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どうやら、俺の【使用済みティッシュ】が異世界ではレアアイテムらしい 〜童貞男子による異世界救国のおとぎ話〜

作者:カグラ
「ふぅ···」
また今夜も、幼馴染をオカズに致してしまった。
いつものように、ベッドサイドのゴミ箱へ使用済みティッシュを投げ入れた俺は、眠りにつく前にある異変に気がついた。
なんか、ゴミ箱の中、光ってね?

その渦巻く光へ導かれるように手を差し伸べた俺の意識は遠のき、目が覚めた時には、謎の礼拝堂に召喚されていた。

どうやら俺は、ファンザニア王国のデカニュウリング教の儀式によって、異世界に呼び寄せられたらしい。

教皇ティアナが俺に尋ねる。
「ドウテイ殿、そなたがこの”ホワイト・コクーン”の創造主か?」
彼女の手に握られていたソレは、紛うことなき俺の”使用済みティッシュ”だった。

「ドウテイ様、このホワイト・コクーンを量産し、何卒このファンザニア王国を、いや、このスペルマータ大陸をお救いください」

正直、異世界の王国の存亡にさほど興味はないが、目の前の美少女のお願いは断れないよな。
目的達成後は、あわよくば”ご褒美”があるかもしれないし···

わかりました、リーナ姫。
この天童貞治(てんどうさだはる)が、脱童貞を目指す傍ら、ついでに貴方の国を救ってみせますよ。

※代表作「妹よ、俺をオカズに致すなよ!〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜」の連載をメインに進めておりますので、こちらの更新は不定期でのんびり実施予定です。
是非そちらもご一読頂ければ幸いです。

※Xで更新情報発信してます@syosetsu1081
※カクヨムでも同時開催中です
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