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小説版霜月同盟  作者: T.D.レインコート
あん子奪還作戦編【ニフカス編第一章】
4/7

第四節「殺意衝動」

AV見てえ(唐突)

トキヤ「懸賞金を上げたい」

カリメロ「右に同じ」

ミルシー「以下同文」


うなニバ「何を言ってんだあんたら…」

柳「懸賞金って…それって自分の命が狙われるってことなんですよ!?」


懸賞金。ニフカス政府が手配した霜月同盟加盟者の首にかけた金だ。

その額が上がるということは、より自分がニフカス政府に狙われやすくなるということを意味している。

だが、どういう神経をしているのか加盟者には懸賞金が上がる事に好感を抱いている者も多い。


今この五人はグレデラ達とは違い情報の収集をしている。

ただその内三人はとても好戦的で、ニフカス人を見かけたら容赦なく攻撃をしかけるので懸賞金がかかっている。


トキヤ「ニフカス街ってここから近かったか」

カリメロ「遠いな」

ミルシー「あ~…ニフカス人の脳ミソが拝みてえ」


その時、そんな三人の心の叫びを聞いてか聞かずか、前方にニフカス人の人だかりがあるのを見つけた。


うなニバ「ん?ありゃなんだ?」


よく見るとそれは、一人の子どもを虐めている複数のニフカス人のものだった。


子ども「うわああああん」

ニフカスA「オラァ!」ボゴッ

ニフカスB「死ねwww」ドカッ

ニフカスC「おいクソガキどうしてくれんだ俺の服…」


更によく見ると、ニフカスの一人のズボンはバニラ色に汚れていて、更に子どもの手にはアイスのコーンが握られていた。


柳「アイス溢しちゃっただけであんなにいじめられてる…」

トキヤ「ニフカスなんてそんなもんだ」


つまりあの子どもはソフトクリームを抱えて歩いている途中にニフカス人にぶつかり、そのニフカス人のズボンにアイスをつけてしまったのだ。


トキヤ「ステルスロック」ヒュン

一同「!?」


トキヤが技師お手製のガトリング砲を二挺取り出し、ステルスを解除した。


うなニバ「あー…やったか」

柳「あわわわわわ…」

ミルシー「先手打たれた…」


ニフカス人がトキヤの存在に気付いた。


ニフカスA「何だおめえいきなり…って、お前は!?」


気付くや否や、ニフカス人共は彼の顔を見て驚く。


トキヤ「同士の脳ミソの色を確認したいやつは挙手をしろ」


ニフカスB「コ、コイツ、”砲火将”トキヤだ!!!」

ニフカスC「や、やべえ!死ぬ!」


ニフカス人は五人居る。

奇しくもこの場に居合わせた霜月同盟加盟者の数と一致している。


トキヤ「俺は一人で我慢してやる」

カリメロ「『ステルスロック』じゃあ俺も一人でいい」

ミルシー「『ステルスロック』しゃーねーな。うなニバ、柳、残りはくれてやるよ」


ニフカスA「うわぁ!!“狙撃手”カリメロ!!!」

ニフカスD「“蹴魔”ミルシーまで!!!何なんだよ!?」


うなニバ「『ステルスロック』仕方ない」

柳「『ステルスロック』…はっ、ついノリで」


ニフカスE「うわっ!?“竜爪”うなニバまで!?」


最終的には全員がステルスロックをする羽目になってしまった。


トキヤ「よし、飛ばす」

カリメロ「撃つ」

ミルシー「蹴る」

うなニバ「斬る」

柳「帰る…」

うーん。1日一節でペースいいかな。出来たら二節いきまする

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