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名鑑の傀儡

ガイアルー

『何故このような事になったのでしょう?』


 事の始まりはグロストです。自分にはガイアルー・ドールという名前があります、自分もバグも二つの名を持っているわけです。それをグロストは二つ目の名を考えたわけですが、その名がガルドだったのです。そして、バグ側の人達はガルドの名を名乗り始めました。


  そこで、マストがガルドという名について、ガイアルー・ドールを省略した名では無いだろうかと言い始めた訳で、ならば此方もということで、名乗り始めたのが・・・バグドル。そのままではないですか・・・


マスト

『拙者のステキネーミングはどうであるか!!』


ロット

『私はバグドル・ロットですね。良いではないですか』


プラネン

『露骨過ぎないか?』


マスト

『何を抜かすか!やられたら超やり返すのは当たり前ではなかろうか!』


プラネン

『そもそも何をやられたんだか解らねえよ・・・。名前を真似されたって、そんなの偶然かも知れねぇじゃん』


マスト

『グロストの情報と、拙者の感である!』


プラネン

『どっちも当てにならねぇよ・・・』


  そういうプラネンも一応はバグドルの名を名乗ってるので・・・流されてるだけですね。


スィープ

『バグドル・スィープ参上!』


プラネン

『うるせぇ。黙ってくれ』


スィープ

『タハー。ヘタレに怒られちった』


プラネン

『だから黙れ!』


ロット

『そういえば、クッキーを・・・』


プラネン

『俺は用事が!』


スィープ

『私は昼寝しないと!』


  プラネンとスィープはすごい勢いで逃げていきました。自分は物陰に隠れています。それにしても、スィープは言い訳が無理矢理過ぎますよ


マスト

『どれどれ、拙者が頂こうか』


ロット

『皆さん忙しそうですね。マストさんどうぞ』


マスト

『フム。斬新な味であるな。塩がドギツイ感じであるが、隠し味というやつであろうか?』


ロット

『そうですか?次は砂糖を足す事にしましょう』


マスト

『日々向上せよ!拙者も応援するぞ』


ロット

『頑張ります』


  頑張らないで下さい。マストも応援しないで下さい。この調子では順調に改悪されていきます。


マスト

『フム?拙者はおなかが調子悪くなってきたのであるから、ちょいと薬草を探しに行くぞ』


ロット

『[ユアタウ]や[ロウティバ]はスィープが野生化させた生物が多いので気をつけて下さい』


マスト

『ハハハ。拙者のミラクル無敵剣技の前に敵が居るだろうか!』


  マストは笑いながら走って行きましたが、どこから突っ込めば良いのか分かりません・・・。


ゼドー

『ザコが走って何処かに行きやがった。勝手に名なんて決めやがって・・・』


  酷く悪いタイミングにゼドーが来てしまいました・・・。


ロット

『ゼドーさんもクッキーどうぞ?』


ゼドー

『ガアアァァ!?俺をコロス気かこのガキ!いらねぇ!!毒はダークにでもやりやがれ!』


ロット

『相変わらずゼドーさんは変わってますね』


ゼドー

『オマエには言われたくねぇ!わざとだろ!俺のことが気に入らねぇって、わざとやってやがるな!!殺られる前にヤッテヤル!』


ロット

『どうしたんですか?』


  さて、今のうちに逃げましょう。このままでは巻き込まれてしまいます





バグドル・マスト


神族 男性


武器

鉄剣

ただの鉄の剣。すぐ錆びる


能力

創言能力。液体を創造する能力

変化能力。腕を増やす能力

技術能力。剣技を扱う能力


独特な口調と、独特な感性の持ち主。腕を四本まで増やす能力を持っている。茶色の髪で体格がよい



ガルド・ラッカー


虚族 女性


能力

対視能力。仕組みを見極める能力

操作能力。流れを操る能力

光術能力。毒を抜く能力

技術能力。銃技を扱う能力


機械の観察が好きなやつ。たまにロットと何かを考えているらしい。川の流れなど大きな流れを操る事は出来ない。金髪で緑の作業着のようなものを着てる


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