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白梅/竪琴
白梅/
絶望の梢に白梅が一輪
秒刻が瞬く、わたしが瞬く
黄昏の風は一握の砂
一握の砂は白梅の香
散る、散る、白梅が散る
絶望の梢に静寂が一輪
竪琴/
月の寝台に腰掛ける。
測りがたき遠方の水平。
あゝ、忘却を満たす潮騒と
白く澄んだ女神の微笑。
しののめを編む母は
今宵、竪琴を弾くだらう。
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白梅/
絶望の梢に白梅が一輪
秒刻が瞬く、わたしが瞬く
黄昏の風は一握の砂
一握の砂は白梅の香
散る、散る、白梅が散る
絶望の梢に静寂が一輪
竪琴/
月の寝台に腰掛ける。
測りがたき遠方の水平。
あゝ、忘却を満たす潮騒と
白く澄んだ女神の微笑。
しののめを編む母は
今宵、竪琴を弾くだらう。
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