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第38話 ハチの貴婦人

獣人の少女レオノールを連れ、迷宮10階層の中間部屋に到着した。

石造りの壁に囲まれたこの部屋は、魔物が立ち入ることのない安全な場所だ。

レオノールをひとり、地上の小屋に残すよりも、

この場所の方が確実に安心だと判断し、説得して連れて来たのだ。


初めての魔法陣による移動、それに中間部屋の不気味な静けさに、

レオノールは腕を抱え、不安そうに周辺を見渡している。

自分たちの説得に応じ、迷宮に付いて来ると言ってはみたものの、

恐怖を感じ始めているようだ。

魔物の姿を見たら、今にも卒倒しそうだな、

付いてきたのを後悔してなければ良いが。


「あぁー、レオノールちゃん。ここは10階層の中間部屋だ。

 少しの間、ここで待っててもらうことになる」

「う……うん」


自分の説明を聞いて、レオノールは小さく頷いたが、

すぐに不安げな表情を浮かべ、カーリナに問いかけた。


「お姉ちゃん、ここって本当に大丈夫なの?魔物は来ないよね?」

「大丈夫、心配しないで。ここは迷宮の中でも一番安全な場所だからね」


カーリナが優しく微笑んで答えると、

その言葉に安心したのか、レオノールの顔が少しだけ和らいだ。


「不安なのはわかるけど、魔物が入って来ないここが一番安全なんだよ。

 ここにいる限り、レオノールちゃんはなーんも心配する必要はない。

 ただ、絶対に部屋から出ちゃだめだからね」

「うん、わかった」

「何かあったらカーリナと直ぐに飛んで帰ってくるから、

 それまでひとりで留守番しててね」

「お兄ちゃん、ありがとう」


お礼を言ったレオノールの表情は朗らかであった。

不安を取り除けたようでなによりだ。


実際のところ、レオノールの身に何かあったとしても、こちらが知る術はない。

さらに、もし駆けつけようとしても、来た道を歩いて戻るか、

次の11階層の入口まで行って魔法陣を使う以外、手立てはない。

飛んで戻るなんて、現実的に考えて無理な話である。

レオノールを安心させるための方便に過ぎない。


カーリナはリュックから取り出した食料を、

部屋の隅にある騎士団のエンブレムが刻印された木箱に、整然と収めていった。

大きなパンや果物など、3日分の食料がしっかりと詰められている。

これで、万が一自分たちに何かあっても、

レオノールは騎士団の救助まで食料に困ることはないだろう。

準備を終えたカーリナに声をかける。


「よしっ!そろそろ行こうか、カーリナ」

「あっ、はい、師匠!

