翼ある花
どこからか、皮膚を温める光が指してくる
雛鳥のような魂は、苦痛から柔らかい羽毛で身を守る
創から輝く紅玉の血
澄んだ大気と清流の流れ
このなかで、珊瑚を砕き瑪瑙を生む、天雷が鳴り響く
魂は幽玄から授かった、雌雄のような翼を拡げんと
花を咲かせんと
有無を混ぜあわせて
翼ある花はやがて咲くだろう
いまだに飛べない、ひ弱ながら
翼ある花はきっと咲くだろう
けっして飛べぬと知りながら
そしていつか花は空へ
翔び立つと知っている
光のほうへと
どこからか、皮膚を温める光が指してくる
雛鳥のような魂は、苦痛から柔らかい羽毛で身を守る
創から輝く紅玉の血
澄んだ大気と清流の流れ
このなかで、珊瑚を砕き瑪瑙を生む、天雷が鳴り響く
魂は幽玄から授かった、雌雄のような翼を拡げんと
花を咲かせんと
有無を混ぜあわせて
翼ある花はやがて咲くだろう
いまだに飛べない、ひ弱ながら
翼ある花はきっと咲くだろう
けっして飛べぬと知りながら
そしていつか花は空へ
翔び立つと知っている
光のほうへと
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