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第32話 整う

アイノさんか……どんな人だろう。


現在、ローレンツの愛娘であるアイノさんに会うため、

難民キャンプの隅にある鍛冶師ギルト地区に向かっている。

断っておくが、自ら好き好んで会いに行くわけではない、

先導を歩くローレンツによって無理やりに連れて行かれるのだ。


そもそもこの難民キャンプにやって来たのは、

騎士団長ユーハンから呼び出されたからである。

結果、再び魔物討伐を依頼するものであったが、

依頼を引き受けると、

頃合いを見計らったかのようにその場にローレンツが現れた。

娘のアイノさんに会わせると自分を強引に連れ出したのだ。


道すがらローレンツから難民キャンプについての説明を受けた。


当初、難民キャンプは中部市街連隊の駐屯地に設置する予定であったらしい。

駐屯地は先の魔力災害による転移者を受け入れていたため、

難民を受け入れる態勢が整っていたそうだ。


しかし、難民が想定外に増え続け、駐屯地の収容限界を迎えてしまい、

この何もない草原に難民キャンプを新たに設けたそうだ。

仮設住宅用だろうか、あちらこちらで設置している天幕が見える。

現時点でも受け入れ態勢が十分に整っていないようだ。


現在、このキャンプでは二千人を超える人々が生活している。

近くの冒険者の街ヴァルケアでさえ村人は一千人弱なので、

このキャンプでは倍以上の人数が生活していることになる。

それだけの人数が生活するにはそれなりの物資が必要であり、

物資輸送のための街道整備が必須となる。


輸送自体は冒険者ギルドが一手に引き受け冒険者へ依頼しているが、

魔物が活発なため護衛として騎士団が付いているそうだ。

ただ、それは建前であって、

実際は魔物の奇襲にあったと報告し物資を盗む冒険者がいるため、

火事場泥棒を防ぐ監視の意味合いを兼ねているそうだ。


騎士団は難民キャンプの魔物襲撃に備えた治安維持に加え、

物資輸送時の護衛・監視も受け持っているため、

周辺の小迷宮での魔物討伐が遅々として進まず、

その結果、難民キャンプへの魔物襲撃の数が減らせずにいるようだ。


昨日も夜襲があり今朝方まで騎士団が交戦していた。

一昨日作り直したばかりの柵を鍛冶師ギルドが直しているとのこと。


なるほどー、話しを聞いただけでも騎士団は大変だ。

魔物を相手に悪戦苦闘しているんだな。

それでユーハンはあんなにやつれていたのか。

満身創痍でアップアップなんだろうな、近いうちに死んじゃうんじゃないか?

