14/19
朝の虹の想い出
朝の七色の
虹が闇夜をおいはらい
歌の魂か
まるで血の音のように
さらさらさらさら流れていたのでした
そのときのその心には、
けっして忘れない
風が吹きましたが
2度と忘れない
そう誓ったのですがいつのまにか
さびれた歌声しか聴けなくなってしまって
悲しみだとか
空っぽだとか
そんな安っぽい答えはいらないのです
そっとつかれていますが
明日は真っ青な大空を
私の目に焼き付けてくれている
ありがとう
小鬼が間違えて黄色い傘を差している
心が辛いのなら
辛さのせいで諦めてもよいかもしれない
やさしい想い出がそっと心を横切り
でも絶対逢えないし悲しい想い出
21/06/02 21:35更新