表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/67

第2話 初戦

気が付くとまた仰向けになっていたが、今度は草むらだ。

空が明るい、うまく転生(いや新生だったか?)ができたようだ。

あの女、自身の事を魂の案内人だと言っていたが、

こんなことできるから絶対神様だよな。


体を起こすと目の前がクラッとし、視界がぼやける。

眼鏡を外すと視界がクリアになった。

若返ったせいで視力が回復したのだろう。

そうやって自分を納得させた。


立ち上がり辺りを見渡す。

太陽らしきものが低い位置にあるが、夕焼けというような空色ではない。

恐らくは明け方を少し過ぎたぐらいなのだろう。

それから微かだが磯の匂いがする。

ここからは見えないが海の近くなのだろうか。


眼鏡をポケットにしまうついでにタバコを取り出し、火を点ける。

服装は上下スウェットで裸足のままだ。

タバコを吸いながら、あの女に言われたことを確認する。


(ステータスオープン)


心の中で唱えると、目の前にゲームにあるようなステータス画面が現れた。

画面は黒い板で宙に浮いているが、手で持つこともできるようだ。

ありがたいことに白字で日本語が書かれていた。


あの女曰く、意図せず七回転生を繰り返したため、

自分にはボーナススキルが付与されているらしい。

画面からスキルと書かれた文字を見つけ、教わった通りに指で押してみる。

触れた感覚はなかったが、新たに別の黒い板が現れた。


ユニークスキル

1.ボーナススキルポイント(100ポイント)

2.スキルポイント還付

3.鑑定

4.ジョブ/サブジョブ設定

5.ステータス設定(スキルポイント振り)

6.ステータス設定(パーティーメンバー、スキルポイント振り)


ゲームのようだ、しかもユニークスキルとはなかなか面白そうだ。

画面下にエクストラスキルの文字を見つけ、黒い板をスクロールしてみる。


エクストラスキル

1.秘密の暴露(未解放)


文字がグレーアウトになっている、解放する条件はなんだろう。

秘密の暴露……確か、刑事ドラマで見たことがある。

容疑者が真犯人でしか知るはずのない事を自白することだったと思うが、

このスキルで誰かから自白を引き出させられるのか。

それにジョブが刑事だったりするのか、確認するためメイン画面を見る。


ヒデキ・トモナガ 15歳 村人 Lv.1 


やっぱりそうだ、刑事のわけない、そりゃそうだ。

それより15歳ってなんだよ、成人で生まれ変わったんじゃなかったのか。

いや、この世界の成人が15歳ってことか。

ということは、この世界の寿命は短いかもしれないな。


スウェットの腰回りが少し緩い気がするが、若返ったことによるものだろう。

人間ドックで少し太り過ぎと医者から注意されたばかりだったが、

15歳の体形に戻ったということか。

そういえば、タバコも控えるようにとも医者に言われたな……と、

タバコを吸いながら思い出す。


メイン画面にある設定の文字を押してみると、また別の黒い板が現れた。


ステータス設定

必要スキルポイント 2 5 10 18 31 52

1.HP回復速度   2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

2.MP回復速度   2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

3.獲得経験値UP  2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

4.魔玉成長率UP  2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

5.サブジョブ数  1 2 3 4 5 6

6.二乗効果    4倍 9倍 25倍 64倍 169倍 441倍


スキルポイントを使用することで、各ステータスの倍率を設定できるようだ。

HP、MP、経験値、サブジョブはなんとなく理解できるが、魔玉とはなんだ?

