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第7話 魔物の暴走(大きな豆)

オーガキングの強烈な一撃を目の当たりにした三人は、

申し合わせたかのように、一斉に三方へと散った。

とにかく今は離れよう、攻撃されてから逃げるのでは遅いのだが……。

ある程度距離を取ってから振り返ると、鬼はまだ砂塵の中にいる。

左足を前に踏み込んだままの体勢だ。

正面にいる自分をまばたきすることなく凝視しているが、

目は痛くないのだろうか。


カーリナの戦前アドバイスで、鬼は動きが遅いと聞いていたが、

遅いと言うか、鈍いと言うか、動く気配を感じない。

あれでよくイモムシの群れに付いて来られたものだ。


先程の強烈な一撃を放った刀を砂浜から上げることなく、

丸太のように太い左腕がしっかりとそれを支えている。

切っ先は自分を向いている、というか自分が切っ先の延長上に逃げたのか。

先端恐怖症ではないが、精神衛生上よろしくない。


動かない鬼の動向に注意しながら、二人が無事に逃げられたかを確認する。

鬼の右後ろにユホ、そして左後ろにカーリナが逃げたようで、

我々三人は黒い鬼を中心としたトライアングルを形成していた。


さてどうしたものか……


緊急避難だったので剣を持たずに逃げてしまった。

自分には落ち度はない、降りかかった危難が大きかったのだ。

鬼の足元に落ちていると思うのだが、ここからでは剣は見当たらない。

恐らく砂に埋まってしまったのだろう。

ステータス調整による攻撃力13倍も、武器がなければ何も発揮されない。


鬼は一向に動きだしそうにない、一服して時間を埋めようか。

無理に戦わずとも援軍が来るのだ、それまでこの均衡を保てれば良い。

そんなことを考え、ポケットからタバコを取り出そうとしていると、

剣を持っていない自分に気付いたユホが叫ぶ。


「ヒデキさーん!剣なら私のを使ってください。

 どうしますか、私がそちらに行きましょうか」

「一箇所に固まるのは危険です。

 今のこの距離が安全なのだと思います。

 そこに剣を置いてください。

 三人同時に回りましょう、時計回りでお願いします」

「えっ、ナニ回りですか?」

「時計回りでお願いします、ユホさん」

「ボク知らないんだけど。ユホ兄さん、トケーって何?」


カーリナは時計自体を知らないようだ。

この世界には時計がないのか、そうするとユホも当然理解できないだろう。


自分はユホ、ユホはカーリナ、そしてカーリナは自分がいる所へ、

真っすぐ移動するように伝えた。

鬼は常に自分の右側に位置するとも補足した。


懸念点は、三人の三角形が最小となる時、最も鬼から近くなることだ。

従ってゆっくりではダメだ、かと言って速いと三人の動きがばらついてしまう。

同じ速度であること、等速直線運動が重要だろう。


本当は鬼との距離を縮めたくない、理想は三角形の外接円なのだが、

それを二人に言葉だけでどう伝えたらいいのか思いつかなかった。

そもそも目印もなく円弧を歩くなど無理だろう、一番わかりやすいのがこれだ。

ただでさえ図形問題のような説明だ、聞き手側の知性も必要となる。

これしかないのだと自分を納得させた。


「私が合図を出します。

 1、2、と数えますので、数に合わせて歩いてください。

 そして、3の合図で走り出してください、3です。

 いいですか?3の合図と同時――」

「わかりました、いつでもどうぞ」


説明を遮るようにユホが返事をし、剣を砂浜に突き刺している。

カーリナはわかりましたという感じで、水飲み鳥のように大袈裟に頷いている。

二人とも本当にわかっているのか、不安を抱きながらも数を数えた。


「イーチ、ニーイ、サンッ」

「えっ、あっ!3で?」


言わんこっちゃない、ユホが出遅れた。

走りながら確認すると、鬼の右腕がゆっくりと上がっているのが見えた。

次の攻撃への動作が始まったようだ。


あれが来る前に剣を回収しなければ、砂に埋まったら探し出せないだろう。

鬼は左の踵を返すことで、前傾姿勢の前重心を後方へ移動させている。

左の刀は砂浜を引きずっているので、恐らく次の攻撃は右の刀のみだ。

そしてこの体勢だと……攻撃は後方へ繰り出すのだろう。

つまり、走っているユホを狙っている。


「ユホさん!止まって、狙われ――」


バンッ!ダーン!!


