一度も成功していないが、そんなことを気にしている場合ではない。
「テラ・スパエラ!」
先程よりも強く魔力を込めると、ワンドの先で無数の小さな土塊が現れ、
合わさって拳ほどの土球が複数できた。
さらに集まって回転する土球が人の頭ほどになり、弧を描いて飛ぶ。
勢いよくカリスマの頭に直撃すると、
鈍い音が響き、黒い姿がぐらりと揺れて煙のように散った。
カーリナのもとへレオノールが駆け寄った。
***
「師匠、もう行きましょうよ」
「カーリナ、もう少しだけ待って。あれ? おかしいなー」
「何度やっても一緒だって! もう諦めろよ。そんなことより――」
「さっきはできたんですよ、アンニさん。見てましたよね?」
「いや……ウチは気を失ってたから……見てない」
アンニが肩をすくめ、アイニェータが髪を耳にかけ直す。
「きっと魔力が足りてないのよ」
「でも、さっきは……あっ、今度はいけそうな気がします」
――ポトッ
豆粒ほどの土塊が石畳に落ちた。
転がる土塊を見て、アンニが斧で体を支えながら立ち上がる。
「はい、おしまいっ。そんなことより、ドロップアイテムだよ。
そのレオノールが持ってるそれ、どうするよ?」
「はい、お兄ちゃん。これだよ」
レオノールが差し出した手のひらには、
甘い香気を放つ小さな塊と、金属製の鍵。
香料と魔物の鍵か、戦前の約束ではアンニたちと山分けだったな。
これを分けるとなると……
「明日考えるってことで、もう一度だけ、土魔法を試してもいいですか?」
「ダメだ。帰るぞ」
***
翌日も朝から33階層の奥へ向かう。
「師匠、そんな使い方する人いませんよ」
「でも他に入れ物がないからさ」
「お兄ちゃん、二つも入るの?」
「んー。もっと、こう押し込んだら。二個、なんとか……」
迷宮へ向かう道すがら、昨日手に入れた麝香をポマンダーへ押し込む。
麝香より一回り大きいだけのポマンダー。
中には既に麝香が入っている。
多少弾力があるので、無理やり押し込めば何とか二個入るんじゃないかな。
昨夜、アンニが麝香と真相の鍵を譲ってくれた。
仕留めたのは自分たち、あの場でアンニが倒れていたことも大きい。
ただ、夕食は奢らされることにはなったが。
夕食前に、Aランク魔物討伐をギルドへ報告した際、
フランクから借りていた地図を返そうとしたが、フランクは首を振った。
Sランクを倒すまで持っていろと言われたので、袖の内側にしまったままだ。
睡魔と戦いながら、地図を模写させたカーリナに悪いことをさせてしまった。
中間部屋でしばらく待ち、魔法陣の香色の光が立ち上ると、
アンニとアイニェータと"たまたま"合流した。
これでギルドへの言い訳が成立するわけだ。
「おはよう。今日も”たまたま”でおねがいね」
「おい、なにやってんだよヒデキ」
「おはようございます。いや、麝香をですね……おっ、入った」
香料効果が二倍になるかは不明だが、匂いは十分に強い。
これでSランクが寄ってくるならありがたい。
アイニェータが前髪を撫でながらポマンダーをのぞき込んできた。
「もしかして、一つのポマンダーに香料を二つ入れたの?
新しいポマンダーを買った方がいいと思うわよ」
「てか、ヒデキは香料を持ってたんだな……ウチらが貰っときゃよかったな」
「え? じゃあ一つ差し上げますよ」
「いいですって。それはヒデキさんが持ってていいわよ。
アンニ、一度あげたんだから、みっともないこと言わないでよね」
「そうですか……? ではありがたく。
そもそも、もう取り出せそうにないですから」
「……」
***
フランクの地図を片手に、五人で迷宮の奥へと足を進める。
Bランク魔物のレピドプテラを倒しながらしばらく進むと、
空気が次第に冷たくなり、通路奥から吹く風が頬を撫でた。
前方の闇の中に淡い白が浮かび上がる。
プラチナ寄りのブロンドの髪が肩のあたりで揺れ、
膝下まである生成りのワンピースが緩やかに揺れている。
胸元の小さな砂時計の首飾りが光り、
背中には、黒地に青緑の光沢を帯びた大きな蝶のような翼を広げていた。
アンニが低く声を上げる。
「ケイリーだ。昨日は逃したが今日こそは!