 じゃあ、行ってくるね……

 そうだノーラちゃん!これを持ってて。

 ボクの木の盾だけど、もしもの時は役に立つと思うから」

「えっ、それだとお姉ちゃんは――」

「ボクなら平気。それよりもノーラちゃんに使ってもらいたいんだ」


カーリナが木の盾をレオノールに渡した。

一見感動的な場面だが、要するに両手で槍を持ちたいカーリナにとって、

片手が塞がってしまう盾が邪魔なのだろう。

師匠命令で無理やり装備させていたが、上手くやりやがったな、カーリナめ。


カーリナの魂胆を知らないレオノールは、

受け取った木の盾を両手でしっかりと握り、その重みを感じ取っているようだ。

それを見たカーリナは、レオノールの肩をそっと優しく抱いている。

こんなの見させられたら、カーリナに何も言えないではないか。

首尾よくやったカーリナが、レオノールに声をかける。


「次の鐘が鳴る頃には戻って来るからね」

「わかった……お兄ちゃん!お姉ちゃん!ちゃんと帰って来てね!」


勿論だと口を揃えて答え、カーリナと自分は中間部屋を後にした。


***


迷宮奥を進みながら、カーリナから魔物の情報を聞く。

次に現れるのはBランクのキラービー、巨大なハチだ。

毒針で攻撃してくるらしい。

手持ちの毒消し草は十分あるが、

やっぱり盾を渡してしまったのは失敗だったんじゃないか?と、

カーリナに軽口を叩こうと思っていると、


「師匠、来ます。キラービーです」


カーリナが羽音に反応し、すぐに槍を構えた。

槍が向いた先、通路の奥から巨大なハチが2匹、

真っ直ぐこちらに向かって飛んでくる。

その姿を見て、反射的に自分も剣を握りしめ、迎え撃つ準備をした。


見た目はミツバチだが、大きさが全然違う。

キラーアントと同じ、いやもっとデカい。

まだ、距離があるというのに、まるで目の前にいるかのような圧迫感、

頭が混乱して、遠近感がバグりそうだ。

羽音が近づくたびに、頭の中で響くような不快感が増していく。


対峙すると、大型犬ほどもある巨大なハチ。

それがうるさい羽音を立てながらホバリングし、

尻に付いた針先を向けながら、こちらの様子を窺っている。

まるで巨大な扇風機がすぐそばで回っているかのようにうるさい。

夏場の風呂上がりなら重宝しそうだが、今は少し肌寒い。


カーリナが槍を突き出すと、

ハチは高く飛び上がり、見事にかわしてみせた。

次の瞬間、もう一匹のキラービーが自分に向かって一直線に飛んできた。

剣を握りしめ、一撃で迎え撃つと、

ハチの胴体が切り裂かれ、黒い煙となって消えた。


一匹片付いたな、と思った矢先、

先ほどカーリナの槍をかわしたハチが急降下して、

自分に襲いかかってきた――なんでこっち?カーリナに行ってよ。

反射的に盾を構えると、ハチが勢いよくぶつかり、

そのまま力でこちらを押してくる。

重い衝撃が手に伝わり、盾を押し返されそうになったその瞬間、

カーリナが素早く槍を構え、ハチの背後から貫いた。


カーリナはそのまま力強くハチを前方の地面に叩きつけたが、

ハチはまだ倒れない。

槍が刺さったまま、ハチは一段とやかましく羽音を立てている。

自分はそのハチに止めを刺すべく、剣を振り下ろすと、

ハチはようやく黒い煙となって消えていった。


ほっと息をつく間もなく、通路の奥から再び2匹のキラービーが現れた。

カーリナはすぐに動き、先制攻撃を仕掛ける。


槍を大きく払うと、その一撃が1匹のキラービーに直撃し、壁に叩きつけられる。

ガン!という音が響き、その衝撃でハチがよろめいた。


その様子を確認しながら、自分はもう1匹に斬りかかる。

しかし、ハチは素早く上昇するとこちらの攻撃をかわした。

おい、卑怯者!この剣の錆びにしてやるから降りてこい!

いや、待てよ、錆びになる原因は血だったはず。

魔物を倒しても煙に変わるだけだから、錆びにはならないか。


一方、カーリナは壁に叩きつけたキラービーに素早く歩み寄り、追撃を加える。

鋭い一突きでハチを仕留めたが、

背後に迫る危険には気づいていなかった。


もう一匹のキラービーが、けたたましい羽音と共に、

勢いよくカーリナに飛びかかろうとしている。

自分は反射的に剣を振りかぶり、そのハチを斬りつけた。

剣がハチの胴を捉えると、ハチと羽音はそのまま消えていった。


***


その後もキラービーとの戦闘を繰り返し、あることに気づいた。

キラービーもキラーアントと同じように、仲間を呼んでいるようだ。

あの羽音がワントーン高くなると、ほぼ確実にその後キラービーと遭遇する。

確証までは得ていないが、推測を前提に、

カーリナにその情報を地図に書き込んでもらった。

時々上層の魔物にも遭遇しつつ、11階層を目指した。


11階層へと続く階段が見えてきた時、異様な気配が辺りを包んだ。

視界の先に現れたのは、金糸雀色の豪華なドレスをまとった人型の魔物だ。

黒いオペラグローブをつけ、優雅に扇子を手にしている。

その貴婦人の周囲には、飛び回る大型の羽音が聞こえ、

鋭い目を持つ護衛らしき魔物たちが控えている――それも5匹も。

見たこともない魔物だが、見た目がスズメバチそのものなので、

凶悪な雰囲気しか漂っていない。


「師匠、あれはクイーンビーです。Sランクの魔物。

 それと……護衛についているのはAランクの魔物のビーダッシュです」

「えっ!?Aランクは1匹しか出ないんじゃないの?なんで5匹もいるのさぁ」

「ボクに聞かれたって知りませんよ!