鬼は勢いよく右足を踏み込むと同時に、強烈な一撃を右腕から振り下ろした。

衝撃によって砂が大波を生み、それがユホを飲み込む。

攻撃の直前、自分の呼びかけにユホは確かに反応した、

刀はユホに当たらなかった……ように見えたのだが……

大波によって引き起こされた砂塵嵐が視界を遮り、今は確認しようがない。


「ユホ兄さん!ユホ兄さん!」


嵐の中、カーリナが必死にユホの名を叫ぶ声が聞こえる。

カーリナの位置からでは、ちょうど鬼の体が死角となり、

攻撃の瞬間は見えなかっただろう。

正直なところ、一部始終を目の当たりにした自分でも、

ユホが回避できたと断言できる自信がない。

動きが遅い、いや鈍い鬼が、攻撃の瞬間だけやたらと速いのだ。


今回の攻撃は1回目よりも強力なのか、まだ砂塵嵐がおさまりそうにない。

ユホが突き刺してくれた剣を砂から抜いた後、

カーリナが引っ張ったことでダルダルになったスウェットの襟元で口を覆い、

嵐が静まるのを待った。


ぼんやりとだが鬼の輪郭が見えてきた。

最初の攻撃後もそうだったが、足を踏み込んだ前傾姿勢のまま微動だにしない。

攻撃直後は動かない、または動けないのか。

要するに攻撃後は一時的に、動かない石像になるのだ。

あるいは鬼も砂塵がおさまるのを待っているだけかもしれないが……。


砂塵で視界が悪い今なら、敵の的が大きい自分の方が攻撃は有利だ。

こちらの攻撃自体は容易に与えられそうだが、その後はどうなるのだろう。

あの攻撃が脳裏をよぎり、反撃に気後れして一歩が踏み出せない。

攻めあぐねている間に砂塵嵐がおさまってしまった。


「わっ!」


視界が明瞭になったことで、

目の前に人の腕が転がっているのに気付き、腰を抜かし思わず声が出た。

人の腕――絶対にユホの腕だ。

鬼の攻撃で腕を斬り飛ばされたのか、となると刀の下にはユホの体が、

いや体だったものが……外接円の説明を諦めたことを後悔した。

まだユホの名を叫び続けているカーリナの声を聴きながら、

何とも言えない感情が込み上げてくる。


立ち上がり、もう一度腕を確認する。

恐怖のあまりに流木を見間違えた、とかではない。

人の腕で間違いない。

ちゃんと指も5本あって動いている、人の左腕だ。


動いて……!?


