勉強
何とか……続きを書けました……。
(以下編集)
……はっ。(正気に戻る)どんな内容だっけポチポチ……。
……。こいつ全然書けていねえじゃねえか‼‼‼‼(狂気へ)
(以下編集の編集)2023/04/16
HAHAHA
やっぱつれぇわ
「う……むぅ。」
また、目が覚める。
今度は体の節々が痛んだり、眠りすぎでの頭痛という物はなく、まさに快適な目覚めであった。
薄目をひらくと現在は掛布団にくるまっているようであった。
しかし、掛布団は常用していたなけなしの給料で買った良い掛布団とは異なり、手を押し込めば包まれるようにふかふかの、いつまでも触っていたくなるような肌触りの良い今までの掛布団とは比べるのが烏滸がましいとすら思える掛布団にくるまっていた。
敷布団も同様であった。
少し、あの労働は何だったのかと心が折れそうになる。しかし……。
「……もう少し……このまま……。」
どうしてこのような布団の中でくるまっているのか。そのような事はどうでもよかった。
どうせ夢であるし、微睡みに任せて優雅な二度寝と洒落込むのであった。
そして当然のようにまた、目が覚めた。
流石に可笑しい。自身は最後に気を失う夢を見ていたはずではないのか。
もし、あれが現実だとしたら……。いや、今は布団が自身をくるむようにして存在している。これすなわちあのような黒いナニカが私に繋がってることは物理的にありえない。よってあれは私に繋がっていなかった。Q.E.D.
いやぁ今回の謎は強敵でした。具体的には米の○の町で起きる事件ぐらい。
……すんません調子乗りました。
しかし、こうして落ち着いて考えてみると恐らくではあるが、あの白髪の中にあった黒いナニカはあの引っ付きピンク少女のいたずらであろう。髪を引っ張った後にどこからか持ってきたホースをあの男の発言と合わせてそれらしく見せたのではないか。
そこまで考えてそういえばと思い、自身の前髪を一房握り、片目で見てみる。
しかし、そこには無情にも綺麗な白髪の髪があった。しかも異様に長い。
私の髪は所謂ロン毛ではなく、床屋で適当に切ってもらった短い黒髪の髪であったはずである。
リンスやドライヤーといった基本的な手入れすらしていなかったんので枝毛とやらも大いになったはずであるが……。また、以前の髪形は自身の目から見えないぐらいの短さで、そもそも鏡越しでないと見えないはずである。
今度は後ろから持ってきて……としようとしたところで明らかに髪ではない、何かと手がぶつかった。
それは、ちょうど気を失う前に引っ張られた部分であったような気がする。
……落ち着け。まだ確定したわけではないだろう。
早くなる鼓動、じっとりとした脂汗を感じながら、その何かをもっとよく触ってみる。自身の体とは異なり妙にひんやりとしていた。
それはちょうど肩甲骨の中心から伸びている。
……夢じゃなかった。
心臓が早鐘を打ち、手は嫌な汗でべたべたしている。
「起きたか。」
同じ声、同じ言葉、同じ抑揚。
もう……意味不明なのはこりごりだ。
布団を握り、外からの刺激を拒むように丸くなる。そのはずであった。
「ねむちゃん!お話ししよう!」
耳が痛い。横を見ると、柔らかい桃色の髪、好奇心に彩られた琥珀色の瞳を持った件の引っ付き少女姉がいた。布団の中に。
「うぇぁあ!」
驚きすぎて変な声が出る。布団の中でできるだけ距離を取ろうとする。幸いにも布団の中はとても広いらしい。
「……な、なに!?」
「だから、お話ししよう!」
「……え。あ、う……。」
純粋な琥珀色の瞳が自身を貫いている。侵入者のお相手さんは、こちらの言葉を待っているみたいでニコニコと私の言葉を待っているが……。どうしよう、何も、言葉が思い浮かばない。
そうしている間にも時は無常にも過ぎているようで。
「……おもしろそう」
目の前の少女とは違う声が布団の外から聞こえてくる。そして少女を見ながら一度瞬きした瞬間、目の前には琥珀色の瞳の少女とは別に幼女がいた。同じように当たり前と言わんばかりに布団の中に。
「わぁ!しずちゃん!急に来た!」
「……いぇい」
仲がよさげにピンク髪少女が新手の幼女を後ろから抱き着く。驚きすぎて声すら出なかった。
シズチャンと呼ばれた幼女は日本人のような黒髪に黒目、肌色の肌の見慣れた風貌をしていた。
言葉の割には表情は変化していないが、口が微妙に弧を描いている辺り、悪い気はしていないのだろう。
「私も入っていい?」
お願いしますやめてください死んでしまいますお願いします。情報を拒むためにそのような言葉と吐こうとしたが、その前に自身の下の布団が捲られる。問答無用で入るのであれば断りの言葉の意味は何だったのか。
「あらあら、かわいいわね。」
そう言ったのは金髪碧眼の少女であった。その手には先ほどまで自身がくるまっていた掛布団がある。
私の体重がかかっていたはずであるが、素早く、軽々と抜き取られた。この体の体重は軽いのであろうか。
私が掛布団を後ろから下敷きにしていたことから、目の前の少女に急に抜かれたので現在私は仰向けで金髪碧眼少女を見上げる体制になっている。
「りんちゃんも一緒に話そう!それにくるまってさ!」
「えぇ、もちろん。」
そのような会話の後、何もなかったように自身も掛布団の中に入り、いまだにフリーズを起こしている私を抱きかかえ、目の前の神出鬼没な少女二人と同じような配置になった。違う点を挙げれば先ほどより幼女たちと距離が近いことと、後ろにリンと呼ばれた少女がいることか。カリンは私についたナニカが真後ろから抱き着くのを邪魔をしているらしい。少し心が晴れる。
「……。えい。」
「ぐふぅ!」
しかし、諦めようでそのまま力づくで抱き着いてきた。私の口から断末魔ともとれる……取ってほしい声が漏れる。この少女、力強すぎぃ!やりますねぇ!……ギブです。苦しいです。放してくれませんかね。
あまりにも強い力で抱き着かれているので思わず私はタップをしたが、喜んでいると思われたのか、より力を強めて抱き着かれる。あーコォレハヤヴァイ。
もう少し強めにタップを行うが、拘束はより強くなるばかりである。
ワタシ ハ マタ メノ マエガ マックラニ ナッタ!!
著者の考え方
責任≒responsibility
respons→応答、ability→能力
∴責任を取る≒応答し続けること
以上より、何としてでも完結させます。私のわがままですが。
(以下編集)2023/04/16
1ヶ月放置とか説得力がねぇ!
こんな感じで拙い人間なので何卒ご容赦を……申し訳がありません……
追記
細かい部分の編集をしました