ポイントを振ることで成長率を上げられるみたいだが、後々確認するとしよう。


それよりも、わからないのが二乗効果だ。

各倍数は何かしらの数列ではあるが、効果はなんだ。

タバコを吸いながら考える。


そうか、ステータス1~4にある倍率の二乗だ。

おそらく併用することで効果倍率を上げられるのだろう。

だとしたら441倍って最強じゃないか。


更にスクロールすると、武器・防具ステータス設定が現れた。


武器・防具ステータス設定

必要スキルポイント 2 5 10 18 31 52

1.攻撃力     2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

2.防御力     2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

3.HP吸収     2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

4.MP吸収     2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍

5.詠唱遅延    2秒 3秒  5秒  8秒 13秒 21秒

6.状態異常耐性   2倍 3倍 5倍 8倍 13倍 21倍


ステータス設定とは打って変わってこれは理解しやすい。

二乗効果がないのは残念だが、取り敢えず攻撃力を上げておけば問題なかろう。

攻撃力の21倍を押してみるも反応がない、何度も続けて押すが変化がない。


ん!?まちがったかな……。


攻撃力の2倍を押してみると色が変わった。

なるほど低倍率から選択する必要があるようだ。

今持っているスキルポイントはボーナス分の100なので、

21倍まで選択するにはポイントが足りない。


諦めて攻撃力の13倍までを選択すると、

スキルポイント表示が100から34に減った。

試しに選択を全て解除すると、表示は100に戻った。

後から調整ができるようだ。

恐らく名前からしてスキルポイント還付が作用しているのだろう……たぶん。


最後にパラメータを確認すると、スキルポイントを振り分けることで、

6種のパラメータを1~99まで上げられるようだ。

まだパラメータは上げなくてもいいだろう、

よくわからないし必要になってから調整しよう。


パラメータ設定

1.腕力 2.敏腕性 3.器用性 4.知力 5.精神力 6.体力


ボーナススキルポイントを全て使い切り、各ステータス設定を終えた。

使用できるスキルポイントが0のためなのか、

設定画面は全てグレーアウトとなっていた。


攻撃力     13倍 使用スキルポイント66

獲得経験値UP  5倍  使用スキルポイント17

二乗効果    25倍 使用スキルポイント17

 ┗対象:獲得経験値UP


二乗効果の対象となるのはサブジョブ数を除くステータスからで、

一度に1つしか選択できなかった。


また、対象と二乗効果は同数のスキルポイントが必要のようだ。

仮に441倍を使用する場合、対象ステータスは21倍まで選ばなくてはならない。

ということは……必要なスキルポイントは118+118で236だ。

スキルポイントってどうやって増やすのだろう、どこかで買えたらいいのだが。


タバコを吸い終えたので、そろそろ人がいる場所にでも行ってみるか。

と言っても、どこに向かっていけばいいものやら。

先程まで感じていた微かな磯の匂いも、タバコのせいでわからなくなった。

これだから喫煙者は……まったく……。


どうしたものかと辺りを見回すと、視界に人影を捉えた。

ゆっくり歩きながら近づいてみると、大型犬に追いかけられている女性だった。

何かを叫びながら必死に逃げているが、足がもつれて地面に転んだ。

気が付くと走り出し、声をかけていた。


「大丈夫ですかー!」

「お願いです。助けてください」


倒れた女性に大型犬が襲い掛かろうとしているので、

走った勢いそのままで、大型犬の腹を蹴り上げた。

元の世界なら完全に動物虐待だな。


力いっぱい蹴ったつもりだが、犬はピンピンしてこちらを向いている。

しぶとい犬め……よく見ると前歯が長い、犬……じゃない、でかいネズミだ。


「こっ、これを使ってください」