 ただ地図によれば5匹をお供に従えていると書いているので、

 ビーダッシュに間違いありません」

「巨大なスズメバチが5匹か……厄介だな」

「師匠、スズメではありませんよ」


突然、ビーダッシュの1匹が鋭い羽音を立てながら、こちらに突進してきた。

あまりにも速い。

その勢いに反射的に剣を構え、一閃。

剣が正確にビーダッシュを捉えると、剣先が黒い煙を切り裂いた。


次のビーダッシュがすぐに襲いかかってくる――だが、もう驚きはない。

冷静に間合いを取り、一撃で二匹目も倒す。


簡単すぎやしないか。


クイーンビーに目をやると、目元がわずかに動き、

驚きの感情がその静かな顔に現れたようだった。

へぇー魔物も驚くのか……

いや、実際には驚いていないかもしれない、

単にそう見えてしまっているだけなのだろう。

自分が勝手に感情を読み取っているのかもしれないが、

んー……どうしても驚いているようにしか見えないな。


迫ってくる三匹目のビーダッシュに剣を振り下ろし、

一瞬の手応えの後、煙だけが残った。


再びクイーンビーに目をやると、ゆったりと扇子を広げていた。

黒い扇子が軽やかに舞い、黄色い煙がクイーンビーの周囲に漂い始める。


まるで舞踊でも始めるかのような、優雅な動きだ。

これは、待たないといけないやつかな。

二匹のビーダッシュもクイーンビーの傍らで待機している。

カーリナも一緒になって不思議そうな顔をしている。


クイーンビーはまだ、扇子を振っている。

……いや、本当に踊るつもりなのか?

黄色い煙はというと、徐々にその量が増え、迷宮内に広がっている。

アリもハチも仲間を呼んでいたが、ひょっとしてこれも……


そう思った途端、周囲から羽音が一斉に高く鳴り響いた。

見ると、通路のあちこちからキラービーの大群がこちらに向かってくる。

黄色い煙に引き寄せられたかのように、一気に集まってきた。

こりゃ、まずい。


自分は剣を握りしめ、迫りくるハチの大群を迎え撃った。

キラービーは一撃で倒せるのだが、

次々と襲いかかってくるのと、その数があまりにも多すぎる。


「うわぁ!うぅ……」


隙を突かれたカーリナが毒針の攻撃を受けてしまった。


「カーリナ、大丈夫か!」


痛みに耐えつつも、カーリナは必死に戦い続けている。

しかし、このままでは押し負ける。

なんとかこの逆境を打開する手段を考えなければならない。

さて……どうする?……誰が考える、自分だよ。


カーリナが毒を受けた以上、長くは戦えない。

短期決戦で決着をつけるしかない。

クイーンビーを倒すには、このキラービーの大群を突破しなければならない。

そして、その先に控える2匹のビーダッシュ……

焦りが募るが、ここで怯むわけにはいかない。


「カーリナ、大丈夫か?無理するなよ、でも……一緒に突破するぞ!」


剣を握りしめてキラービーの群れの中に突進する自分に、

カーリナも覚悟を決めてついてくる。

ハチたちの毒針が容赦なく体に刺さる痛みを感じながらも、

必死で剣を振り、キラービーを斬り倒していく。

しかし、数が多すぎる。

後ろからはカーリナの悲痛の叫び声が聞こえる。


その時、ビーダッシュが目の前に姿を現した。

カーリナが槍を構えて真っ先に攻撃を仕掛けるが、

槍を避けたビーダッシュの猛毒針が容赦なくカーリナを襲う。


カーリナはその場に前のめりに倒れた。


「カーリナ!」


叫びも虚しく、キラービーの群れがカーリナを取り囲んでいる。

何とかそれを振り払おうとしたが、ビーダッシュが襲いかかって来た。

必死に剣を振りかざし、一撃でビーダッシュを倒す。

すぐにもう1匹のビーダッシュが迫ってきたが、これも撃破した。


クイーンビーに目をやると、黄色い煙を出すのを止め、

こちらをじっと見つめていた。


はっ、カーリナは!?

キラービーの群れによってカーリナの姿が見えなくなっている。

黄色い煙がなくなってもキラービーは残ったままなのか。

群がるキラービーを振り払いながら、必死になってカーリナに声をかける。


「カーリナ!カーリナ!返事してくれ」

「しっ……」


空耳ではない、確かにカーリナの声が聞こえた。


***


時間はかかったが、キラービーを一掃した。

その頃には、クイーンビーの姿はどこにもなかった。

クイーンビーが逃げた……?

あれだけ護衛を連れているのに、戦闘力がなかったのか?

それとも、別の目的があって逃げたのか?

