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夢をみたよな《天使たち》  作者: 花澤悠
11/19

やさしい虹



その七色の虹が

きみの瞳を濡らしたとき


白い綿毛みたいと思ったぼくは

なにもわかっていなかったんだ

かんがえることを諦めて

しまった


ただふたり蒲公英みたいに

仲良く手を振って

川べりの春の風景に

なれたものだから

かおみあわせ悪戯っ子のように

笑いあったね



蝶が舞っているのは

ゆめをみたぼくを祝ってくれるため

土筆が顔をみせて

きみをみあげて微笑んでいる

そんなかわいいゆめ



ゆっくりと深く呼吸をして

きみの吐息の悩ましさより

やさしい心をみせてほしい

なんということもない

ふだんのきみの


ぽかぽか

ふたりはぽかぽかになり

瞳にやさしい虹が架かる


やさしいはるのはじまり




21/04/13 15:22


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