女性から渡された棒で、でかいネズミをバシバシ叩く。


「このっ、このっ、このっ!突然変異の齧歯類めっ!」


こちらの攻撃が効いているようで、でかいネズミは嫌そうにしている。

だが、隙をみてでかいネズミが体当たりしてきた。


「んぐぐぐぐ……」


股間にクリーンヒット!悶絶する。

好機とみたのか、でかいネズミは口を大きく開け飛び掛かってきた。

驚いて後退りしたため、転びそうになる。

こんなのに噛まれたらどんな病気になるかわかったものじゃない。

態勢を崩しながらも、でかいネズミの横っ面を棒で目一杯振り抜いた。


ドゴッと大きな音が鳴り、

でかいネズミは地面に落ちると黒い煙となって消えた。


煙になって消えたことに驚いていると、

倒れていた女性が起き上がり、自分にお礼を言ってきた――若い女性だ。


肌は白く、瞳は茶色、茶色の髪を後ろで1つにまとめている。

服装はくるぶしまである柿色のロングスカートに白ブラウス、

装飾品はなく至って質素なことから一般市民なのだろう。

どこかのお姫様ということはなさそうだな――逆玉チャンスではなかった。


「ありがとうございます。ファットラットを倒せるだなんて……

 もしかして冒険者の方ですか?」

「いや、今はまだ村人です」

「村人……そうですか……助けていただきありがとうございました」


残念がりながら感謝を述べられたのは初めてだ。


ふと、会話が自然にできていることに気付いた。

自分は何も意識せず話しているが、相手にはどう聞こえているのだろう。

流石に、私は何語を喋っていますかと尋ねるのは恥ずかしくて言えない。

相手の言葉も難なく理解できる。

やはり案内人の女は神様だな。


「不躾なお願いですが、私について来てもらえませんか。

 息子が、この先に息子が一人で私を待っているのですが、

 また魔物が現れるかもしれません。

 どうかお力を貸していただけないでしょうか。お礼は後で必ずします」

「あぁ、構いませんよ。それにお礼なんて――」


こちらが言い終わる前に女性は走り出した。

あーこらこら、返事を聞かずに走り出すんじゃないよ、また転びますよ。

自分も後を追った。


走りながら女性が語り始めた。


「私は近くのタンペという漁村に親子二人で住んでいます。

 明け方に突如現れた魔物の群れによって漁村が襲われました。

 私は息子を連れて逃げ出すことができましたが、

 逃げ遅れた人たちは今頃……。息子と逃げている途中、

 先程のファットラットに出くわしてしまい、

 息子から魔物を引き離すため、私が囮になったんです。

 私が戻るのを息子は一人で待っているはずです」


長々と女性が話しているが、

先程の戦いの成果が気になってステータスを確認していたので、

女性の話しは半分ぐらいしか頭に入ってこなかった。


要するに、この女性の息子がどこかで一人でいるようだ。

――何故だかは知らないが。


女性は見た感じ二十代前半といったところ、

まだ若いのに自分の命を賭して息子を守るだなんて、

子を思う母はどこの世界でも強いんだな。


村人がLv.4になっていた。


暫く走ると、林道に出た。

道の先に青色のボールで遊んでいる子供がいる、たぶんあの子だ。

大きさはバスケットボールぐらい、それを一人で三つも使ってあそ……ん?

遊んでいるというよりも、ボールに遊ばれていないか?


「アスルを、息子を助けてください……お願いです」


どうやらボールではなく魔物だったようだ――どおりで遊ばれているわけだ。

ユニークスキルの鑑定を使って魔物を見る。

鑑定を使えば対象物の情報が得られるのだ。

先程、走りながら事前に確認しておいてよかった。

先程の鑑定結果だと、女性の名前はラタで年齢は23歳、村人のLv.1だ。

因みに、ラタさんからもらったのは棍棒だった。


青色のボールを見て唱える。

(鑑定)

ブルースライムLv.12 ブルースライムLv.12 ブルースライムLv.12

アスル 6歳 村人 Lv.1


おいおいスライムだと!

それにアスル君は6歳なのか、見た目はもう少し幼く見えるが。

ということは、ラタさんは10代で子供を産んだのか、ずいぶんと早くに……


いやいやそれよりも、Lv.12の魔物が3匹もいるのか――これ勝てるか?