再び腰が抜けそうになったが、今度は耐えられた。

腕が切り飛ばされたのではなく、体ごと飛ばされたのか。

砂の大波によって体が埋まり、腕だけ出ている状態のようだ。

慌てて腕を掴み引っ張ると、ユホの上半身が現れた。


「ゲホッ、ゲホッ……あっ、ヒデキさん……。

 あっ……ありがとうござ……ごさいます。

 ヒデキさんの忠告で……何とか……」

「ユホさんお礼は大丈夫です。

 それよりも怪我はありませんか?動けますか?」

「いえ、その……立てそうにありません」


急いでユホを砂から引き抜き、五体満足を確認した。

立てそうにないという言葉を深読みし、肝を冷やしたが無用な心配だった。

てっきり下半身が……いや、考えるのはやめよう。


鬼はまだ止まったままだが、ユホを庇いながら戦うのは無理だろう。

ユホを背負って逃げてもいいが、逃げ切れるか不安だ。

仮に逃げ切れたとしても、カーリナが一人になってしまう。

ここは村の英雄さまとしてこのジレンマに重要な判断を下さなくてはならない。


よし!カーリナをここに呼び三人で逃げよう。


「カーリナさん!ユホさんは無事です。

 こちらに来てください、三人でこの場から離れましょう」


緊急事態なので、カーリナの弟設定を配慮する余裕はない。

カーリナも設定無視の呼びかけに反応し、こちらへ駆け出した。

鬼が横目でこちらを見ていたが、まだ攻撃を仕掛けてこない。

やはり攻撃後にクールタイムが必要なのか。

あんな強烈な攻撃を連続で繰り出されたら、たまったものじゃない。

この硬直は魔物なりの人への配慮と受け取っておこう。


しかし目が動かせるということは、そろそろ体が動き出すかもしれない。

カーリナがここに来て三人が固まるのは危険だ。

鬼からしたら獲物が3匹まとまっているのだ、狙いやすいだろう。

あの攻撃を出されたら最悪だ、次こそ誰かが被害を受けるかもしれない。

ここはやはり村の英雄さまが一肌脱がねばなるまい。


「ユホさん、私が時間を稼ぎます。

 カーリナさんと一緒に逃げ切ってください。

 大丈夫です、私も直ぐに後を追います」


ユホに声をかけた後、鬼に目を配る。

先程の攻撃後のままの前傾姿勢だが、顔がこちらを向いていた。

動き出す前兆か、そうするといつ動き出してもおかしくないだろう。

下手をすればこちらの攻撃最中にあの規格外の一振りが出るかもしれない。

そうなるとユホ達の後を追う余裕はなさそうだ。

鬼から視線を外すことなく、思いついたことをユホに言う。


「ユホさん!バルコさん達によろしくお伝えください。

 村の女性、ラタさんに感謝していると伝えてください。

 兄妹揃って立派な騎士になってください。

 あっそうそう、妹の下着は他人にしゃべるものじゃないですよ」


そう言い終え、ユホに一瞥もくれず鬼に向かい走った。

視界の隅にユホのもとへ走るカーリナが見えたので、声をかける。


「カーリナさん!ユホさんを連れて直ぐに逃げてください」

「ヒデキさんはどうするのですか?ヒデキさーん!」


カッコ付け過ぎでカッコ悪いなと考えていたら、鬼の前に着いた。

目の前で見た印象は、とにかくデカい。

こちらの攻撃が当たりそうなのは腰から下までだ。

飛び上がったらなんとか胸に届きそうだが、顔は絶対に無理だろう。

的がデカい太い太ももを3回連続で切りつけた。


「グァッ!」


防御力が高かったらどうしようと考えていたが、一応ダメージは入るようだ。

こちらの第一撃能力では無力化までには至らなかったが、

ここはひとつ、うめき声を発して苦しむ顔を拝見してやろうと見上げると、

恐ろしい形相でこちらを睨んでいる鬼と目が合った。

柘榴色の目が不気味で、より恐ろしさを際立たせている。


よく見ると白目が確認でき、虹彩が柘榴色で瞳孔は黒だ。

目の色について色々と観察していたら、いつの間にか鬼の両腕が動いていた。

報復攻撃が来る前に、血眼になって剣で鬼を切りつける。

3回攻撃を行うと、鬼の両腕は肩まで上がっていた。

第二撃能力は二刀流か!?


どこ、どこ、どこ、どこへ逃げれば……。

逃げ場所が思いつかずあたふたしている間に、

鬼の両腕は頭上に振り上げられていた。

立ちブリッジでもしない限り、流石に背後には攻撃できないだろう。

鬼の股下をくぐり背後に出て、そこから全力で走った。

こちらは海側だ、このまま海に飛び込むか。


ダダーン!!