あいつは誘惑を使うから気をつけな!」
アンニとアイニェータが戦闘態勢を取る。
カーリナが槍を突き出し、レオノールがクロスボウを構える。
自分はワンドを握り直し、
無意識にズボンのポケットにしまった真相の鍵に指先が触れた。
ケイリーはこちらをじっと見つめたまま、
ゆっくりと大きな翼を一度だけ打ち鳴らした。
黒い翼から鱗粉が舞い、緑の光に照らされて螺旋を描きながら二つの渦となる。
通路の空気に筋が生まれ、前方へ流れていった。
次の瞬間、レオノールの矢が放たれた。
しかし、途中で肩を押されたように逸れ、石壁に当たって弾けた。
自分が放った水弾も同じように横滑りし、ケイリーの脇を通り過ぎた。
アイニェータが横からささやいた。
「矢や魔法はケイリーの近くで曲がるからそのつもりで撃って」
「え? 曲がるってどういう意味ですか?」
「ちょっと見えづらいけど、通路の流れがねじれているのが見える?」
「ええ、渦を巻いているのが見えますけど」
「それのこと。ケイリーの翼がゆっくりと動くと、鱗粉を巻き上げるの。
その鱗粉が螺旋を描いて遠距離攻撃を回避させるのよ」
「そうすると、戦闘は接近戦だけですか?」
「まあ、そうなるかしらね」
回避されてしまうとなると、後衛の自分とレオノールの出番はなさそうだ。
前衛三人の戦闘を遠巻きに見物させてもらおう。
斧を構え直したアンニが補足した。
「そうは言っても、”誤った一歩”が連鎖するからそう簡単にはいかないぞ」
「でも、三人でかかれば、なんとかなるんじゃないかしら?」
誤った一歩?
聞きなれない言葉だが、一歩間違えればみたいなことだろうか?
いや、カーリナもキョトンとしているので、
こちらの世界の慣用句というわけでもなさそうだ。
「アンニさん、”誤った一歩”ってなんですか? ボク聞いたことないです」
「近づいても足が滑る。踏んだ分だけ横に持っていかれる感じだな」
意味はわからないが、要するになんか当たりにくいということだろう。
質問したカーリナは……表情から理解できていなさそうだ。
「ヒデキさん、弱点の土魔法ならあの渦の影響を受けないわよ」
「土ですか……」
ケイリーが再び翼を開くと、心の中に甘い気持ちが芽生え始めた。
目の前の姿に引き寄せられ、身体の力が抜けてしまいそうになったが、
何とか踏みとどまった。
だが、レオノールは目がとろんとしてクロスボウを下げ、
カーリナも槍を持つ手が緩んでいる。
アンニとアイニェータも表情を和らげ動きを止めた。
しまった、誘惑が発動したのか。
影響を受けないのは、真相の鍵を持っている自分だけのようだ。
ならば迷っている暇はない、すぐにワンドを構えた。
「テラ・バレット!」
ワンドの先に土色の光が集まり、無数の小さな土塊が現れる。
それらが合わさり拳大の弾になり、渦に吸い込まれずに真っ直ぐ飛んでいく。
おお、うまくいった。
それに、アイニェータが言う通り、土弾はあの渦の影響を受けないようだ。
ケイリーの肩を叩くと、淡い光がはじけた。
二つ目、三つ目の土弾が翼の端と脚に当たり、わずかに身じろぎする。
滑るように距離を取ると、ケイリーは再び翼を一度だけ打って鱗粉を撒く。
誘惑の感覚が一段階深まり、指先から熱が抜けていくような感覚を覚える。
それに、鉛をぶら下げているように腕が重くなったが、
真相の鍵を強く握り、精神支配から何とか意識を取り戻した。