でも、自分とカーリナの縁談を調えようと必死になって、

ローレンツと言い争っていたからまだ余裕はありそうだがな。


そう言えばカーリナはどこだ?まだユーハンのところだろうか。

ローレンツとユーハンがどっちの娘を自分に嫁がせるかで揉め、

どちらも譲ることなく、その口論に呆れていたカーリナだったが、

今頃はユーハンから必死に説得されているのだろうか。


***


暫く歩くと鍛冶師ギルド地区に入ったようで、

何処からともなく金属を叩く音が聞こえてきた。

鍛冶場は火を扱うために難民キャンプの端に密集している。

万が一のことを考えての事らしいが、その万が一になったら、

それはそれで大惨事になりそうだな。


視界には小さな工房が幾つも並んでいる。

屋根からはニョキニョキと煙突が生え、灰色の煙が立ち昇っている。

煙を見ていると……無性にタバコが吸いたくなった。

どこぞで一服できないものかと工房の一つをのぞくと、

昼間だというのに薄暗い中で汗だくの鍛冶師が仕事をしていた。


鍛冶師は火床から真っ赤に熱された金属を取り出すと、

鉄床に乗せ力強くハンマーで叩きつけた。

その瞬間、暗い部屋に火花が飛び散り部屋が明るくなった。

叩かれる度に金属は変形しながら火花を散らし、

その火花によっておぼろげに見えた工房内の壁には窓が設置されているが、

日光を防ぐためだろうか閉ざされている。

暑そうだなー、風も入ってこない室内で火を目の前に仕事をすれば、

汗だくになるのも十分うなずける。

その火花が徐々に小さくなると、鍛冶師は再び火床に金属を突っ込んだ。


店先で披露する蕎麦打ちと同じく、鍛冶師の所作につい見入っていると、

ローレンツに呼ばれた。


「おいヒデキ、こっちだ」


ローレンツの案内で訪れた工房は明るく、

椅子に腰かけたローレンツの義甥マルッティがいた。

マルッティの視線は座って作業をしている知らない女性に向けられている。

その女性は紺色のオーバーオールに白のタンクトップ姿だ。

髪の色はローレンツと同じオレンジブラウンで、

ショートヘアの前髪をピンで留めている。

ローレンツが女性に声をかける。


「おぅ、アイノ!未来の旦那を連れて来たぞ」

「何よー、まだそんなこと言ってんの?アタイはまだ……

 って誰よその人?」


ローレンツの呼びかけに作業の手を止め立ち上がった女性が、

不思議そうな顔つきで自分を見ている。

この女性がローレンツの娘のアイノさんか。


「だから、こいつがお前の旦那になるヒデキだ」

「いやいやローレンツさん、私はまだ結婚するだなんて言っていませんよ」

「何だヒデキ!照れてるのか?それともアイノに何か不満があるのか?」

「いや不満があるとかないとかの話しじゃなくて――」


アイノさんは小柄でローレンツと変わらず150cmといったところだ。

マルッティとも変わらない背丈なのでドワーフは皆小柄なのだな。

一見すると子供の様だがアイノさんの顔つきは大人のそれで、

整った容姿をしている。

ローレンツが言っていたようにアイノさんは美人だ。


「確かにアイノさんは美人ですけど……

 だからと言っていきなり結婚という事には――」

「ハハハッ、やっぱアイノは美人だろ。そうだろうそうだろ!」


娘が美人だと言われ気を良くしたローレンツが、

自分の背中をバシバシ叩いてくる。


「ちょっ、ちょっとそんなに強く背中を叩かないでくださいよ」

「ハハハッ」

「ねー父さん、やめてやんなよ。その人困ってるよ」

「心配ない、ヒデキは頑丈だから大丈夫だ。

 ところでアイノ!例のやつはできたか」

「はぁー!?まだに決まってるでしょ。

 マルッティから受け取ったのさっきだよ。

 そんな直ぐにできるわけないじゃん」

「そうだったな。んじゃーここでヒデキと待たせてもらうぞ」


ローレンツは工房の隅にある二人掛けの机に腰を掛けると、

自分に向かって手招きをした。

ローレンツの対面に座るとマルッティがお茶を運んできた。

椅子は二脚しかないので必然的にマルッティは立ったままになる、

すまんマルッティよ。

お礼を言ってお茶をすする――いつもと変わらぬ白湯みたいに薄味だ。


ところでローレンツは何を頼み、アイノさんは何をやっているのだろう。


「ローレンツさんここは?」

「アイノの作業場だ」


作業場?ここに来る途中で覗いた工房とは違い室内は明るく、

火床や鉄床が見当たらないが、ここは何の作業をする所なんだろう?


「アイノさんも鍛冶師なのですか?」

「ん?ああそうだが、アイノは研ぎ専門だ。

 そんでもってヒデキが今日ここに来るって聞いたからよー、

 借りっぱなしだった鋼鉄の剣、あれを研がしてるんだ」


冒険者の街キュメンで四人パーティーを組んでいた際、

自分の鋼鉄の剣をマルッティに貸したままだった。

その鋼鉄の剣を自分に返すために研いでくれているのか。

それとも研ぐだけ研いで、もう少し貸しておいてくれと……

いや、流石にそれは言い出さないだろう。


アイノさんの研ぎ作業を待つ間、

ローレンツから貰った高価過ぎる呪物について話しをしてみた。


「そうだローレンツさん、頂いた鈴なんですけど」

「おぅ、俺がヒデキにやった鈴か。どうだ使ってみたか?」

「ええ、鳴らし過ぎて大量の魔物を相手するはめになってしまいました」

「ハハハッ、ヒデキは無茶な使い方するな。

 そんでどうしたんだ?全部倒しちまったんだろ?」

「ええ、でも倒したのはカーリナです」

「そうかそうか。おぅそうだ!カーリナのLv.はどうなった?

 ヒデキのスキル使って相当上がったんだろ?」


ローレンツが声を潜めて尋ねてきた。

確かに自分のステータス調整については他言無用を条件に教えたが、

娘の工房だからといっても、どこで人が聞いているかわからないと考え、

ローレンツなりに気を使っての事なのだろう。


しかし、自分がカーリナのLv.などに気を使う訳もなく、

ステータス画面を確認しながらローレンツに答える。


「えーっとですねー、村人はLv.23のままですが……

 新しいジョブとして戦士、薬師、冒険者を獲得しまして、全てLv.11ですね」

「新しいジョブが三つ!そんでもってLv.11だぁー?