後方で轟音が鳴り、走っている自分を強風が追い抜いて行った。

辺りが暗くなり空から大量の砂が降って来る。

ポケットから取り出したタバコとライターを放り投げ、

振り返ることなく海へ飛び込んだ。


海面から顔を出して逃げて来た方を見ると、また砂塵嵐が発生していた。

鬼の姿が見当たらないので、あの嵐の中にいるので間違いない。

視界の隅に、ユホに肩を貸しながら村とは逆方向へ歩くカーリナを捉えた。

鬼の攻撃に巻き込まれなかったようで安心した。

このままここで援軍が来るのを待つのもいいだろう。

飛び込んだ先は浅瀬だったので腹を強打したのだ、回復時間が欲しい。

浅瀬でのうつ伏せ状態で監視を続ける。


嵐がおさまり始め、その中に鬼を確認した。

こちらに背を向けたままで動く気配はなさそうだ。


***


あれ?鬼はまだ止まったままだ。

もう動き出してもいい頃なのだが、もしかして死んだ?

いや、両手攻撃はクールタイムが2倍なのかもしれない。


いい加減、体が冷えてきたのでうつ伏せをやめ立ち上がる。

そもそも鬼はこちらに背を向けたままなので、海に入っている意味がない。

海水を含み重くなったスウェットを絞りながら砂浜を歩き、

前傾姿勢のまま硬直している鬼の真後ろに着いた。

右のふくらはぎを目掛け剣を振り下ろす。


「グァッ!」


痛みに反応した様子を窺うため、鬼の右側面に移動すると、

前傾姿勢のままで顔は正面を向いたままだ。

これまでの傾向からして、硬直が解けるにはもう少し時間があると予想される。

まず目が動いて、次に顔が動いた後に硬直が解けるのだ。

目が動いているかはここから確認できないが、顔が動く前兆はまだない。

今度は膝を狙い1撃を入れようと振りかぶった瞬間、

鬼は右足をゆっくり上げていた。


こいつ…動くぞ!


硬直が解ける前兆はなかったと思うのだが、何か見落としたか。

避けられると思いながら振った剣が鬼の膝に当たった。

こちらの攻撃が当たった後も鬼は右足を上げ続けている、

回避のために右足を上げたのではないのか?


不穏な予感がする――もしかして硬直を偽装していたのか。

先のゴブリンがそうだったように、魔物にも知性があるようだ。

無論、個体差はあるだろうが、自分の直感ではこの鬼は知性を持っている。

だとするとこれは次の攻撃動作だ、急いで逃げねば。


四股を踏む要領で、鬼が右足で強く砂浜を踏んだ。


バンッ!


発生した強風に襲われ倒されてしまった。

まだ刀を振り下ろしてはこない、これは鬼による踏みつけ攻撃なのだろう。

但し、いつ刀攻撃があってもおかしくないので、直ぐに立ち上がり距離を取る。

鬼を村に近づけるわけにはいかない、距離をとるのは村とは逆方向だ。

こちらにはカーリナとユホが見える、二人に近づきすぎるのも良くないだろう。

この程度離れれば……と振り返ると、鬼は右腕を頭上高くに振りかざしていた。


ダーン!!


