表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/19

Episode13 伏せ字、使ってみたぱお〜☆

「えー、それではー、本校に新しくお迎えする5人の先生方の紹介に移ります」



大久保利通先生の指示でステージに登る5人。



そこで、木戸はあることに気づいた。



ーージャージのオッサン、なんで先頭歩いてんの……?





「こちらは校長の足利義満先生です。足利先生、一言お願いします」



そして前に進み出たのは……ジャージのオッサンだった。



ズデーンとド派手な音を上げてズッコける木戸たち。



「すごーい!木戸っち正解じゃん!……チッ」



沖田が笑顔で木戸の肩をポンポンと叩く。



「今、可愛い顔からチッて聞こえたぞ⁉それは俺に対してか⁉俺に対してなのか⁉」



「女子更衣室に覗き穴を作ってくれる心優しいオジサンじゃないことに対してだもん」



「黙れ変態。てか今の顔はすんごいブサイクだからね」



ジャージのオッサンこと校長こと足利義満は、マイクを受け取って生徒の前へ進み出た。



「今年から龍狼高校の校長になりました、足利義満と申します。好きなブランドはナ●キです。よろしくお願いします」



お辞儀をして、定位置に戻ろうと振り返った背中には、堂々とア●ィダスのロゴがプリントされていた。



「ナ●キじゃねーのかよ‼」



木戸のツッコミと共に、クスクスと生徒たちの笑い声が巻き起こる。





「だって、洗濯中なんだもん……」



と、小声でつぶやく足利に、




「校長、清潔ぱお〜☆」



と、横から慰めているのかバカにしているのか不明な松陰の発言が飛び出した。



足利は「ぱお……?」と頭の上にクエスチョンマークをつくった後、定位置へと戻っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