表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
砂魔法で砂の王国を作ろう~砂漠に追放されたから頑張って祖国以上の国家を建ててみた~  作者: 空地 大乃
第五章 砂漠と帝国の刺客編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

153/331

第151話 砂漠でルガール対ライゴウ

いつも感想や誤字脱字報告を頂きありがとうございます!

これからも感想やレビューをどしどしお待ちしてます!

 僕たちの国にルガールが滞在することになった。人狼というだけあって戦闘面ではかなり頼りになるみたいだ。


 本人は爪を伸ばした戦闘が得意らしいけど、自分が扱わないにしても武術全般の知識があるらしいね。


「折角だからその強さってのを知りたいもんだな。俺と手合わせしてくれねぇか?」


 さてそんなルガールに興味を持ったのがライゴウだった。もともと好戦的な性格みたいだからね。


 それにライゴウもエルドラド共和国の元冒険者ではあるけど、アリババ商会と直接の面識もなかったようで、人狼がそもそも珍しい種族でもあるらしく興味津々といったところらしい。


「……なるほど。確かに今後のことを考えれば現在の戦力を見ておくのも悪くないかも知れないな」


 ルガールの反応が気になったけど、どうやら乗り気みたいだね。


 そして急遽ライゴウとルガールの手合わせがとりおこなわれることになった。


「よっしゃ。手合わせとは言え俺にも意地があるからな。負ける気はしないぜ」

「お手柔らかに」


 やる気満々なライゴウに対してルガールはかなり落ち着いているね。


「むぅ、狼の姿というのがな。これが胸の大きな女だったら戦いに合わせて揺れる様子が堪能できるというのに」

「ちょっと待ってくれ」

「うん? 何か準備でもあるのか?」


 ライゴウに待ったを掛けると、ルガールがやってきてロキを爪の一撃でふっ飛ばした。ロキに対するルガールのあたりが本当に厳しい!


「ロキは大丈夫かな?」

「イシスはいい子すぎですの。あれぐらい放っておきますの」

「まぁ妾も何度かふっ飛ばしているが体の頑丈さはかなりのものみたいだからのう。しぶとい奴だ」


 なにげにフィーが凄いこと言っていた。でもフィーの性格なら別に不思議じゃないことに気がついたよ。


「さて、それでは手合わせ願おうかな」

「よっしゃまっていたぜ。なら早速行くぜ!」


 そしてライゴウとルガールの手合わせが始まった。手合わせなのに互いに本物の武器を使ってるけどね。


「二人共怪我には気をつけてね」

「ま、死なない程度にはな。いざとなったら未来の姫様に治療を頼むかな」

「え? 未来の姫様?」

「な、なな! 突然何を言ってるんですか!」


 すると何故かイシスが顔を真っ赤にさせて怒り出した。


「これこそが愛よね愛」

「アイまで、もう!」

「むむむ、やはり油断は出来ないですの」

「良いではないか。王なのだから嫁などいくらでも持つ権利があろうぞ」


 いや、嫁って……それは流石にそんな王だからなんて理由で強権を振るうわけにはいかないよ。


 そういうことはお互いの気持ちが第一だからね。


「はぁ、やっぱりラクをなでていると気持ちが落ち着くよ」

「ンゴ?」


 イシスが今度はラクを撫で回しているけど、とにかくライゴウとルガールの戦いが始まる。


「おらッ!」


 ライゴウの剣は相変わらず力強いね。剛剣って感じで威力のこもった攻撃だよ。


 だけど――


「ふむ。あの者速いのう」

「俊敏だね。ライゴウとはタイプが違うかな」

 

 どうやらルガールは脚でかき回すタイプみたいだね。


「チッ、スピードはあんたの方が上みたいだな。前の俺なら目で追うのがやっとだったかもしれねぇがこの国に来てから俺もレベルアップしたんだぜ! 魔闘技・獅子累々!」


 ライゴウが頭上で大剣を一回転させた後、力強く振った。すると斬撃が四方八方に連続で発射される。


 この技は初めてみたね。ライゴウが言うようにやっぱり常に成長しているんだ。


「ふむ、ライゴウは獅子。そしてルガールは狼というわけか。面白い組み合わせだな」


 その様子を興味深そうにスイムも見ていた。それにしてもルガールも凄いね。俊敏な動きであれだけの数の斬撃を避けていった。ただ、ギリギリ当たりそうだった斬撃は飛んで躱してしまった。ライゴウはこれをチャンスとみたみたい。


「おいおい、結構自信があったのにこれを躱すかよ! だが空中に逃げたらその素早さも活かせないぜ」


 ジャンプすれは当然落ちてくる。僕みたいに魔法が使えれば何かしら手はあるんだけどね。ルガールは魔法を使うタイプには思えないんだけど――


「魔闘技・天狼――」


 落ちてきたところに狙いを定めるライゴウだったけど、ルガールは空中を蹴るようにして軌道を変えてカウンター狙いのライゴウの一撃を避けててしまった。


「空中を直角に移動してますですの!」

「凄い、しかも何度も軌道を変えて移動してる!」

「ちっ、マジかよ!」


 ルガールが空中で主導権を握りライゴウを翻弄した。そして何度も軌道を変えた後に空中から背中に回り込み、首に爪を当てたところで決着がついた。


「これで勝負は決まりですね」

「チッ、俺の負けだなチクショー!」


 ライゴウは相当悔しそうだった。でも、それだけで終わらないのがライゴウで今見た技をどうやったか興味深そうに聞いていたよ。


「うおぉおおお! すげーな人狼」

「俺も滾ってきたぜ! 誰かやろうぜ!」

「よっしゃ、やるか試合だ試合!」


 そしてライゴウとルガールの手合わせを見ていた元帝国騎士や兵士の皆も血が滾って来たみたいだね。


 結局そのまま試合は続いていったよ――

ここまで読まれて少しでも気に入って頂けた方! もしまだ未評価でしたらこの機会に下の★で評価を頂けると嬉しく思います。

ブックマークがまだだったな~という方がいましたらブックマークもどうか是非!

それではここまでお読み頂きありがとうございます!また明日も更新できるよう頑張ります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