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第3話 溶け合う

ずっと我慢していたが、裸足なので足の裏が傷だらけで痛い。

折角薬草を2枚持っているので使ってみよう。

準備のため二人を待たせ、左右に1枚ずつ薬草を使うと傷と痛みがなくなった。

見兼ねたラタさんが、使ってくださいと脱いだサンダルを渡してきた。

母親の真似をするように、アスル君もサンダルを脱ぎこちらに渡してきた。

ありがたいが2足もいらない、それに……2つとも小さくて足が入らない……。


二人は黙ってサンダルを履き直し、三人で走り出した。


***


走りながらステータスの確認を行うと、村人がLv.6に上がっており、

新しいジョブを獲得していた。


戦士Lv.1


戦えそうなジョブ獲得に心が躍り、早速ジョブを村人から戦士に切り替える。

その際、スキルポイントが5と表示していることに気付いた。

全て使い切ったはずだが、もしやと思い確認してみると、

グレーアウトしていたはずの設定画面が元に戻っている。

ん?なぜ……いや、それよりもどう振り分けよう。


ヒデキ・トモナガ 15歳 戦士 Lv.1

攻撃力      13倍 使用スキルポイント66

獲得経験値UP   5倍 使用スキルポイント17

二乗効果     25倍 使用スキルポイント17

 ┗対象:獲得経験値UP

サブジョブ数    1 使用スキルポイント2

 ┗村人 Lv.6


走りながらだと思考がまとまらないので、

とりあえず村人をサブジョブにセットできるようにだけした。

でもなぜ5ポイント……あっ、村人がLv.1からLv.6になったからか。


また足が痛くなってきた頃、アスル君が林に入る。

漁村にはここが近道なのですと言ってラタさんも林に入っていった。

こっちは裸足なのだがなーと思いながらも、自分も後に続く。

磯の匂いが強くなり、海の近くに来たのがわかる。


漁村への近道だという林を抜けると、目の前に海が広がった。

空はどこまでも澄んで、穏やかな海と溶け合っている。

砂浜は白く、海とのコントラストが美しい。

綺麗な景色に心が癒され、走った疲れがどこかに消え去った。

足は痛いままだが……。


坂を下った先に漁村がある。

家がポツンポツンと建っていて、少し離れたところに小さな漁船が数隻見える。

こういった落ち着いた場所でのんびり暮らすのも悪くないなーと思いながら、

坂を下っていると、魔物に襲われているのか人々の悲鳴が聞こえてきた。

砂浜まで降りると、

ぴょんぴょんと飛び回りながら村人を襲っているスライムを見つけたので、

鑑定を即座に使う。


ブルースライムLv.12 ブルースライムLv.12

ブルースライムLv.12 ブルースライムLv.12


またスライム、それもLv.12が4匹も。

これから始まるであろう千本ノックにげんなりしながら、

一番手前のスライムをかっ飛ばした。

空高く打ち上げられたスライムは弧を描き海へと落ちた。

空と海とスライムが溶け合った。


何が起きたのかわかっていない村人の間をすり抜け、

先程の1匹目とは少し距離を開けるようにして、

2匹目のスライムも海へかっ飛ばした。

村人は必死にスライムから逃げながらも、訝しげにこちらを見ていたが、

ラタさんの姿に気付き、助けが来たと騒いでいる。

次の獲物を探していると、声がかかった。


「次はこっちを頼む」


声がした方へ視線を送ると、老人を背負いスライムから逃げている男がいた。

襲うのに夢中なのか、駆け寄った自分にスライムは気付いていない。


「ふふふ、バカめ。お前も溶け合うがいい。ふぬぬんっ!!」


クリティカルが出たのか、3匹目はかなり遠くまで飛んで行った。


「あっちも頼む」


先程の男が指さす方を向くと、4匹目がラタさんに襲い掛かっている。

アスル君が泣き叫びながらそのスライムに向かって行くところだった。


「ママはボクが守る!」


スライムから体当たりを受け、アスル君が飛ばされた。

心意気は買うが、魔物からママを守るったって、土台無理な話なのだ。

アスル君に代わって、4匹目を海へかっ飛ばした。


ラタさんに声をかけ無事なのを確認した後、

飛ばされたアスル君のもとに駆け寄って手を貸す、怪我はなさそうだ。