カーリナが吸い寄せられるように、ふらふらと歩き出し、
レオノールも手元からクロスボウを離そうとする。
その肩を支えながら、声を張り上げた。
「レオノールちゃん、聞こえるか? んーダメか。
おい、カーリナ、なにやってる!」
二人に自分の声は届いていない。
レオノールを座らせ、土弾をいくつも作り出して渦の中へ打ち込む。
土弾が飛ぶ度に渦の流れがわずかに乱れ、ケイリーの姿勢が揺れる。
水弾も試しに撃ってみるが、こちらは依然として横へ逸れて役に立たない。
やはり、弱点は土魔法だけのようだ。
アンニとアイニェータはまだ遠くを見つめたままなので、復帰はまだ先だろう。
カーリナの肩が小さく震え、レオノールの指が矢に触れ直す気配があった。
これ以上の誘惑は何としてでも防ぎたい。
そのうえで時間を稼ぎさえすれば、
カーリナたちの耐状態異常の効果で支配も薄れていくはずだ。
渦が完全に解ければ、土壁を作ってケイリーを包囲し、
攻撃に転じることができるかもしれない。
ケイリーの白いワンピースが緑光の中で揺れ、
黒い翼が広がるたびに鱗粉が舞い落ちる。
今は精神を侵されていない自分が踏ん張り続けるしかない。
背後で細い弦が澄んだ音を立てた。
レオノールがクロスボウを構え直したのが気配で伝わってきた。
胸の奥に小さな安堵が灯るのを押さえつつ、
渦のほどけるその瞬間を逃すまいと、視線はケイリーに向けたまま、
土で壁を立てる手順を頭の中で並べた。
渦に土弾を撃ち込み続けていると、カーリナの肩の震えが収まり、
レオノールの指がクロスボウの弦に再び触れた。
アンニとアイニェータはまだ遠くを見つめたままで、動き出す気配を感じない。
ここから先は三人で仕留めるしかない。
緑光に照らされた石畳に散る鱗粉が、鼻の奥に甘さを残す。
誘惑効果はまだ薄く漂い、気を抜くと心が染められそうだ。
「カーリナ、レオノールちゃん、聞こえるか?
これから土壁でケイリーを追い詰める。動けるようになったら加勢してくれ」
呼びかけに合わせてカーリナの肩の震えが止まり、頭がわずかだが動いた。
レオノールの返事も小さく返ってくる。
もう少しで、二人が戻ってきそうだ。
ケイリーは滑るように壁際へ移動し、翼を再び打とうとする。
また渦を起こされては困る、その前に動きを制限しなければ。
ワンドを突き出し、地面に魔力を流す。
「テラ・パリエス!」
床から土の壁が素早く立ち上がり、ケイリーの側面を遮る。
しかし、ケイリーは風に乗るように滑空して壁から距離を取り、
鱗粉の渦を再び起こした。
咄嗟に第二の壁を前方に伸ばすが、こちらもあと少しのところで逸れていく。
ケイリーの瞬間加速は想像以上に速い。
次の瞬間、矢が曲がりながらもケイリーへ向かって放たれ、
足元に刺さると、動きが鈍った。
「お兄ちゃん! あたし、脚を狙えばいいよね?」
「おお、レオノールちゃん、戻ったか。そう、そのまま続けてくれ」
「うん!」
誘惑の支配から解放され、レオノールの声は力を取り戻していた。
渦が弱まった瞬間を見計らい、レオノールがクロスボウの引き金を引くと、
ケイリーの歩幅を乱す。
遅れて復帰したカーリナがその瞬間に踏み込んだ。
足元の滑りがまだ完全には消えていないが、最短で距離を詰める。
「師匠、土壁をもっと出してください! これじゃあ追い込めません」
カーリナの声に応じ、もう一度土壁を起こす。
