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3

目が覚めたら、周りはダークブルー色の鱗に覆われていた。


全く状況が分からない。


『お、やっと起きたか』


声のする方を向くと、そこには金色の目をした竜がいた。


『なんだ、喋れないのか』


驚き、周りを確認すると、どうやら巨大な竜が俺を守るようにして寝かしてくれたらしい。


「あ、え?どうして?」


どうやら、俺は生きているみたいだ。

そして、何より竜が本当にいる事も驚きだった。


『お前は、人間か、丁度100年だな人間にあったのは、そいつも、お前と同じ様に倒れてたよ』


「え、俺と同じ様な奴が居たのか?」


自分で言うのもあれだが、魔物が溢れかえっている場所に行くのは、正直言って頭がおかしい。


『あぁ、そいつは、山の上の景色を見たかったんだってさ。』


その竜は笑いながら楽しそうに話した。


「その、人間はどうなったんだ?」


『そいつは、俺が山の上まで運んでやったよ、そして、1年ぐらいだったら帰っては、また1年おきぐらいに遊びに来るんだ。ほんと、とんだ物好きだ。』


その話をどこかで聞いたような気がしたが?……


『で、お前はどうしてここに来たんだ?』


俺は、アヤリナを失ってからのことを、その竜に話した。


『自分の力不足だなんて笑えるな。お前のどこが悪かったんだかよく分からないな。』


「……だが」

そしたら俺が、話そうとした所に被せてきて


『あーあー、それより、またその、あやりな?って奴に会いたいんだろ?良いだろ、協力してやる。』


俺は、その言葉に驚いた。

神話では、竜は誇り高き生き物だと聞いていたからだ。

簡単に力を貸すなど言うはずが無い。

しかし、相手から申し出てくれたのは都合が良かった。


「良いのか!」


『あぁ、お前を俺の子供にしてやろう』


………は?

待ってくれ、よく意味が分からない


『竜になりたいんだろ?じゃあそういう事だ』


周りに明るい光が俺を包み込むようにして光出す。


「待っ!ちょっと説明を!」


その制止を聞くまでもなく、光に完全に覆われた。


話を聞かない人が多いい(汗

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