引き起こしながら、この漁村へ向かう前に聞いたアスル君の言葉を思い出した。

――そういえば、ヒデキさんが助けてくれるとも言っていたな。

自分が魔物を倒すのも織り込み済みってことか。

下種の勘繰りをしながら、アスル君へ話しかける。


「アスル君は少し離れた所でママを守ってくれ。

それと、お願いがあるんだが受けてくれるかい。

アスル君にしかできないとても大切なことなんだ。

4匹いるスライムをそれぞれ倒すまで何回攻撃したかを数えて欲しいんだ。

ママを守りながらだと大変だけど、大丈夫だアスル君ならできる。

お願いするよ」

「うん、数えたらいいんだね。ママと一緒に数える」


子供なんてちょろいもんだ。

受け取ったのが重要ミッションだと思い、目をキラキラさせている。

邪魔者には退場してもらい1匹目の帰りを待ち構えていると、

先程の男が話しかけてきた。

茅色のズボンに白色の半袖シャツ、明るい髪で健康的な褐色の肌をした、

体格のいい男だ、年齢は30代前半といったところだろう。

もう老人は背負っていない、老人にも退場してもらったようだ。


「俺はバルコ。子供の扱いに慣れてるな」

「私はあの二人を助けると約束し、アスル君はラタさんを守ると約束しました。

男が一度約束したことを反故にしたら、カッコ悪いでしょ」


スライムに集中したいので、質問の答えになっていない適当な言葉を並べた。

外見は15歳の子供だが、中身は40過ぎのおっさんだと本当のことは言えないし、

説明が面倒だからな。


「ハハハ、そうかそうか。俺もカッコ付けたいんだが、

魔物相手に到底勝てっこねぇ。手を貸したいのはやまやまなんだが、

足手まといになるだけだ。役に立てなくてすまないが、4匹任せていいか」

「問題ありません、バルコさんは村の皆さんを海から遠ざけておいてください。

私はヒデキです。よろしく」

「おおっ!頼もしいな。村の皆の避難は任せろ。

俺もヒデキとの約束を守ってカッコ付けさせてもらうぜ」


そう言い終わるとバルコは駆け足で去っていった。


1匹目(たぶん)が海から出てきた。

濡れたブルースライムは太陽に照らされ、

まるで宝石のようにキラキラとしてなんとも綺麗だ。

こちらに向かって一直線に進んでくる。

ぴょんぴょんと砂浜を飛び続け、手元に来た時には砂まみれになっていた。


「砂まじりのスライムを再び宝石にしてあげよう。ふんっ!!」


1匹目(たぶん)を海へとかっ飛ばした。


「2匹目はもうすぐ上がってくる。ここで待っててくれー!」


少し離れた場所で、バルコが砂に目印代わりの木をさしながら叫んでいる。

なんなのこの男は、役に立つねーと思いながらバルコのもとへ駆け寄る。


「あと3匹目はあっちだ」


そう言って指を指した方に向かって、バルコが叫ぶ。


「アンス!もう少し時間はありそうか?」

「あぁ、こっちはまだ大丈夫だ。海藻に手こずって上がってこねぇ。

エーロ!そっちはどうだ?」

「こっちが先かもしんねぇぞ。バルコ!順番変えた方がいいぞ」


3匹目と4匹目を海へかっ飛ばした辺りに、

アンスとエーロという村人が木をさして目印を作っている。

目が良いのか、砂浜から海中のブルースライムが見えるようだ。

おそるべし漁師の視力。


その後は、かっ飛ばして目印に移動、

かっ飛ばして目印に移動をひたすら繰り返した。

まるで貸し切りのバッティングセンターのようだな。

――そう言えば最後に行ったのは……。

単純作業の繰り返しに飽き、つい余計なことを考えてしまう、集中せねば。

――球種は……単純なストレート……まぁ跳ねてるから変化球か……。

また余計なことを考えていた、いかんいかん、目の前の魔物に集中せねば。

――打ち損じたら……本当の意味でデッドボールだな……。

もうだめだ、集中できない。


肉体的、精神的につらい千本ノックを続けていると、

1匹目が煙に変わったことでようやく終わりが見えた。

よし!残り最後まで集中することに集中するぞ。


***


4匹目を倒し薬草を拾い終えると、バルコが話しかけてきた。


「ヒデキ、その薬草を譲ってもらえないか?怪我してるヤツに使いたいんだ」

「ん?これですか。どうぞ皆さんで使ってください。差し上げます」