今度は左右だけでなく、背後に回り込む壁を少し離して配置した。
ケイリーが滑って抜けようとした瞬間、
レオノールがもう一矢を放ち、翼の端に当てる。
バランスを崩したケイリーが土壁の方へ滑り込むと、
カーリナの槍が下から上へと突き上げ、ケイリーの進路を強引に変えた。
背後の壁に追い込まれたケイリーは翼を広げきれず、
土の壁と壁の間で方向を失った。
「今だ!」
声を合わせる間もなく、カーリナが槍を突き出し、レオノールが矢を重ね、
自分は土球を額めがけて撃ちこむ。
槍の穂先がケイリーの胸に深く突き刺さり、
矢が肩口に突き立ち、土球が頭部を打った。
黒い翼が大きく震え、プラチナ色の髪が揺れ、
ケイリーは壁に沿ってゆっくりと崩れ落ちた。
淡い光が全身を包み、数瞬のうちに煙となって消える。
煙の後に小さな砂時計一つだけが残った。
土壁が崩れ始め、鱗粉が舞わなくなった空気が静けさを取り戻す。
それを見て、緊張で張り詰めていた背筋がふっと緩む。
カーリナが槍を下ろし、肩で息をしている。
レオノールはクロスボウをおろし、胸元に手を当てて大きく呼吸した。
アンニとアイニェータはまだ意識を取り戻していないが、
誘惑の源が消えた以上、目を覚ますのは時間の問題だ。
砂時計に手を伸ばし、慎重に拾い上げる。
内部の砂がゆっくりと落ちているのが見えた。
布で包み、レオノールのマジックバッグにしまうと、
アンニとアイニェータがようやく意識を取り戻した。
「――ウチら……あっ、ケイリーは!?」
「どうやら終わったようね。アンニはまた何もしなかったわね」
「うるさいなー、アイニェータも誘惑されてたくせに」
討伐は三人で成し遂げたが、
アンニとアイニェータの助言がなければ渦の仕組みに気づけなかっただろう。
緑光に照らされた通路を引き返し、中間部屋の魔法陣から転移する。
痺れる感覚とともに入口へ戻ると、迷宮の外は薄曇りの空だった。
【魔物設定】
系統:虫、種類:イモムシ・チョウ
弱点:土、耐性:風、特殊:誘惑
Aランク
カリスマ
攻撃:喧嘩キック
外観:全身黒づくめの体格がよい人型魔物。
目元は黒く一見するとサングラスをかけているように見えるが、
単に目の周りの肌が黒く、目が切れ長なだけ。
特徴:武器は使わず肉弾戦。
主攻撃は蹴りだが、つかんだり投げたりといった一般的な動きはする。
ドロップアイテム:素材/魔法の粉、鍵/真相の鍵、香料/麝香
Sランク
ケイリー
攻撃:誘惑攻撃
外見:髪はプラチナ寄りのブロンド、鎖骨あたりのストレート。
膝下丈の白ワンピース(薄手リンネ)。
黒地に青緑の光沢を帯びた大きな蝶翼(飛行能力なし)、細身の首飾り。
特徴:ノンアクティブ寄り。
視線が合う、もしくは一定距離内に入ると反応し誘惑準備に移行する。
横滑りするように一定距離を維持し、壁際へ追い込みつつ誘惑を重ねる。
翼をゆっくり一度だけ打つと、鱗粉が螺旋を描き、二つの渦が生まれる。
効果:攻撃の軌道がわずかに逸れ続け、接近戦でも踏み出しが滑って空を切る。
“誤った一歩”が連鎖して壁際に追い込まれる。
軌道偏差域:二つの渦が作る“流れ”。攻撃が少しずつズレていく領域。
誤った一歩:踏み出しや振り抜きが意図と違う方向へ向く現象。
第三者からは明後日の方向への攻撃に見える。
ドロップアイテム:アイテム/日記、アイテムレア/砂時計、武器/矛、防具/盾
宝石/緑柱石、指輪/変身の指輪(別称カフカ)