念のため来た道をチラリと振り返り、背後に魔物がいないことを確認する。


逃げるならこっちか。

まだ魔物に気付かれていない今なら一人でなんとか……。


視界に映ったラタさんが両手で口を覆っている。

叫びたいところを必死に押し殺しているのだろう。

目は涙でいっぱいだ。


いかんいかん……この二人を助けなければ。

転生したこの世界で初めて会った人を死なせるわけにはいかない。

7回死んだ魂がそう囁く。


少なくともアスル君を連れて逃げるきっかけでも作れればよいのだが。

棍棒を握る手に力が入る。


思考を巡らせている間に、ブルースライムの体当たりにより、

アスル君が勢いよく飛ばされた。


「ああああ……アスル!」


ラタさんの叫び声でブルースライム3匹がこちらに気付いた。

映画やドラマなんかでありがちな、

女、子供が原因で発生するトラブルの典型的なパターンだな。


1匹のブルースライムがぴょんぴょん跳ねながらこちらに突進してきた。

目の前で跳ねたタイミングで棍棒を右から左へ力任せに振った。

スライムがぐにゃりと変形し、棍棒を伝って手に強い反発力を感じる。


これ結構飛距離が出そうだな。

そう思った瞬間スライムが遠くに飛んで行った。


これは行けると確信し、残り2匹も別々の方向へ飛ばしてやった。

3匹目を打ち終えた頃、1匹目が戻って来たのでまた打ち返した。


頃合いを見計らったかのように、2匹目が戻って来た。

打ち返すと3匹目が戻って来たので打ち返す、またまた1匹目が戻って来て……

とにかく打ち返す。


戻って来ては打ち返すを何度も繰り返した。

もしかして攻撃は当たるけど効いていない?

ノーダメージってことないよな……。


「ラ……あっいや、隙をみて息子さんのところへ!」


まだ自己紹介されていないのに、思わずラタさんの名前を呼びそうになった。

ラタさんがアスル君のもとへと駆け寄る。

何度も打ち返していると手がしびれ始めたが、やめるわけにはいかない。


というかやめられない。

こちらの攻撃を終わらせると、こちらの人生が終わってしまう。


何度打ち返したのか覚えていないが、1匹目が黒い煙に変わった。

ラタさんに聞こえるように声に出して言う。


「よし!残り2匹を一発ずつ打てば終わりだ」


3匹目が煙へと消えると地面に葉っぱが落ちていた

鑑定スキルと使うと、薬草だった。

近くに同じものをあと2枚見つけた。


魔物の数と一致することからドロップアイテムだろうと思われる。

でかいネズミもアイテムをドロップしていたのかなーと思いながら、

葉っぱ3枚を拾いポケットに入れると、眼鏡がないことに気付いた。

どこかに落としたようだ、きっと走っている時だ。


どうしよう……まぁいいか困らないし。


辺りを見回してもラタさん達の姿が見当たらない。

あいつら人をおいて逃げたな!

