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霧中の月


茫洋たる銀の焔が

鬱蒼と森を呑まば、

鼓動は瞳をほうり、

闇を駆け抜ける今宵。


冷き昂りが、裸の目に

這ひよりてねぶり、

瞳孔、その充血から、

土、草、木、空を

つひに蔽ひ尽くし、

天頂に結晶す。


我といふ人称は

種々の寝息を辿り、

ふと影に鏤められし

月の欠片に惑ふ。



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