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#2 冤罪
「さあ、こっちへ来い‼︎」
警察っぽい服装の人が言った。
「態度が悪くないですか?」
父さんが不思議そうに言っているんだが確かに不思議と共感した。
こう、勇者っぽいというかVIPっぽいというか、そういう態度を取られると思っていたんだがなぁ…
何を言っているんだろうと、僕も尋ねようと思った時だった…
「何を言っている?お前ら犯罪者にはこれで良いだろ!何か文句あるのか?」
「そりゃ有りますよ!犯罪者ってなんですか。僕達何もしてないんですけど。」
すぐに反応したよ。そりゃあ冤罪をかけられたくはないからね。異世界からやって来たし!
だが…
「しらばっくれても無駄だ!お前らの素性はもう調べがついている!
さあ!早く来い!」
僕はもう諦めてついていった…