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砂魔法で砂の王国を作ろう~砂漠に追放されたから頑張って祖国以上の国家を建ててみた~  作者: 空地 大乃
第四章 砂漠のダンジョン編

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第77話 砂漠とラクマッソー!

いつも感想や誤字脱字報告を頂きありがとうございます!

これからも感想やレビューをどしどそお待ちしてマッソ!

 宝マッソーが残した宝箱。その中にはダンベルのような瓶が特徴の魔法薬が入っていた。


 その中身をラクが口にしてしまったのだけど、途端にラクの体が変化!


 筋肉ムキムキなマッソーなラクが爆誕したんだ!


「ンゴッ! ンゴッ!」


 二本足で立ったラクは、仕切りに筋肉をアピールするマッソーなポーズを取っている。こころなしか顔つきもキリッとしている気がした。


「うぅ、こんなのラクじゃないよ~」


 その姿に、イシスがちょっと涙目だ! イシスとラクの付き合いは多分僕より長いだろうし色々思うところがあるのかも!


「ふむ。まぁ良いではないか」

「良くないよ!」


 フィーが変化したラクをマジマジと見ながら軽い口調で話すと、イシスがムキになって語気を強めた。


 僕としてもラクがこのままなのは、勿論どうしようもなければ受け入れるけどね。


「落ち着け馬鹿者。これはあくまで薬の効果でこうなっているだけであろう。効果が切れれば元に戻ろうぞ」

「え? あ、そっか……」


 フィーの説明でイシスも落ち着きを取り戻したみたいだ。


「いずれ戻るなら良かったよね」

「ス~」


 僕の言葉にスーもコクコクと頷いているよ。スーから見ても違和感あったんだろうね。


「俺はこのままでもいいと思うがなぁ」


 だけど、ライゴウは今のラクが気に入ってるみたいだ。


「そこ、無責任なこと言わないで欲しいですの」

『ケケッ、別にいいじゃねぇか。何か強そうだしよ』

「カセもそういう問題じゃありませんの」


 モルジアが二人に対応しつつため息を吐いていた。価値観に結構な違いがあるようだね。


「とりあえずラクはそのまま付いてきてもらえる?」

「ンッ、ンゴッ」


 ラクにそう伝えると、何かフッ、とダンディズムを滲み出してそうな雰囲気が感じられるよ! 腕組みしたまま、妙に風格があるし、キャラが変わった気がするかなぁ。 


「やれやれ、本当おかしなダンジョンだねここは」

「俺もいろんなダンジョンに潜ってきたが、こんな妙な出来事に遭遇するのは初めてだぜ」


 アローネと話しながらサーチが後頭部を擦る。二人には戸惑っている様子も感じられるね。確かにあんな魔物がしょっちゅう現れるのが普通なら僕のダンジョンのイメージもまた変わってきたかも……


「はぁ、とにかく先を急ごうよ。何か既に結構疲れているけどねぇ」

「あ、うん。そうだね」


 アローネに促されて僕たちは来た道を戻った。そして今度はもう片方の分岐を選んで進む。そこから先も何箇所か分岐があったけどサーチの案内で迷うことなく進むことが出来た。


 そして今度は長い直線を進んでいくと――


「ブモオオォオォォォオオオオ!」

「な、デカい象がこっちに突っ込んでくるぞう!」

「下らない洒落を言ってる場合かい! はぁああぁあ!」


 アローネが突っ込んでくる象に向けて矢を射ったけど、刺さってもお構いなしに突っ込んでくるよ。


「あれはパワーエレファントだのう。力強い突撃を行ってくる上、走り出したらとまらない相手ぞ」

 

 とんでもないね。しかも通路の幅をかなり占める大きさだ。まるで壁が迫ってくるようだよ。


 よし、なら僕の魔法で!


「ンゴォオオォォオ!」


 ところが、なんと僕が魔法を行使するより早く、マッソなラクが象の正面に飛び出ていったんだ!


「駄目ラク! 危ないよ!」


 イシスが叫ぶ。だけどラクはこっちを振り向き、キメ顔で親指を立てた。


「ンゴンゴーンゴッ!(アイル・ビー・バック)」


 何を言ってるかわからなかったけど、何か凄く大事なことを口にしていた気がするよ!


 そしてラクが飛び出しパワーエレファントの突撃を受け止めた!


 パワーエレファントに押されてラクの足が滑り後ろに下がっていく。摩擦で煙が上がるほどだったけど、それが途中でピタッと止まった。


「すげーぜラク! 最高にマッソな広背筋だぜ!」


 ライゴウは何故か感動しているようだった。正直僕たちにはついていけない世界だけど、ラクが頑張ってくれているのは確かだよ!


「ブモォオォォオォオオオ!」

「ンゴォオォォォォォオオォオオ!」

「おお! ラクが押し返してるぞ!」


 確かに今度は逆にラクがパワーエレファントを押し返しているよ!


 そして――


「ンゴッ!」

「よっしゃ上手く回り込んで背中を取ったぞ!」


 ライゴウの熱い解説が続く。そして一瞬の隙をついてパワーエレファントの背後を取ったマッソなラクが、なんとそのままパワーエレファントを持ち上げたんだ!


 そしてそのまま体を後方に反らしてパワーエレファントを地面に叩きつけた!


「キターーー! 伝家の宝刀ジャーマッソスープレックスだーーーーーー!」

「いや、もうさっぱりわからないわね」

「ノリについていけませんの」

『ケケッ、何でこの素晴らしさがわからないかね』

「ス~……」

「ラクが、ラクが……」


 アローネとモルジアが呆れ目で愚痴ってるよ。カセは喜んでるみたいだけどね。


 ただ僕の肩のスーもちょっとついていけてないみたいだ。イシスなんて顔が青褪めてる。


「ンゴッ!」


 そしてパワーエレファントを倒したラクが誇らしげに僕たちのもとに戻ってきた。


「えっと、うん! あ、ありがとうラク助かったよ!」

「ンゴッ!」


 とにかくパワーエレファントを倒してくれたのは確かだしラクをしっかり褒めて上げないとね。ラクもニカッと笑みを浮かべて親指を立てたよ。


「ンゴッ!(アイムバック!)」


 何がいいたいのかはわからないけど、誇らしげではあるね。


 と、その時だった、ラクの体にまた異変が! 筋肉が萎んでいき、そして――


「ンゴッ?」

「ラク~! 良かった戻ったんだね!」

「ンゴ~」


 そう薬の効果が切れたらしくてラクが元に戻ったんだ。イシスがラクを抱きしめてしきりに撫でてあげていたよ。


 ふぅ、でも戻ってよかったかな。やっぱりラクは今の姿の方が安心感があるよね!

ラク「ンゴッ!(アイル・ビー・バック)」


・またマッソなラクに会いたい!

・マッソなラク戻ってこいよ!

・頑張れラクマッソ!

と少しでも思ってくれた中で評価がまだだったな~という方がいましたならこの下の☆☆☆☆☆をマッソに染めて評価を頂けると嬉しく思います!☆はマッスルで★★★★★まで増やせマッソ!

ブックマークがまだだったな~という方がいましたらこの機会に是非!

それではここまでお読み頂きありがとうございます!明日も更新頑張ります!

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― 新着の感想 ―
[一言] …ラクマッソは待ってない…
[一言] ラクが仕掛けるのだから、キャメルクラッチにもっていってほしかった。
[一言] マッソーダンジョン! もうこれしか考えつかないよ〜
感想一覧
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