 かぁーっ!普通にやったら三年はかかるぞ。

 それをたった数日で……

 やっぱヒデキ、アイノと結婚しろ」


ローレンツは口を開けばすぐこれだ、困ったものだ。

それに声が大きいぞ、さっきの気遣いは何処へ行った。

白湯のようなお茶をすすりながら話題を変える。


「ローレンツさん、ここでタバコ吸ってもいいですか?」

「ん?そんなもんわざわざ許可なんていらんだろ。勝手に吸えばいいだろ」

「一応、作業場なので禁煙なのかなと思って」

「キンエン?何だそれ?」

「いや、こっちの話しなので忘れてください。では火を貰えますかね」

「ん?あの火が出る魔道具はどうした?」

「あっ、これですか。前も言いましたがこれは魔道具じゃないですよ」


ポケットからオイルライターを取り出し机の上に置くと、

ローレンツがすぐさま奪うようにして手に取った。


「おお、これだこれ。どうしたんだ?壊れて火が出ないのか」

「いや、壊れた訳ではなくてですね、

 ただオイルが切れてしまって火が点けられないんですよ」

「オイル?」

「ちょっといいですか」


ローレンツからオイルライターを取り上げ、

外側のケースから中のユニット部を引き抜いて見せた。


「この部分にオイルを入れるんです。

 ほら、これをめくると綿が入っているのが見えますよね。

 これにオイルを染み込ませて貯めておくんです。

 それで揮発したオイルが芯を伝ってこの先っちょから出るので、

 この回転部と石で火花を出して着火させるんです」

「へーすげーなそれ。ん?何か落ちたぞ。何だそれ?」

「ああ、ありがとうございます。予備として入れていた石です」

「石だーぁ?おいおいウソだろ!そのちっこいのが火打石か」

「嘘じゃないですよ――ほら」


ネジを緩めフェルトとバネを取り、中に入っていた石を見せると、

ローレンツはちっせー、ちっせーと騒ぎ甚く感動している。

バネを見てほせー、ほせーとも騒いでいる。


「それで……火を貰いたいのですが」

「おぅそうだったな、すまんすまん。

 マルッティ!先の辻にある工房に行って火を貰ってこい。これを――

 持ってけ、ほれ!」


そう言うとローレンツは壁の掛かっていた使い古されたランプを取り外すと、

マルッティに突き出しお使いに出した。

これでやっとタバコが吸えそうだ。

お使いに出されたマルッティの後ろ姿を見送り、

オイルについてローレンツに相談する。


「オイルってどこかで入手できますかね」

「そーだなー、そもそもヒデキのその魔道具なんて出回ってねぇから、

 正直なところ何が使えるかわからん」

「燃える液体、それも揮発性が高いのが必要なんですが」

「んー、要は外に出すとすぐ消えちまって、良く燃える水が必要なんだよな?

 なら似たような物があるにはあるがなー」

「えっ!本当ですか。それはどこに売ってますか?」


オイルの代替となる物がありそうだ。

聞いてみるものだな。


「あれは確か……薬師ギルドで売ってたな。

 ただ、このキャンプにはねぇな。ヴァルケアまで行かないと。

「そうですか……じゃー今からだと買いに行けないか……」

「そう落ち込むなよ。小迷宮から帰って来たら買いに行けばいいじゃねーか。

 何なら俺が付き合っても……

 お!?ちょっと待てよ――」


何か妙案が思いついたのだろうか、ローレンツが話すのを止めた。

ローレンツが虚空を見つめているとマルッティがお使いから戻ってきた。


「おじさん、貰って来ました。はいこれヒデキさん」

「ご苦労様ですマルッティ君。ありが――」

「丁度いい、マルッティ!今度は鍛冶師ギルドに行ってこい。

 今日はボリスかエルザのどっちかがいるはずだ、

 燃える水を貰ってこい。ローレンツの使いだと言えば貰えるはずだ。

 いいか、貰うのは白の方だ。ほら、行ってこい」

「えぇぇ、またですか。それにボリスって誰ですか?

