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「「「俺の天使を奪うなよ!!!」」」ー変化を望む者達の恋愛争奪戦ー  作者: オヤサイユウイチ
1章: はじまりはじまり
12/33

12話: 開演・凛として臨めよ恋戦

「と、いう訳で。合コンを兼ねた学年交流会を開会します! まずは自己紹介といきましょう。」

ついにこの日がやってきた、僕の計画した合コン。まぁ合コンとは名ばかりで、真の狙いは白銀さんと中野先輩を近づけさせる事だ。

もちろん、接触なら普段の部活でもできる。しかし、これは合コン。普段の会話よりも互いを意識し、より近づきやすくなる。これもまた狙いの一つだ。

「まずは僕からで、この企画の発案者、そして進行をやらせて頂きます、田中です。今日はよろしくお願いします。この流れで一年生から始めましょう。」

「えーっと、僕の番かな... 石神です。よろしくお願いします!」

「私は黛 琴葉。気軽に琴葉でどうぞ! 今日はよろしくお願いしますね。」

「えぇと、、金子です。今日はよろしくお願いします。」

「はい、これで一年の紹介は終わりです。次は二年生の先輩方、どうぞ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合コン、白銀さんに誘われたから来ちゃったけど、結構緊張するな。あと男が1人必要と言われたからとりあえず七原を連れてきた。鏡は行きたいとゴネていたが、一度白銀さんに振られてるから気まずくなるのではないかと思い、置いてきた。

お、次は俺らの自己紹介か。ふぅ、深呼吸。

よし。

「俺は黒岩です。今日はよろしくお願いします。」

「七原です、よろしくお願いします。」

「白銀結衣です。呼び名は白銀、結衣どっちでもOKです。今日はよろしくお願いします。」

「橘です。今日一日、よろしくお願いします。」

「はい、ありがとうございました。という事で次は三年生がた、よろしくお願いします。」

とりあえず自己紹介はこんなものでいいだろう、せっかくのチャンスだ。白銀さんとお近づきになれるように頑張ろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

田中の計画、結構しっかりしてたんだな。

あいつが作ってくれた場だ。白銀さんと色々話して俺は彼女をGETする。

俺はそう意気込んだ。よし、自己紹介か。

「俺は田中です、サッカーやってます。今日はよろしくお願いします。」

「西森です、今日はよろしく。」

「私は鈴木。今日一日よろしく!」

「山崎です。吹奏楽やってます、よろしくお願いします。」

西森、よく女子2人集めたな。もしかしてこいつ結構モテたりするのか?

だが、とりあえず白銀が超絶イケメンを連れてくる。なんて事はなかったのでそこは安心だ。どっちも普通、これなら俺も戦える。

「三年生がた、ありがとうございました。これでみんなの自己紹介が終わりましたね。そしたら、何か頼みましょう。レストランなので頼まないと追い出されてしまいます。」

今は15時、あんまりお腹空いてないしなぁ。ドリンクバーでいいや、女性陣はスイーツやら何か頼んでいるらしい。

さぁ、彼はこれから何をするのだろうか?

昨日田中に聞いたが、当日のお楽しみと言われて結局教えてもらっていない。

「みなさん注文し終わりましたね。そしたら、合コンの王道。王様ゲームをやりましょう!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ちょっと照君...」琴葉が僕の裾を引っ張る。

「何も言わずに着いてきてと言われて着いて来たけどなにコレ、合コンなんて聞いてない。」

「人数合わせで来てもらったんだ、ごめん。これも白銀さんとの接点を増やすためなんだ。」

僕は周りに気づかれないように小声で話す。

「なんで私がこんなこと....」

ごめんね琴葉。にしても、王様ゲームか...

白銀さんとワンチャンあるな。

「王様ゲームのルールは流石にみんなわかってると思うので省きますね。ただ、過激すぎる命令は控えてください、常識の範疇でよろしくお願いします。」

あ、ワンチャン無くなった。過激すぎるの駄目だって。

「そしたら、試しに一回やってみましょう。くじを回しますね〜。」僕はくじを引いてそれを回した。

「全員引きましたね、そしたら王様は名乗り出て下さい。」

「あ、私だ。」王様は琴葉だ。どんな命令を出すのかな。

「そしたら、、9番は7番に一発ビンタで。」

7番は、、僕だ。嘘、僕ビンタされる?痛いのは嫌だ。流石にやめて欲しい。

「僕、7番なんですけど。ビンタってOKなんですか?結構ギリギリな気がするんですけど。」僕は田中に聞いた。

「ビンタは、、セーフです。9番さん、一発やっちゃってどうぞ!王様ゲームなにで先輩後輩無しです!」

「9番は私です。セーフという事なので、石神くん、許してね。」

白銀さんじゃん、9番。僕、白銀さんにビンタされる!

やったぁ! 最初は嫌だったけど彼女なら大歓迎だ。

さぁ、やってくれ。


ーバチーン!!!

白銀さんのビンタが僕の頬に炸裂した。

なんだか新しい何かに目覚めそう.... 僕ってMだったんだな、痛いけど気持ちいい。

「おぉ...」という声が周りから聞こえてきた。

琴葉はニヤニヤしている、ビンタされる僕をみてそんなに楽しいのだろうか。

「石神くん、大丈夫?ごめんね、痛かった?」白銀さんが僕の頬を摩る。

優しいな、触られてるよ僕。えへへ。。。

「最初から結構飛ばしてきましたね... まぁ、こういった感じで進んでいきます。オリエンテーションはここらにして、本格的にやっていきましょう!」


こうして、合コンは幕を開けた。







ついに三人が出会いました。

スマホで書いているので2、3時間位かかります。パソコン欲しいな...

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