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異世界でも魔法少女となら大丈夫だよね!?  作者: 古土師 弥生
〜 暗黒編 〜
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【Side:ステラ】ドラゴンの上で……

挿絵(By みてみん)


 火口内に響き渡る絶叫!


 油断したのは認めるけど、全裸の女子に背後から抱きつき、両手で胸を揉む男子いる!?信じられない!!


「アンタが俺を誘ったんだ……いいよな?ステラ小隊長。」


 きつく抱きしめられ、わたしの耳元に熱い吐息混じりの唇が動く。まだ素顔は見ていないけど、ファントマ・Kは長身の細身だけどしなやかに鍛えられた絞られた肉体に、落ち着いていてどこか甘いイケボが耳に心地良い。


 わたしの胸が激しいビートを刻む!正直言うと好きなタイプで、既にファントマ・Kのことが気になっていた。


「あの、わたし……男の人と付き合ったことなくて……よく分からなくて……」


「大丈夫、全て俺に任せて。」


 うつむくわたしの顎に手を添え、見上げた時には唇を奪われていた。


 ここで……ファントマ・Kとしちゃうのかな。


「そんなところで盛るなんて狂ってるわね?でもそういうのスキよ。アタシも混ぜてもらおうかしら。ウフフ!」


 突如かけられた言葉に心臓が止まりそうになる!全裸で抱き合ってキスをしていた姿を見られていた!?このまま溶岩に飛び込みたい衝動に駆られる。


 目の前のファントマ・Kが見つめる方に視線を移す。最初にこの火口にたどり着いた10m上の横穴に居たのは……何アレ?


 こちらを見下ろすのは女性の悪魔族のようだけど、その姿は色々な獣の部位が不自然に生えていた。


「何者だ?」


 ファントマ・Kが異形の女悪魔族に問いかけると、その口元に笑みを浮かべながら……そいつは飛び降りた!


 凄まじい衝撃からわたし達の足元が大きく揺れた!!


「ほら、さっさとその女を犯しなさいよ。じっくりと見ててあげるからさ。ウフフ!」


 あの高さから飛び降りたのに、楽しそうに近づいてくる……長い舌で唇を舐め回しながら。


「それ以上近づくな!」

 

 ファントマ・Kは身構えながら警告をする。


「イイ男だねぇ〜。その女を犯した後はアタシの肉体も楽しませてあげるわ。ウフフッ!!」


 何かわたしは蚊帳の外で話が進んでいる。まぁ、全裸のわたしが話に混ざってもマヌケな絵面になるのでファントマ・Kの背中に隠れていよう。


「面白いことを言う。では見ているがいい。」


 服を脱ぎ捨てるファントマ・K。


「では、やりましょう。」


「はぁ?」


 しまった、コイツまともじゃない!?


 雰囲気に流されて周りが見えなかったけど……こんな火山の火口で溶岩風呂に浸かって寝ている黒曜龍の背中の上で、異形の悪魔族に見られながらエッチをしようだなんて……残念イケメンにも程がある!!


「こんな状況で初体験できる訳ないでしょーが〜!」


 わたしは泣きながら走って逃げる、もうファントマ・Kのそばには居たくなかったから。後ろには追いかけるファントマ・Kの姿。アソコが大きくなってる〜!


「イヤァ〜、ヘンタイッッ!!」


「あらあら、アナタ処女なのね?いいわよ、アナタが犯されて肉体の快楽に堕落していく姿を見せてちょうだい。ウフフ。」


 溶岩に浮かぶ小島のような黒曜龍ダルクシュレイヴァの背中を一周したところに異形の女悪魔族が立ちはだかる!


「なぜ逃げる?俺との性交に同意したじゃないか。」


 後ろにはファントマ・Kが斜に構え右手を差し伸べる。洗礼された肉体美でのポージングは目を奪われるほどカッコイイけど……勃ってるんですけどー!!


「同意なんてしてないし!バカ、ヘンタイ、バカ!!」


「あらあら、人間のくせに逆らうなんてねぇ。アタシは人間の女が大嫌いなの。だからアナタが泣き叫びながら犯される姿がみたいのよ。従わないのならその頭、握り潰してやるわ。」


 何この頭おかしい人達!?


 ドクン!


 左手の盾が脈打つのを感じた。


「やっと目覚めたのね、ヘンタイ亀さん!」


 左手を掲げると真紅の盾が輝き、鮮やかな赤色の縄がわたしの身体を包み込む。盾は一回り大きいなり変形する。


「これで格好を気にせず戦えるよ〜。」


「戦う?アナタが?可笑しいわ。アハハハッ!」


 異形の女悪魔族の長い手がわたしの頭に伸びる。しかしその手が頭部に触れることはなかった。真紅の盾が発する球体状の防御壁がその手を遮ったから。


「何だいそりゃ?ふざけやがって!!」


 今頃はわたしの頭部を潰していたのに現実はそうなっていないことに激昂したのか、手足やサソリの尻尾などを駆使して暴行してくるが、流石は魔界の赤亀……硬い亀の甲羅のように悪魔族の暴力でもびくともしない!


「もう止めましょうよ。ところで貴女は誰ですか?襲われる理由が分からないんですけどー。」


「襲われる理由?あぁ、そりゃあ……目的地に向かう途中に障害物があれば排除するでしょう?それが人間なんてゴミ……虫ケラでもね。そう思うわよね?ウフフ。」


「ゴミとか虫ケラって……地味に傷付くんですけど。目的地って?」


 女悪魔族は地面を指差す。


「この伝説の黒曜龍よ。主人様が食べたいって仰るから。」


 黒曜龍ダルクシュレイヴァを食べる!?美味しくなさそうだけど……でもドラゴンってどんな味なんだろう?


 知らずのうちに口に溜まった唾を飲み込んでいた。

ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。(*^▽^*)


ステラの羞恥プレイ再び!一時は心を許したのに速攻で気持ちを踏み躙られるとは……男運が無いようです。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


お読みいただいた感想や評価をお願いします。いただけると今後の励みになりますし、もっと良い話にできますので、是非ともお願いします。m(_ _ )m

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