どちらにせよ、貴婦人様は戦う気がないのは明らかだ。


救出したカーリナの意識はなく、虫の息といった感じだ。

何枚も毒消し草を使うが、カーリナの顔色は一向に良くならない。

焦る気持ちを抑え、さらに草をカーリナの唇に押し当てる。

頼む、間に合ってくれ……

すると、ようやく血の気が少しずつ戻り始めた。


「あれ?師匠、敵は?」

「ああ、もう大丈夫、敵は全部倒した」


通路を見渡しながら、カーリナが言う。


「それにしても……凄い数ですね」

「ん?」

「ドロップアイテムですよ。ほら」


夢中で戦闘し、必死にカーリナの解毒を行っていたので気付かなかったが、

確かに、大量のアイテムが通路に散乱している。

あれだけの魔物を一度に倒したのだ、そりゃこんなことになるわなぁ。


カーリナには暫く休むように指示し、自分一人でアイテムを拾い始めた。

拾っても、拾っても埒が明かない。

気が付けば、カーリナもアイテムを拾い始めていた。

もう少し休んでればよいものの。


「師匠、これ見てください」


カーリナが一つのアイテムを掲げている。

ここからではよく見えないよ、疲れているから持って来てよ。

いや、カーリナも疲れているだろうから、こちらから出向くか。

トボトボと歩き出した自分に向かって、


「師匠、早く!これ『解毒の鍵』ですよ」

「鍵?ああ、魔物が落とすアイテムだっけ?」

「そうです、そうです」

「ああ、そう言えば一つ持ってたな。これと一緒か」


ポケットに入れていた鍵を取り出し、カーリナに見せた。


「いいえ、それは『覚醒の鍵』だから違いますよ。

 それは催眠攻撃に耐性が付く鍵です。こっちの鍵は毒耐性が付きます」

「ふーん、そうか……じゃー、それはカーリナが持ってて」

「えぇぇ!ボッ、ボクが装備しても良いですか!?」


毒で苦戦したので、毒耐性の鍵はカーリナに持たせよう。

二種類を一人が持つよりも、それぞれを二人で持っていれば、

どちらか一方が状態異常になっても、耐性がある方が助けられるから、

この方が良いだろう。


「ボクもキーホルダーか……」

「あのー、感無量のところ悪いんだけど、

 アイテムを拾ってレオノールが待つ中間部屋へ戻ろう」


余程嬉しかったのだろう、落ちているアイテムを拾うそばから、

カーリナの顔から笑みがこぼれ落ちている。

拾うか落とすかどっちかにしてくれ。


アイテムを拾い終え、力を振り絞ってなんとか11階層の入口までたどり着いた。

そこには魔法陣が刻まれている。


「行くぞ、カーリナ」


無言でうなずくカーリナを見ると、

手元の解毒の鍵を見ながらまだニヤニヤしている。


二人で魔法陣の中へと足を踏み入れ、移動スキルのトランスポートを唱える。

目の前に現れた移動先表示から、10階層部屋を選択。

一瞬、香色の光が体を包み、光が消えると、10階層の中間部屋に到着していた。


そして、目の前には満面の笑みのレオノールが立っていた。


「お兄ちゃん、お姉ちゃん、おかえり」

魔物設定


キラービー/ killer bee

系統:虫 種:アリ・ハチ ランクB

弱点:土 耐性:風 特殊:毒

攻撃:毒針攻撃

特徴:攻撃的な巨大なハチ。大きさは大型犬程度。見た目はミツバチ。

   常に飛行していて羽音がうるさい。

   敵を威嚇する際は、羽音がワントーン高くなる。

   また、仲間を呼び寄せる際も羽音がワントーン高くなる。

   攻撃ムーブは高く飛行後に急降下しながら毒針で攻撃する。

ドロップ:薬/毒消し草、薬レア/解毒剤、ラベル/敏捷性のカード


ビーダッシュ/ bee dash

系統:虫 種:アリ・ハチ ランクA

弱点:土 耐性:風 特殊:毒

攻撃:毒針攻撃(猛毒)

特徴:攻撃的なハチ。大きさは大型犬程度で常に飛行している。

   見た目はスズメバチで、明らかに危険そうな外見。

   羽音はうるさく、キラービーよりもワントーン高い。

   高速に移動しながら敵目がけて急降下しながら毒針で攻撃する。

   猛毒だが直ぐに解毒すれば助かる。

   戦闘中に解毒ができなければ命を落とす危険がある。

ドロップ:食材/ハチミツ、アイテムレア/ポマンダー(香料用)、

     鍵/解毒の鍵


クイーンビー/ queen bee

系統:虫 種:アリ・ハチ ランクS

弱点:土 耐性:風 特殊:毒

攻撃:ビーダッシュ5体による蜂起

特徴:ノンアクティブの魔物でありクイーンビー自体は攻撃しない。

   お供のビーダッシュを引連れ、涼しい顔で迷宮内を徘徊し、

   その見た目は貴婦人が散歩でもしているかのよう。

   金糸雀色のドレス、黒色のオペラグローブ(長手袋)、

   巻き毛を上へ上げている。手には黒色の扇子を持っている。

   お供のビーダッチュが常に周りを警戒しながら飛んでいて、

   近づくもの全てを攻撃する。

ドロップ:素材/蜜蝋、アイテムレア/ポマンダー(香料用)、宝石/碧玉

     指輪/変身の指輪(通称:カフカ)

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