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唖然の傀儡

ゼドー

『これは決闘だ。モンダイナイなぁ?』


ダーク

『あなたがまともに戦う気があるのなら、ですが』


 あのあとゼドーはダークに決闘を挑みました。それに対して、ダークは場所の指定をしてきました。ここは[世界チアルビ]の浜辺です。こんな足場の悪いところで何を考えているのでしょう?


ゼドー

『メンドウな事なんてしねぇよ。堂々と潰してやる』


ダーク

『そうですか。虚撃[17.3マイクロの超宇宙]』


 ダークはある位置の物質を消滅させようとしますが、それは位置であるために、ゼドーが動いてしまうと全く当たりません。


ゼドー

『ムダ!わざわざ当たらねぇんだよ!!』


ダーク

『これはどうですか?虚撃[0.09パーセントの超新星]』


 以前の能力よりは広い範囲を攻撃できるようですが、こちらは発動に時間がかかるようで、ゼドーは難なくかわしています。


ゼドー

『バカじゃねぇか!!操作[血生臭い母なる大地]』


 ゼドーは地面に手をつきますが、何も起きません


ダーク

『戦いの前に、既に戦いは始まっている』


 ゼドーの能力が発動しないということは、もしかすると・・・


サーヴェ

『元々あそこは地下に岩が埋まってないね』


ダーク

『更に、一定以上の石は予め消しておいた』


 これはダークの戦術勝ちですね


ゼドー

『キタネェぞ!テメェが既にマトモに戦う気がねぇじゃねぇか!』


ダーク

『既に戦いは始まっていた。虚撃[17.3マイクロの超宇宙]』


ゼドー

『くそっ!?呪体[超再生体質]』


 ゼドーは同じように避けようとしますが、何故か避けられない、動いた先で当たり、体に穴を空けられてしまっています。

 超再生体質のおかげで段々と再生はしていますが、避けられなくなったのは、致命傷ですね


ダーク

『行動心理学というものを・・・』


ゼドー

『黙れ!ダマレ!!俺を愚弄したいだけだろ!だったら遠回しに言ってんじゃねぇ!!良い奴ぶりやがって!その態度が気にいらねぇ!!』


ダーク

『そんなことは言っていない』


ゼドー

『グアアァァ!!クタバレ!!俺はオカシクナイ!!テメェがクズだ!創言[岩塊雨]』


 ゼドーは空中に岩を創造すると、降らせ始めました


サーヴェ

『ちょっと!?このあたりの地形を破壊する気なの!』


 まずいですね。アレはやりすぎです。今回はグロスト居ませんし、ゼドーを止められる人が居ないです。


ダーク

『虚撃[鋭角24.6度のパルサー]虚撃[0.09パーセントの超新星]』


 ダークはレーザーのようなものをゼドーに当てると、当てた部分が消滅していきます。更に、出来るだけの岩を位置指定の虚撃で消滅させています。


ゼドー

『グアアァァ!!!呪体[超再生反応]創言[岩塊風]』


 ゼドーは身体を再生させて、細かい石を創造します。それをダークに弾丸のように飛ばしましたが、常に身体を反物質の膜で覆っているダークにそんな攻撃が届くわけもありません。当たる筈であった石はダークに触れる前に消滅していきました。


ダーク

『そろそろやめませんか?』


ゼドー

『上から目線で俺を見下しやがって!!それで満足か!?クズヤロウが!!』


サーヴェ

『いい加減にしてよゼドー。そんなに執着しても意味無いよ』


ゼドー

『俺があいつよりも弱いと思ってやがるな?今に見てろよ・・・』


サーヴェ

『だから・・・って聞いてないわね。ゼドーは変わらないな』




調和と封印の神トルヴェザ


?族 男性


能力


神力能力。調和・・・あらゆるバランスを支配する

神力能力。封印・・・あらゆる封印の力を支配する

呪文能力。呪文を扱うことができる

属技能力。光属性の技を使える


調和と封印を司る神。ミラーワールドを創造した。あまり世界創造に乗り気では無かったようだが、合わせ鏡サビアンを悪意ある存在に利用されるよりはと、今に至る。純白のローブを纏った中世的な容姿をした人

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