『命のその先に在るモノ/作詩:白夜いくと』で、父親に歌詞ドッキリ仕掛けてみた!
自分の詩を使って遊んでみました。
(by白夜いくと)
最近動画サイトで知った、白夜いくとの『命のその先に在るもの』っていう歌詩が頭から離れないの。創作へのとても熱い気持ちを感じて、お気に入りなのよ。
知らない人の為に歌詞貼っとくね!
◇
『命のその先に在るモノ』(白夜いくと)
気が付いたら生まれていた私です
命の価値にも気づかずに今を過ごしています
ねぇ神さま
どうして私を地球に存在させたのですか
訊いても返事はいただけないようです
何か使命があるのではと思った時期もありました
不思議な力が宿っていてこの世を変えられるとも
考えたことがあります
誰にも負けたくない
負けない能力が私にある
私にしか出来ないことが有るはず
大人になっていくことに慣れすぎて
そんな感情も消え失せて自分自身を諦観する日々です
気が付いたら生まれていた私です
命の価値すら分からず今を過ごしています
ねぇ神さま
どうして私を地球に存在させたのですか
訊いても冷たい風が耳を通り抜けるだけのようです
誰の役にも立てなくて何の価値もないと思う時期もありました
不思議な力なんてなくてこの世に流されて生きていくだけなのだとも
考えたことがあります
比べることに疲れた
勝負にならない現実がある
私に出来ることは誰にもできるんだ
大人になっていくことに慣れすぎて
そんな感情が芽生えて自分自身を責め立てる日々です
それでも未だ心のどこかで信じています
私が選択しないままの未来を
たった一歩の勇気が足りないのです
若かった頃に簡単に踏み出せた無謀な一歩が怖いのです
拙い想像も現実的な思考に笑われて
まるで今までの全てを否定されているような気がして
心が傷むのです
そんなでも美しいモノはこの世に沢山あって
それらは私の枯れた灰色の目を潤してくれる
だから少しでも感動を何かの作品にしたいと思う
そんな私は変ですか
ただ生れて死ぬには面白くない世界です
この世には幸せや悲しみが溢れすぎている
それを詠うことは許されるでしょうか
誰もが主人公で誰もがぞんざいに扱われて
また大切に扱われるそんな曖昧な世界
死にたいという人が居たら
生きたまま文として焼き付けたいのです
だからあなたの命を私にください
あなたの観たモノ全てを私にください
命のその先に在るモノを描きたいのです
死んだらダメだとか簡単な問題でしょうか?
人の迷惑になるからいけない事でしょうか?
ひとりひとりの物語が途切れることは
何だかとっても切ないことだから
私があなたの代わりに物語ります
だから
あなたの命を与らせてください
私の小さな心の器で受け止めて
こぼれ落ちたモノを大切に描きます
寒くて冷たくて痛くて
ベッドのぬくもりだけ感じるような日でも
文字を見てあたたかな気持ちになるような
そんな言葉の力をどこかで信じている私です
命のその先に在るモノを描きたいのです
どうかどうかこの願いが叶いますように……
◇
………ガチで良くない?
この歌詞好きすぎて、何回曲をリピート再生したかわかんない。今日はこの歌詞を使って、巷で流行っている『歌詞ドッキリ』をしようと思うわ! お父さんはこういう流行曲に疎いから、私のこと病んだって思うかな?
心配されるかな。
取り敢えずLINEで歌詞を父親に送ってみる。どんな反応が返ってくるかな。
◇
「気が付いたら生まれていた私です」(既読)
→《おめでとう!》
→《母さんに感謝だな!☆》
私が生まれるとき、パパも駆け付けてくれたんだよね! ありがと! それじゃあ、ちょっと鬱展開の歌詞を送ってみよう。反応が気になる。
「命の価値にも気づかずに今を過ごしています」(既読)
→《どうした?》
→《俺はお前が居ることで元気になるぞ!》
→《存在価値ありまくりだ!生まれてくれてありがとう!》
うれしい(*´ω`*)そんな風に思ってくれてたんだね〜!
「ねぇお父さん」(既読)
→《どうした?》
「どうして私を地球に存在させたのですか」(既読)
→《哲学は父さん苦手なんだ》
→《でも、こんな可愛い子が存在しない世界線なんて1ミリも想像できない。お前は存在するべくして存在してるんだ》
(´;ω;`)お父さん……! カッコいい!
「訊いても返事はいただけないようです」(既読)
→《さっきたくさん言ったじゃないか。笑》
確かに(会話、噛み合ってこないからバレるかな?)
「何か使命があるのではと思った時期もありました。不思議な力が宿っていてこの世を変えられるとも考えたことがあります…」(既読)
→《お前が産まれてきただけで、この世界は大きく変わったんだよ!自信を持て!お前は我が家の自慢の娘だぞ!》
(´;ω;`)うぅ……優しい。
しばらくやり取りをしていたけど、お父さんの返しに感動して泣きそうになった。長い詩だから一部割愛して、送る。
「死んだらダメだとか簡単な問題でしょうか?人の迷惑になるからいけない事でしょうか?」(既読)
→《お前が産まれたとき嬉しかった。今日はなんだかおかしいな。病んでるのか?》
→《死ぬなんて言うな。悲しいだろ。お前の大好きな皿うどん作るから、無事に家に帰ってきてほしい》
着信
着信
着信
着信
……、
…………。
その後、数分置きに着信が入り、正直ウザかったけど、ちゃんと愛されてることが分かった。ネタバラシをすると、お父さんは「なんか変だと思ったw」と笑いながら皿うどんを作ってくれた。いつもより具が多くて美味しかった。
「……よし、SNSにあげよっと♪」
そこそこの再生数がある。歌詞ドッキリでお父さんの気持ちを知ることが出来た。あぁ、生まれてきて良かったな!
おしまい