漁村への近道の林を抜ける際、落ちている枝を踏んでしまい、

傷だらけになっている足の裏を治そうと思っていたのだが、

怪我人そっちのけで自分が2枚使うとなると流石に気が引ける。

バルコに4枚全て譲った。


「助かる。村の薬草はこの前の津波ん時に流されちまってな、困っていたんだ。

ん?どうしたその足。ヒデキも怪我してんじゃねーか」

「いやこれは裸足で林を走ったときのもので、大したことありません」

「そうかー靴なくしちまったのか?それなら俺のサンダル使ってくれ。

村を救ってくれたお礼だ。あとなんか欲しいもんないか?」


おいおいこのバルコ、仕事ができ、指導力もあって、

更に優しくて、気が利くぞ。

部下にするならこんなヤツが欲しいな。

いや、こっちが部下になった方が楽か……。

それにお礼はラタさんからたっぷりもらうので十分だ――体が持たないよ。


「サンダルだけで十分です。ありがとうございます。

それより、どうしてこうなったのか教えてもらえませんか」

「そうだな……おっ、アンス!丁度いい、ちょっと来てくれ。

ヒデキから薬草もらったから怪我人に回してくれ。

俺はヒデキと親父達んとこ行ってくる。

お前らもひと段落したら飯食いに来ていいぞ。

ただエーロ達はもう先に行ってるみたいなんで、

何人かは見張りに残してくれ。また、魔物が来るかもしれねーからな。

後で交代出すから、頼んだぞ」


なになに、このバルコ、やっぱり上司に欲しいな。


***


バルコに付いて行くと、高台にある大きな建物に着いた。

上って来た坂を振り返ると、先程までいた砂浜が一望でき、

男達がまだ片付けを行っているのが見える。

この建物は村で管理していて、村の決め事や祭りの際に使うらしい。


「また、避難所になったか……」


そう呟きバルコが建物の扉を開けると、村の老人や子供が中心に集まっていて、

炊事場で女性たちが食事の準備をしている最中だった。

魔物を倒すのに必死で時間を忘れていたがそろそろ昼時か。

腹がぐぅーと鳴る。


「パパー!!」


女の子が駆け寄りバルコに飛びついた、その子を抱え上げてバルコが言う。


「アレーナ、怪我ないか?ママは?」


女の子が指した炊事場の方を見ると、一人の女性が手を振っている。


「アレーナ、ママが忙しいから手伝って欲しいみたいだぞ。できるかなー?」

「うん、できる。ママ手伝うー」


バルコが女の子を床に下ろすと、元気に炊事場の方へ走っていった。


「妻のカーニャと娘のアレーナだ。挨拶は後でさせるが、先にこっちだ」


バルコに連れられ入った部屋は何やら騒がしい。

部屋の中央に20人は腰掛けられる大きなテーブルがあり、

既に十数人の男たちが昼食を取っていた。

昼間から酒を飲んでいて、魔物討伐の祝賀会といった雰囲気だ。


「村の英雄さまをお連れしたぞー!!」


バルコがそう言うと、男たちが歓喜の雄叫びを上げたため、

口の中の食べ物が飛び散った――恐ろしく汚いティッカーテープパレードだな。

雄叫びに反応した子供数人が部屋の入口から覗いているが、

あっちで遊びましょうと言われ、小さな野次馬たちは女性に連れられて行った。


「英雄さまに乾杯~」「あんたのおかげで助かったぜ」「若いのにすげーなー」

「冒険者じゃないらしいな」「村人だ、タラが言ってたぞ」「とにかくすげー」


嬉しそうに声をかけてくる男達に、バシバシ叩かれながら部屋の奥へと進む。

まるでホームランを打った後の祝福されるベンチといった感じだな。

確かにスライムをかっ飛ばしたが。

そう言えば、何本かはホームランだったな……。

部屋の奥で食事を取っている長髪の初老の男にバルコが声をかける。


「親父、ヒデキを連れて来た」


声をかけられた男が立ち上がり、分厚く大きな手を出して挨拶してきた。

頭と顎髭には白いものが目立つ、バルコと同じくいい体格をしている。

藍色のシャツに生成色のハーフパンツといった出で立ちだ。

見た目は漁師というよりも、ベテランサーファーだな。


「村を救ってくれて感謝する。俺は村長のペスカってもんだ。さぁ掛けてくれ。ご馳走とまではいかんが飯を食ってくれ。酒もあるぞ」


村長の左側にバルコが掛けたので、自分は右側に掛けた。

バルコが手を叩いて人を呼ぶ。


「おーいカーニャ持ってきてくれ!