まぁ自分も逃げようと考えたからお互い様か。


一人でトボトボ歩き出すと、木立の間に人影を見つけたので、

ちょっとだけ嬉しくなって駆け寄った。


「ラタさん!アスル君は無事でしたか――」


こちらの声に反応し振り返ったのは、透明感のある少女だった。

髪は水色で腰の高さまであり、丈の長い水色の上着(チェニック?)に、

紺色の細身のパンツ姿(レギンス?)、そして大事そうに何かを抱えている。

髪の色と場違いな姿に驚き、暫く凝視してからハタと気付いた。

人違いだ、かぁーっ恥ずかしい。


「ごめん人違いだ、この辺で女の人見てないかな。

 小さな男の子を連れていると思うんだけど」


少女は何も言わずほほ笑み返すと、

前を向いて水色の髪をなびかせながら再び歩き始めた。

愛想が良いのか、悪いのか。


少女の背中を見送りながら、ふと考える。

あの子が胸の前で抱えていたのってボールだよな、

スライムによく似ていたけど。

それに目の錯覚なのか少し、いや、ほんのちょっとだけ透けていたような……。

気になり少女に鑑定スキルを使おうとしていると、背後から声をかけられた。


「ご無事でしたか!」


振り返ると、しっかりとアスル君の手を握っているラタさんが立っていた。


「魔物からアスルを救っていただき、本当にありがとうございます。

 私はラタと申します。アスルが無事なのはあなたのおかげです」

「それはよかった、私はヒデキです。

 やぁ、はじめましてアスル君、怪我はないかい?」


アスル君を見ると、飛ばされたときにでも擦りむいたのだろう、

桑色のズボンの膝が破れ、血が垂れていた。

先程拾った薬草をラタさんに渡す。


お礼を言ったラタさんがアスル君の傷口に薬草を直接当てる。

薬草が一瞬光って消えた後、傷口も消えていた。

まるで魔法だなと感心していると、アスル君が必死な顔つきで口を開いた。


「ヒデキさんって強いんだよね?ボクね、村の皆を助けたいんだ。

 一緒に来て魔物を倒すのを手伝ってよ」


目の前で小さな子供が必死にお願いしている。

アスル君の村が魔物に襲撃されているのか?

魔物に襲われている村に戻るなんて、

どれだけ危険なことか子供でもわかるだろう。


まして軽い怪我で済んだが、魔物から攻撃を受けた本人ならなおさらだ。

簡単に言っているように聞こえるが、一緒に来てくれとは勇気のいる一言だ。

アスル君の一言に少し驚いたが、落ち着いて思考を巡らす。


どう言って断ろう。


いや待てよ、これを断ったらラタさんからのお礼はもらえないかもしれない、

それに……

お礼は何だろうと色々妄想しながら視線を送ると、

ラタさんは憂鬱な表情を浮かべている。


必死に逃げて来たのにまた戻るとなったら、そんな表情になるのも理解できる。

できることなら、このまま息子と遠くまで逃げたいのだろう。

冒険者ぐらい強い村人の護衛を引連れて……。


険しい顔つきになったラタさんがアスル君の前でしゃがみ、

真っすぐアスル君の目を見て話しかけた。


「アスル……あのね……」


ラタさんの呼びかけに、アスル君の表情はよりいっそう必死なものとなった。

それを見たラタさんの口元が緩み、優しい顔つきになった。


「アスル……アレーナちゃんはきっと無事よ。

 ママは強くないけど一緒に行ってもいい?」

「大丈夫、ママはボクが守る。あと、ヒデキさんが助けてくれるよ」

「ヒデキさん、どうかお願し――」

「三人で行きましょう」


断るタイミングを逃し、話しの流れで漁村に付いて行くことになった。

ラタさんのお礼が楽しみだ。


「ところで、ラタさんの村は魔物に襲われているのですか?」


確認のためラタさんに聞いてみたが、私言いましたよーという感じで、

呆れた表情でラタさんがこちらを見ている。


えっ、ナニ?聞いてねーし。

あっ、もしかして走っている時か?

いやいや、聞かされたけど聴いてねーし。

キャラクター設定

ラタ

ファットラットに襲われる女性、アスルの母親

名前の由来:スペイン語のネズミ/rata


アスル

ブルースライムに襲われる子供、ラタの息子

名前の由来:スペイン語の青色/azul


透明感のある少女


魔物設定

ファットラット/fat rat

系統:獣 種:ネズミ ランクC

弱点:土 耐性:風 特殊:憂鬱

攻撃:噛みつき

特徴:太った鼠、動きは遅い

その他:ドロップアイテムの一つに岩塩がある(鼠が塩を引くより)


ブルースライム/blue slime

系統:魔獣 種:スライム ランクC

弱点:火 耐性:水 特殊:-

攻撃:体当たり

特徴:ぴょんぴょん跳ねて移動

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