 ぼくその人に会ったことないです」

「いいから行ってこい。ボリス!って呼んで振り向いた奴がボリスだ。

 おぅそうだ、念のため黒も貰ってこい」


マルッティが再びお使いに出された。


「ヒデキ!グランドマスターなら持ってっかもしれねーぞ」

「グランドマスター?」

「おぅ、俺の師匠で鍛冶師ギルドの一番エライおっさんだ」

「その師匠がボリスさんなのですか?」

「あー違う違う。ボリスってのはホムンクルスだ。

 グランドマスターの執事をやってる奴だ」

「あーそうでしたか……ホムンクルスねー」


ホムンクルス……

白湯みたいなお茶をすする。


ホムンクルス……

何だっけ、言葉は聞いたことあるけどわかんないな。


ホムンクルスが何か思い出せないでいると、

隙を見せたせいか、オイルライターを手にしたローレンツが、

外せないパーツを取ろうとしていた。

きつく注意してからオイルライターを取り戻した。


このやり取りの間もアイノさんは黙々と鋼鉄の剣を研いでいた。

グランドマスターからマルッティが何かを貰って来るのは待つとして、

アイノさんの研ぎが終わるのは……やはり待たないといけないか。

流石に、明日の朝に取りに来るのでヨロシクー、と帰るとまずいだろうな。


マルッティがお使いから帰って来るのを、

一服しながらローレンツと雑談して待つ。


「おぅ、ヒデキ。オタラに行く前に風呂入って行くか?」

「オタラ……オタラ……あっ、団長に依頼された小迷宮ですね。

 って、えっ!?風呂があるんですか?」

「ああ、鍛冶師ギルドが管理している風呂がある。今から行くか?」

「はい、ではマルッティ君が戻って来たら皆で行きましょう」

「んーいや、あいつ待ってたら混んじまう。今行くぞ」


ローレンツは強引だ、マルッティが可哀そうになってくる。

仮にアイノさんと結婚したら、このローレンツが義父になるかと思うと、

やはり躊躇してしまう。

だが今は何もすることなくマルッティを待つだけなので、

ここはローレンツの意見に乗ってしまおう。


風呂かー、こちらの世界に来てから手ぬぐいで体を拭くぐらいだったので、

湯船に浸かれるとは思わなかった。

元の世界では独身の一人暮らしだったのでもっぱらシャワーばっかりだった、

お店では入っていたが……

やはり日本人なのだな、湯船に浸かれると思うと嬉しくなる。


ふと疑問が浮かぶ、こちらの世界は混浴だろうか。

マルッティを待つ必要はないがアイノさんも一緒に風呂に行くのだろうか。

混浴じゃなくても何とかなんないもんか、

んー、ローレンツがじゃまだな……

あれこれ妄想していると、


「おぅ、アイノ!ヒデキと風呂に行ってくる」

「はーい」

「戻って来たら研ぎ終わってるよな」

「ばっかじゃないの!そんなに早く終わるわけないでしょ」

「そうか。マルッティが戻って来たら待たせとけよ。

 ここの新しい手ぬぐいを二本貰ってくぞ!行くぞヒデキ!」


アイノさんは一緒に行かないようだ、次の機会に期待して工房を後にした。


***


「どーだーヒデキ!やっぱ風呂は気持ちいなー。

 早めに来て正解だったな。貸し切りだぞ。

 アイノも連れてこればよかったな」

「そうですね」


蒸気に包まれながらローレンツに返答した、風呂は蒸し風呂だった。

湯船に浸かれなかったのは残念だが、これはこれで気持ちいものだ。

ん?今、アイノも連れてこればよかったなと言わなかったか?

ローレンツの口振りだと混浴なのか、

おいおい、先に言ってよー、後だしは卑怯だぞ。


この蒸気は魔法石を使って作っているらしい。

施設の管理は鍛冶師ギルドだが責任者は魔法使いとのことで、

薬師ギルドから魔法使いが設備管理者として派遣されている。

入口に中年の男が一人いたが、

愛想が悪い番頭だと思ったがあれがウィザードだったか。


そうか、自分が魔法使いジョブを獲得すれば風呂が毎日楽しめるのか。

それに魔物との戦闘が楽になるかもしれない。

魔法使いジョブ獲得を新たな目標に設定しよう。

魔法使いか……ファンタジーっぽくていいじゃないか。


「おーしっ、そろそろ出るか」


ローレンツに言われるがままにほぼ全裸で建物から出て、

外にある椅子に腰かけた。

普段は飲むことがないが、何だかコーヒー牛乳が飲みたくなってきた。

ウィザードのおっさんが魔法で出してくれたらなー。

外気浴で整えた。

キャラクター設定


アイノ/鍛冶師Lv.1

種族:ドワーフ 性別:女 年齢:20歳

身長:150cm 瞳:ブラウン 髪型:オレンジブラウンのショートヘア

一人称:アタイ

紺色のオーバーオール、白のタンクトップ

家族:父ローレンツ、双子の兄ライノ

ローレンツの鍛冶師へ転職を機に自身も鍛冶師になることを決意


ヴィクター/鍛冶師ギルドグランドマスター

種族:ドワーフ 性別:男 年齢:51歳

ジョブ:錬金術師Lv.36

家族:独身、ホムンクルス二体所有(男性型:ボリス、女性型:エルザ)

毎朝、エルザに口淫させ、それをボリスに見せつけて興奮

毎晩、ボリスに口淫させ、それをエルザに見せつけて興奮


ボリス/男性型ホムンクルス

ジョブ:執事

一人称:ワタクシ


エルザ/女性型ホムンクルス

ジョブ:メイド

一人称:ワタクシ


難民キャンプ

騎士団:治安維持、護衛・監視、周辺集落に残された村人の救出を実施。

教会:炊き出し、魔法治療、死体の捜索および処理を行っている。

冒険者ギルド:物資運搬と天幕設営を担っている。

その他ギルド:その他諸々

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