ヒデキ、すまんが肉はない、魚だけだ。でもパンとスープがあるぞ」

「そんなー十分です。ありがとうございます」


カーニャさんが料理を運んできた。

目の前に料理が並ぶ、魚のスープ、干した魚、焼いた魚、

それに黒く硬そうな大きなパンだ――スープ以外、全部硬い。

食事をしながら、村長の話しを聞いた。


「10日前、ここストメリ湾にあるサロって島から光の柱が立ってよ、

地面が激しく揺れたんだ。暫くして津波が村を襲ったんだが、

村にいた者全員は既にここに避難してて助かった。

ただ、大型の漁船が数隻流されちまって、残っているのは小型だけだ。

あと、漁に必要な道具、中には家が流されちまったヤツもいてなぁ、

これからどうしたものかと……」


案内人の女に聞いた魔力災害ってやつか。

となると、自分はサロという島で召喚された可能性が高いな。

機会があれば行ってみたいものだ。

できればスマホを回収したい、無論、充電は切れているだろうが。


「ストメリ湾沿いの漁村が全て被害を受けたんだ。タンペだけじゃねーぞ親父。

だから弱音なんて吐いてる場合じゃねぇ。皆でこの村を立て直そうぜ」

「バルコ、わかってる。俺だって引退したが元漁師だ。

こんなもんで泣き言を言ってる場合じゃねーってのはわかってる。

皆で村を立て直すんだろ、やってやろうじゃねーか」

「だったらなんで――」「いや、だからな――」


親子喧嘩が始まりそうなので、水を差す。


「あのー、津波の被害に遭われたのはわかったのですが、魔物は……」

「そうだったな、すまん。おいバルコ、ちゃちゃ入れてくんじゃねーよ。

ようやっと、道具を買いそろえたり、家を建て直したりしてたんだが、

今日の明け方、あの魔物が来やがったんだ――」


村長の長い話しをまとめるとこうだ。

地震直後に津波被害があったが、村人は無事だった。

復興の兆しが見えかけた今日、明け方に村が魔物の群れに襲われた。

襲ったのはあのブルースライム4匹だけ。

村人の力では魔物を倒せずなすがままだったが、そこに自分が助けに来た。

怪我人は出たものの、全員無事だったということらしい。


***


腹が減っていたため、硬い昼食を残すことなく全てたいらげ、

今は食後のお茶を飲んでいる。

ハーブティーと言って出されたが、ほぼ白湯だな……。

村長は長々とまだ話しているが、頭の中は食後の一服しかない。

こちらで勝手に話を切り上げさせてもらおう。


「それにしても村長、10日前の津波でも、今日の魔物襲撃でも、

誰一人命を落とすことなくてよかったですね。

ちょっと食べ過ぎたので、外で腹ごなしをしてきます」


そう言って席を立とうと腰を上げたら、二人の顔が曇ったのに気が付いた。

酒を飲み、バカ騒ぎしていた男達も黙っている。

祝賀会ムードが一変、お通夜みたいになってしまった。

なんかまずいこと言ったかな、立ち上がるタイミングを逃しまた席に座る。


「確かに村にいた者は10日前の津波から逃れられたんだが、そのーなんだ……」


口ごもった村長に代わり、バルコが続けて言う。


「ラタの夫、オーラが津波で亡くなった。

あの日は隣りの漁村オウルに行っててな、そこで津波の被害に……。

ラタはオウル出身でな、親父さんが病気なんだよ。

その日はオーラが様子を見に行ってて……。

オウルは津波の被害がでかくて、村ごと津波に飲み込まれちまったんだ……」


なんかしんみりしてしまったが、

明るい声と共に、当のラタさんが部屋に入って来た。


「ヒデキさん、お茶のお代わりお持ちしました」

「えっ、あぁ、頂きます」


ラタさんがお茶を注ぎながら話しかけてきた。


「村の皆さん、ヒデキさんに感謝していますよ」

「あっ、そうですか」

「特に、子供達にとって、憧れの的になっていますよ。

アスルなんて棒を振り回して、ヒデキさんの真似事までしています」

「そう言えば、アスル君にお願いしていたのですが、

スライムを倒すまでに、何回攻撃したか数えてもらえましたか?」


ラタさんは小首をかしげて、何のことか理解していないようだ。

あの小僧、何がママと一緒に数えるだ。


「いや、忘れてください」

「そうそう、ここタンペの男連中は、いい人達なのですが、

なにぶん口が悪いので、もし気を悪くしたらごめんなさいね。

あと酒癖が悪いので、酔っぱらって何かされたら私に言ってください。

女将さん達に言いつけますから、フフフ」


お茶目に笑って、ラタさんは部屋を出て行った。


ラタさんは、津波で夫を亡くし、実家も流されて、

これから女手一つで息子を育てようと思っていた矢先に、

村が魔物に襲われ、必死に息子を守ったのか。

自らを囮にして息子から魔物を引き離して……。


境遇を知ったうえで、明るく振舞っているラタさんを見ると、無償に胸が痛む。

これからは、彼女に敬意を表そう。


キャラクター設定

漁村タンペの村人


バルコ

漁村タンペの若者(村長ペスカの息子)

妻カーニャ、娘アレーナの三人家族

名前の由来:スペイン語の船/barco


アンスとエーロ

漁村タンペの若者

兄アンス、弟エーロ

名前の由来:スペイン語の釣り針/anzuelo


アレーナ

バルコの娘

名前の由来:スペイン語の砂/arena


カーニャ

バルコの妻

名前の由来:スペイン語の釣り竿/caña


ペスカ

タンペの村長、足の怪我を理由に、数年前に漁師を引退

名前の由来:スペイン語の釣り/pesca


オーラ

ラタの夫(故人)

名前の由来:スペイン語の波/ola

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