目の前に刀が力強く振り下ろされた。

距離を取ったおかげで直撃は回避できたが、衝撃で後方へ飛ばされてしまった。

空から大量の砂が降ってきた、このままでは生き埋めになってしまう。

必死に砂をかきわけるが、かきわけるそばから次々と砂が降ってくる。

砂に埋もれ……目の前が暗くなった……。


誰かに腕を掴まれ砂から引き出された、カーリナだ。

これでカーリナに助けられたのは2回目だ。

イモムシからの脱出は自力だったし、あれは苦しかったので数には入れていない。


「大丈夫ですか?ヒデキさん!」

「あぁ、助かりました……あれ、ユホさんは?」

「ここから少し離れた所にいます、ヒデキさんも一緒に来てください。

 十分時間を稼げたと思います、後は援軍が到着するのを祈りましょう」

「到着が遅くなったら、村はどうなりますか?」

「村は……」

「質問を変えます、私ならあの魔物を倒せると思いますか?」

「多分ヒデキさんなら倒せると思います。

 ですが相手はオーガキングです。17階層の魔物、それもAランクです。

 迷宮の10階層以降はパーティーを組んで挑むのが一般的です。

 一人でAランクの魔物を倒すなんて、常人ではありえません」

「安心してください、私は英雄です。

 村の英雄ですがね」


カーリナは怪訝な顔だ、理解はしたが納得をしていないのだろう。

村の英雄さまを信頼して欲しいものだ。

確かに襟元ダルダルのスウェット姿、それもびしょ濡れで砂だらけ……ん?

自分のことを卑下しようとしていたら、剣を持っていないことに気付いた。

生き埋めになった時に手放してしまったようだ。

砂に埋まってしまったようで見当たらない、掘り出すのは一苦労だな。


「ボクの剣を使ってください」


剣を掘り出すのにげんなりしていると、カーリナが自身の剣を差し出してきた。

村の英雄さまだと納得してくれたようだ。

カーリナにお礼を言い、剣を構えて鬼に向かって走り出すと、

鬼は怖い形相で両腕をゆっくりと上げ始めた。

時間経過によって攻撃後の硬直が解けたようだ。


先程の生き埋めにされた仕返しをすべく、崖を背にして鬼を待つ。

両腕を上げたままの鬼がゆっくりと近づいて来る。

自分の目の前で止まり両腕を頭上高く振り上げたので、

攻撃を回避するため、急いで股の下をくぐり抜ける。

鬼は誰もいない崖に向かって二刀を振り下ろした。


ドガゴーン!!


狙い通り崖崩れは発生したが、自分が思った結果にはならなかった。

鬼の生き埋めを目論んでいたのだが、土砂に飲み込まれたのは鬼の四肢だけだ。

距離が足りなかったようだ、かえって崖の上への道ができてしまった。

勾配は急ではあるが鬼の体ならここから簡単に登れそうだ。

崖の上に目をやると、複数人の鎧を着た人影を見つけた――騎士団か。


何故、崖の上からの登場なのだ、そこからだと浜に降りてこられないだろう。

魔物達が浜を進行しているという事前情報はなかったのか。

図らずも今しがた道はできたが……。

何のための援軍だ、ようやっと到着したと思わせておいて、

浜に降りてくるのを待たないといけないではないか。


騎士団への不満を漏らしながら鬼を攻撃する。

足元は悪いが土砂のおかげで鬼の背中まで剣が届くようになった。


「ゴグァ!」


追撃2回で鬼を倒すと、高みの見物の騎士団から感嘆の声が上がった。

土砂に埋まっていた鬼の四肢が煙に変わったことで、小さな地滑りが発生し、

倒れそうになるも何とか踏ん張ると、今度は騎士団から拍手が送られた。

なんだか照れくさい。


苦労して倒した鬼がドロップしたアイテムは豆、小さく見落とすところだった。

貴重なアイテムであって欲しいと期待しながら鑑定スキルを使う。


大きな豆


小さな豆の鑑定結果は大きな豆だった。

オーガキングを倒した対価が豆1個……。

魔物設定


オーガキング/ogre king

系統:魔獣 種:オーガ ランクA

弱点:– 耐性:氷 特殊:沈黙

攻撃:刀攻撃(二刀流)

特徴:黒鬼、ランクBのブルーオーガよりも一回り大きい

強力な攻撃、背反としてクールタイムが発生

レアドロップ:述懐の鍵


次回第8話は2024年01月08日 0時に投稿します。

以降、週1回ペースで投稿します。

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