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砂魔法で砂の王国を作ろう~砂漠に追放されたから頑張って祖国以上の国家を建ててみた~  作者: 空地 大乃
第五章 砂漠と帝国の刺客編

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第223話 砂漠でロキをどうするか皆で考えよう

「お兄様! このダメーフはどっかに閉じ込めておきますの!」

「そうね。とりあえずケアの実験台にでもさせておくといいんじゃない?」

「この場で消し炭にしてやってもよいがのう」

「いや、流石にそれはやりすぎだと……」

「でも、仕方ないかしら?」

「ンゴ~……」

「おいおいちょっと待て! 何だ突然! ひでぇ言われようだな!」


 女性陣の反応にロキがプンスカ怒っていた。ただラクも仕方ないかなぁという目で彼を見ている。


「ロキ、流石に消し炭とまではいいませんが、どこかで適当に時間を潰してくれませんか?」


 スイムもやはりロキの立ち会いには不安を覚えているようだね。


「そうだな。とりあえず半日ぐらい砂漠をうろついておけ。流石にお前を見せるのは不安だしな」

「そういえば、あんたあの人に随分と心奪われてたわね」

「何?」


 ライゴウも苦い顔でロキに言い放つ。するとアローネが目を細めてライゴウに指摘した。そういえば確かにライゴウはロベリアにちょっと心奪われていた気が……そして、この会話にロキが猛烈に反応してしまったよ!


「もしかして、これから来るのは女なのか?」

「やべぇよ。気がついちまったよ」

「やっぱりか! おい坊主どんな女だ! おっぱいは! おっぱいはどうなんだ!」

「え、えと……」


 ロキが僕に詰め寄ってきた。やっぱりそこか! あの輪っかが反応してないのは、今は特定の誰かに対してじゃないからなのか……


 どっちにしろこの反応はやっぱり不安しかないよ!


「おい! このエロドワーフ! あんな美人でスタイルぐんばつの巨乳な美女はそうはいないんだ! てめぇがどうこうできる相手じゃないぜ!」

「巨乳だと~~~~~~~~!」


 ロキの鼻息が荒くなった。なんなら目玉がちょっと飛び出ているようにも思えたほどだ。


「ちょ、ライゴウ何を余計なこと口走ってるのよ!」

「ハッ! しまったつい!」

「ついじゃねーよ」

「いや、元はと言えばサーチが気がついたとか言ったからだろう!」

「どっちもどっちです」


 スイムも呆れ顔だった。とにかくもうどっちがどっちという問題じゃないね……


「やれやれ。女の子相手にそんなにがっつくものじゃないのさ。このクロールみたいにクールにしていれば自然と寄ってくるんだからね」


 何故か白い歯を覗かせながらキメ顔を見せるクロールだよ。でもロキに男の声は聞こえていない。


「大体お前言うほどモテないだろう?」

「な! 何を失礼な! 君みたいな筋肉しか脳のない男とは違うのだよ」

「何だと?」


 あぁ何故かバタフライとクロールが少し険悪な感じに。


「とにかく坊主! 俺は絶対に立ち会うぞ! 意地でもおっぱ、いや建築の話は大事だからな!」

「今絶対良からぬことを考えてますですの」

『ケケッ間違いないな』

「全く困ったものだ」


 モルジアが心配そうにしているし、アインも呆れ顔だ。


「でもおかしなことをしたらあの輪っかが締まるんだよね? 最近迫られることなくて助かってるもん!」


 メルがホッとしたような顔を見せたけど、それはそれで転げ回られるのもちょっと見苦しいからね……


「なるほど。これからあの有名なトヌーラ商会のトップが来るんだねぇ」

  

 この声は、アンラキだね。見るとケモナルやリスリーと一緒にやってきたよ。


「またあのドワーフか。爆ぜればいいのに」


 リスリーが氷のように冷たい視線を送ってるね! まぁロキはリスリーにも変わらずだったから、まだうちに来て間もないのにもうロキへの好感度はマイナスだ。


「お主も知っておるのかのう?」


 フィーがアンラキに聞く。今の口ぶりは確かにトヌーラ商会について詳しそうなものだったね。


「こうみえて常に情報の網は張っていたからねぇ。新しく新会長になったロベリアは有名さぁ。見た目は美しくてとても男には(・・・)見えないってねぇ」


 アンラキがそう言うとロキの目が点になって動きが固まった。あれ、でも?


「ちょ、待てよ! 今、男と言ったか?」

「そうだよ。本当に見た目からは信じられないからねぇ」

「な、何だと!」

「お、おいおいおいおい! 本当かよそれぇええぇええぇええ!」


 ロキだけじゃなくてライゴウも驚いていたよ。あれぇ? でも……


「えっと、あのアンラキ――」


 僕が声を掛けようとするとアンラキがウィンクしてそっと人差し指を口に当てた。


 あ、もしかして、この場を収めるために嘘を?


「な、なんてこった。男じゃおっぱいなんて期待できないだろうが!」


 ロキがその場に膝をついてがっくりと項垂れた。そこまでか……


「マジかよ! そんなことあり得るのかよ!」

「ないことはないんじゃない? うちにだってほら。このキララちゃんとか見事に男の娘してるし」

「ふぇ!?」


 アローネが近くにいたキララを抱き寄せるようにしてライゴウに言った。


「そ、そう言われてみれば……」


 はは、多分アローネも嘘だって気がついてそうだけど、敢えて乗ってくれている感じだね。


「そうだ。確かにその坊主も男だと知って、あまりにもったいないと思ってケアに本物の女の子にして貰えないか相談したことがあったんだった。勿論おっぱいつきでな! 断られたがな」

「一体何してくれようとしてんのあんた!」


 ロキの発言を聞いた途端プールが彼を張り倒して蹴りを入れまくっていた。な、何か凄く怒ってるよ。


 ただ何故かロキが嬉しそうだ……う~ん、でもこれでロベリアにおかしな真似をすることはない、かな?

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