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観戦の傀儡

マスト

『拙者は貴様に決闘挑む!』


レイミ

『・・・急にそんなこと言われても困ります』


 相変わらずマストは正常におかしいようです。平常運行過ぎてこちらの頭がおかしくなってしまいそうです。


サーヴェ

『何でレイミなの?』


ガイアルー

『分かりません、マストが分かりません』


 サーヴェと自分は観戦です。そもそも戦闘に使えそうな能力は持ってませんし


マスト

『尋常に勝負!』


レイミ

『騒々しいですね。その頭は蟹の脳、溶けて無くなってしまったのでしょう。嘆かわしい』


マスト

『拙者のスーパーパワーを御覧に見せよう!変化[アームズアーム]』


 マストの腕が四本に増え、それぞれの腕で剣を持ちます。マストは手数で相手を圧倒しようとしているのでしょう


レイミ

『何か、見た目は良くないですね。操作[ヘリウム]』


 レイミは四本のナイフをバラバラに投げました、勿論そんなものがマストに当たるわけがありません


マスト

『気圧されたか!ミスショットである!』


レイミ

『その頭は空ですか?無いものあるふり意味無い。操作[強い核力]』


 投げられたナイフは軌道を変えてマストに向かっていく。マストは四本のナイフをそれぞれの剣で叩き落とす。


マスト

『まだまだ!剣技[ウェイブ]』


 マストは剣を降り衝撃波を発生させる。レイミはかわしていくが、四本の剣を振り回し衝撃波を発生させるので、動きにくそうだ


レイミ

『頭悪い鷹は隠す。操作[水素]』


 レイミは斬撃を掻い潜り、一本のナイフを投げる。マストはナイフを叩き落そうとするが、ナイフがマストの剣を避け、マストの額に刺さる。


マスト

『あいたー!?』


レイミ

『操作[リチウム]操作[ヘリウム3]』


マスト

『うおー!?』


 レイミは六本のナイフをマストに投げ、三本のナイフを関係ないところに投げる。マストは慌てて避けるが


レイミ

『操作[強い核力]操作[三重水素]』


 適当に投げられた三本のナイフが軌道を変えてマストに向かい、更にマストを追尾する三本のナイフを追加でなげる。


マスト

『あわわわ・・・』


 マストはどうにか四本の剣を駆使して対処していますが、完全にレイミのペースですね。


レイミ

『天上は地に落ちた!操作[ウラン235]』


 レイミは高速でナイフをマストに投げまくる。迫り来るナイフを捌こうとするが、今や手遅れ。マストはナイフまみれになっていました。


グロスト

『これはレイミの勝利でいいよね?』


 どうやらマストは負けなようです。あれは仕方ないですね


マスト

『惨いとは思わんだろうか!・・・痛い。治療をして欲しいが』


グロスト

『はいよ。光術(蘇生光)』


 一応は手加減はしていたのでしょう。深い傷は無いので簡単に回復していきます。


サーヴェ

『マストから挑んだんでしょ?』


マスト

『そうであるのだが・・・!!納得いかん!』


レイミ

『納得させてあげましょうか?』


 レイミはナイフをチラリと見せてそんなことを言っています


マスト

『参りましたぁ!!』


サーヴェ

『弱いなー』


ガイアルー

『弱いですね』


マスト

『何を言うか!!面前に超ナイフが迫って来ているのだぞ!』


 久しぶりにマストがまともなことを言っている気がします。


ガイアルー

『そろそろ帰りましょうか』


 さて、帰ろうと、後ろを振り向くと。今までいなかったはずのゼドーが立っていました


ゼドー

『そうか、そうか!この方法があったか!』


 ゼドーはそれだけ言うと、去っていきましたが、とても嫌な予感がします。ゼドーは何をする気でしょうか。何となく予想がついて嫌になります。


サーヴェ

『帰ろ?あまりゼドーの事を気にしても仕方ないよ』

複雑な無機物混沌の機械レアル・グリード


?族 女性


能力


混沌能力。????


制約。????


両手両足に沢山の腕時計を着けた謎の人物。陽気な感じの人物ではあるが、残虐性も持っているようだ。時間に関する何らかの能力を持っているらしい。

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